有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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今日はランだけで

2024年05月04日 | 山野草
今日は黄金週間前半に撮ったラン(蘭)を、今回縦長の画像が多いです。
最初はめっきり見られなくなってしまったギンラン(銀蘭)から。

昔は沢山有ったようですが、環境の変化や食害?盗掘?などで激減しています。
キンランに比べ背丈が低く10~30cm、キンランは30~80cm。

ラン科キンラン属の多年草で北海道(本州)~九州に分布。
※解説が北海道からと本州からとが有り、どちらなのか分かりません。(◞‸◟)

激減してるも環境省の絶滅機種には指定されてませんが、39都府県で指定されてます。
驚いたのは愛知が指定外な事、有る所には有るのでしょうかね?


花の中を撮ろうとするも僅かしか開かないので上手く撮れません。 

更に薄暗い林内なのでISOが上がって花自体も綺麗に撮れず。(T_T) 

こんなに開かない花なのにこれで受粉できるのでしょうか? 

銀の次は金です、キンラン(金襴)。 

明るい所でも見られるのですけど、今回撮った所は林内ばかり。 


ラン科キンラン属の多年草で本州~九州に分布。
環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)、愛知では準絶滅危惧(NT)指定です。
環境省のRDBには45都府県が絶滅危惧種に指定となってました。


ギンランの方が少ないような気がしてましたがやはり有る所には有るのでしょうね。(^^;)

続いてエビネ(海老根)です。 

ラン科エビネ属の多年草で北海道南部~九州に分布。 

林内のやや湿り気の有る所を好むようで、これも撮り難い。 

環境省の準絶滅危惧(NT)、愛知も同じ準指定。
46都道府県で絶滅危惧指定となってますが、残りの1県は何処?(多分沖縄)

最後は有るとは聞いてたものの見付けられなかったユウシュンラン(祐舜蘭)。
名の由来は発見者の植物学者「工藤祐瞬」氏の名前から。

ラン科キンラン属の多年草で北海道南部~九州に分布。
ギンランよりも背が低く草丈は5~15cm、しかもギンランと同じく花があまり開かない。

ギンランよりは少し開くようですが、今回僅かに行くのが遅く花は終盤でした。(T_T)
対照君を使うのを忘れてしまって・・・。
環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)、愛知も同じくⅡ類指定。
42都道府県で絶滅危惧種に指定され、内30都府県でⅠ類指定となってました。

今回はランのみの記事にしてみました。(^^) 
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