元祖・東京きっぷる堂 (gooブログ版)

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「聞いておくれよ、ゴン太君!」:kipple

2005-08-20 00:16:00 | kipple小説


     「聞いておくれよ、ゴン太君!」


 諸君!なんて言ってもどうせ「諸」がつく程、読まれやしない。ああ、オレ、バカだなぁ。

 それじゃぁ、てめ~、あなた、貴様、YOU、Te、君。やっぱり名前があった方がいいや。ドンくん、いや、ゴン太くんにしよう。僕はゴン太くんに決めた。

 さて、とりあえずノンフィクションなので正確をきさねばならないのだろうが、残念な事に僕には「正確」をきす自信がない。

 何故かと言えば僕は何もかもさっぱり分からないし(まあ、自分の守護神が鉄人28号のコントローラだって事くらいは分かってるけど)それだけに、みんな気味が悪い。

 例えば人間は何故、地球上でこうして支配者側になったのか、何故、僕はすでに作られた、この炭酸ガスのめくるめく世界にポンと生み落とされなきゃならないのか。

 宇宙の前には何も無かったのか、無とはどういう事か。これを正確に答えられる人がいたら僕は喜んで靴の底を舐める。(わけねぇだろ。うそつき!とつぶやくだけさ)

 ご容赦していただきたい。ちなみに正確とは「事実にあっている様子」という意味だそうだ。さらに様子とは「なんらかの判断や感情をもたらす主観的な物事の状態」だそうだ。

 まとめて言うと正確とは、「事実にあっていて、なんらかの判断や感情をもたらす主観的な物事の状態」となる。この主観的と言うところがミソである。

 さらに主観的とは・・・伝々と掘り下げていきたいところだが、うんざりして、どうせ結果はメビウスの輪なんだ、と。どこまでいっても、ぐるぐるとフィンガートラップ。

 これは「文字、言葉とは何ぞや?」のちょっとしたヒントになる。僕は、ここで言語学をとやかく言うつもりはないので、あとは想像にまかせるよ、ゴン太くん。

 でも、ちょっと、いいね?悪いね、ゴン太くん。ある古代民族の言語には対意語というものが無かったそうだ。つまり善と悪、低い高い、正・誤・・・これらは皆、一語で表されたんだ。

 もちろん固有名詞について言ってるんじゃないよ。頭のいいゴン太くんには、ちゃんと分かるよねぇ。

 もし、これが抽象名詞の起源ならば、どうどうめぐりは当たり前。そしてこの「主観的」と言う意味づけは実に気がきいているわけだ。

 世の中に、あふれかえっている言語表現は皆、「インチキ」という言語表現に落ち着きそうだ。ああ気味が悪い。ゴン太くんは気味悪くないかい?

 又、横道にそれるけど、ユングの集合的無意識や「実は、この世は一人のインド行者の夢である」なぁ~んて話。

 やっぱり、これだってユングの主観の世界だって考えると、インチキ(主観)をインチキ(ユングの主観)でインチキ(文字・言語)によって種明かししてるんだから、ああ気味が悪い。

 ゴン太くん!起きてるかい?

 さて僕が、これから何を書くかというと、わけの分からぬ宇宙の片隅にポッカリ浮かんだ丸長の玉。

 そこに住んでる人達が、どんなに情報とかのインチキに攪乱され、又、擁護されてゴキゲンになっているかというバカバカしさについて分析しようってわけだ。ども!

 あるSF小説の前書きに、こんなのがある。

「つまりはこうなんだ結局。人間が塵から作られた事を諸君はよく考えてみなくちゃいかん・・・・・・しかしだな、そんな惨めな出だしのわりに人間はまずまず、うまくやってきたじゃないか。・・・」


 僕の手元にある「宇宙論」によると宇宙は今から約55億年前に始まり、水素ガスや塵がぐるぐる回って散らばって時間と空間が発生し、現在に至ってまだ膨張中だそうだ。

 ちなみにエントロピーの法則というやつのおかげで宇宙さんは「T×S」という公式によって、そのうち死んでしまうらしい。もっとも気が遠くなって金玉が抜け落ちてしまうほど先の話だが・・・・

 さて、地球が今から、どのくらい前に出来上がったかは諸説あるけど地質学では26億年前から始生代、原生代・・・という具合に始めている。

 では大幅に見積もっても、少なくとも四捨五入して30億年前には絶対に?地球は出来上がっていたはずである。

 地球の原形完成を30億年前と勝手に仮定するぞ。宇宙年齢が55億才とすると地球は30億才、なかなかの風格じゃないか。新参者め!ビシッ!ビシッ!

 ゴン太くん!起きてるかい?あ、起きてるねぇ、偉いなぁ。

 そしてね、かの有名なアウストラロピテクスさん(ゴン太くんによく似てるねぇ)が登場したのが第1氷期の最中で、約200万年前という事だ。

 その前の29億9千800万年のブランクに何があったのか。1億年くらい前に大きなトカゲさんたちが歩き回ってた事くらいしか僕たちは知らない。

 そしてアルタミラ洞窟に落書きした人類の原形、クロマニョン人(日本じゃ浜北人や牛川人・・・?)が、かなりまっとうな形で登場したのが約1~2万年前だ。測定法によって違うだと?

 じゃかぁしいいいいい!われ!だまらんかい、こらぁ!

 あ、ごめんねぇゴン太くん。どうしてそれがわかるのかって?同じように僕も中学生の頃、社会の時間によくブーたれてたんだなぁ。

 先生は、こう答えたよ。

「地層の古さでわかるのよ」

 なぁ~るほどぉ~、そういう事だ。と、純真だった僕は納得してしまったが、高校の世界史の資料には、こう説明されていた。

「C14という放射性元素の減少の度合いにより推定する。」

 なるほど、そういう事だ。と再び純真だった僕は納得してしまった。が、今、僕の持っている本にはこう書かれている。

「C14を利用したカーボンテストが効果的なのは2千年前から2千5百年前の範囲である」と!

 今度は簡単には納得しない。アウストラロピテクスさんは200万年前、恐竜さんは1億年前であると取りあえず決めると、やはり地層(原石と比較した水和層の厚さ)かなぁと中学校の先生に感心してしまう事になるんだなぁ、うん。

 情報とは、ゴン太くん、このような タヌキの遍歴 を僕に強いるのだよ。

 さて、そんでもって都市文化らしきものがやっと現れてきたのがB.C4000~3000年頃のシュメール人。メソポタミアだ。

 メソポタミアの都市国家誕生を、まずB.C3000年とすると、人類の文明は現在にいたって約5千年間という訳だ。

 地球年齢の約60万分の1が「まずまず、うまくやってきた」我々人類の歴史だ。じゃあ、どんな具合に人類はうまくやってきたのかなぁ。

 シュメール人を見てみよう。ど~も文明と神様は、ひっついているものだが、彼らも例に漏れず、信仰で結ばれた氏族集団が神殿づくりにせっせと励み、ついに都市文化らしき時代を迎えたのであるのねぇ。

 そして出ました。ついにここで文字が発明されてしまったのだね。文字は絵と供に彫刻となり、必ず神様が関係してくるんだよなぁ。

 その後、神様と言語は切っても離れぬ仲となり現実に及んで、世界をのし歩いているんだ。

 さて、そんで、「神様偉い!」とばかり信仰が体系化されてゆくと必ず、どこでも階級が出てくる。差別の始まりだな、うん。

 シュメール人は神官・平民・奴隷という具合。日本じゃ大王=天皇・氏人・部民・という具合。要するに強者は都合よく神様とお友達になってしまうんだぁな、これが。ま、中には自ら神様になってしまう電波系さえいるよ。

 で、実はそれ結構、僕にあてはまったりするんだなぁ。僕は神だと神からお告げが来たこともあったし、高校の時、プロクシマ星系の宇宙人に誘拐されて「君は神様なんだよ」って言われて変な任務を背負ってしまった事もあったものなぁ。

 僕の頭にはイスカンダルでとれた鉱石「ピカール」が埋め込まれていて、それは神の証拠で人類を救済しなければいけないと、長い間思い込んでいたものなぁ。

 あ、ゴン太くん、僕の事を変な目で見てるね。それは妄想だって言いたいんだろう。でも妄想の方がリアルな時ってのも人生には必ずあるものなんだよ。え?ゴン太くんには無いって?・・・そうか・・・いいなぁゴン太くんは

 あれ?何を話してたんだっけ?そうそう強者と神様の事だったね、続けるね。

 そんで弱者、敗者は次々に神様と縁遠くなり、神様のお友達の王様による神様の伝言に従う事になるんだなぁ。その結果、王様にこき使われる訳なんだよ。

 あちこちに文明が出現すると人種ごと部族ごと語族ごとのそれぞれの王様と全て異なる神様がお友達になってしまうんだな。

 実に神様は八方美人なのだ。それに神様は、たいてい、巫女たちによる伝言形式で情報を与えてくるのであるのだなぁ、これが。

 神様は、きっと姿なくして声(幻聴)だけのものに違いない。この声をロゴスという。

 しっかしだなぁ、このロゴスはメチャメチャなんだよ。言ってる事が場所・時代・状況により、たえず変わってしまうのだ。

 神様は、とんでもない嘘つきか、とんでもないお調子者か、とんでもない口下手に違いない。さもなきゃ、パープーだぁ。

 さて、神の都メソポタミアのシュメール人はセム語族にぶっ殺されていき、バビロニアとなりインド・ヨーロッパ語族が馬や戦車で乗り込み、またまた、あちこちで殺戮を繰り返し、ついにエジプトとメソポタミアは結びつき、オリエントは一体化していったのだぁあ!

 どこでもそうだが、小国が大国として統一される際には、凄まじき大殺戮の過程があるのであるな、うん。起きてる?ゴン太くん。

 んんで、大国化しても変わらないのは、専制君主は必ず最高の神官、あるいは神自身として君臨する事って訳だぁ。

 もちろん神様は言語として登場しない場合もあった。星や動物や植物を崇める自然崇拝の多神教でありんすなあ。

 さりとて!これも言語と大した違いはない。ない。人々は星や動物を崇め、それによって都合のよい情報を乞うたのだからにして。自作自演の自己マインドコントロール=文明ってか。

 古代から人類は目に見えぬ何者かの情報に胸をときめかせていたわけだぁ。みんな僕と一緒ね。電波が遙か数万光年の彼方から、数億年の過去から飛んで来るんでしょ。うふ。

 かくして、神の情報を都合よく信じ込むことにより、あらゆる殺戮が繰り返され、そのおかげで世界は、いたるところで大きくまとまりを遂げていくのだったぁ!

 これは神の情報を欲望とシャッフルさせ、たとえ錯覚であれナルシズムであれ、とにかく人類の歩みに偉大なる成果として貢献していったっつう訳だぁ!

 神様も時にヒューマニティーを発することがあった。エジプトで奴隷としてこき使われていたヘブライ人をモーゼというイカれたメッセンジャーを使い助け出したそうだ!

 なんと情報しかもたらさなかった神様が、この時に限って実力行使に出た。エジプトを血の海にしたり、海をまっぷたつに裂いたり、と。

 そしてシナイ山ではイナズマによって十戒を文字として石版に刻みつけたそうな。これをトーラというそうな。インチキが次第に妄想となって未来にとどくのね。

 神様も、よーやるわ。さんざん、こけおどしをやって、しまいにはお得意の情報だけ残して、めでたしめでたし。あちゃー、なんとまどろっこしいのでしょう。実にエキセントリック。別の言い方すれば、キチガイか・・・おい!不謹慎だその言葉使うな!へぇ、ども!

 神様は、この頃に限ってちょくちょくせこい手練手管を労して他にも、ちょこちょこヒューマニティーの伝言ゲームをやらかしていたらしい。

 それはモーゼもそうだが、世界各地に出没した救済者とか呼ばれる超能力メッセンジャーボーイたちである。これをスーパープロパガンダと名づける。

 ついに情報だけでは、まどろこしくなり伝達メディアとして派手なおしゃべりエスパーを地球上に実体化させたわけだ。なぁ。

 まずアジアじゃ仏陀だなぁ。なんと彼は瞑想によって天眠を得、死と再生の反復を見、宿主随念智(過去世の全ての情報)を得てしまったのだ。えれぇこったい。

 これを悟りと言う。精神病理学では何というかは伏せておこう。

 して、彼は煩悩を断ちきり解脱しろ、八正道により中道を歩め、そこにはカーストの差別は無いとの情報をもたらし、これは広まったぁああ!

 なんとギリシア哲学にも伝わり、グノーシス主義のエンペドクレスも仏陀になってしまい、どういうわけか彼はサンダルをきちんと揃えて、火口から愛の純粋飛び降り自殺をしてしまったとさ。

 いうまでもなく、その後、仏教は多岐に分かれ多くの争いを生み多くの死者をだした。

 又、神様が派遣したのはツァラトゥストラ、ペルシャのゾロアスターさんがいる。

 彼は予知能力を持っていて、しかもプレコグだったらしい。

 それにしても神様は、いたずら好きというか気が変わりやすいというか、今度は神様は善神と悪神の2神であると言い出したのだ。ここに神様の「てめぇら勝手にしやがれ」と善悪の選択を人間の自由意志に任せるという投げやりな態度がうかがえる。

 彼、ゾロアスターは火こそ全て、火は全てを浄化すると言いふらし、肉体は復活すると教え、それはユダヤ教とキリスト教に大きく繋がっていったらしい。

 ところでヘブライ人の超能力者、モーゼだが、彼はゾロアスターから都合のいい倫理解釈を抜き出し、唯一神はヤーウェであると言い出したんだな。

 ヤーウェはヘブライ語で「ある」という意味だが、何故か当時、口にする事を禁じられていた。「ある」と言ってはいけないのだ!それじゃぁ対意語が、いっついだったってさっきの話からすると、「ある」を抜かせは「ない」になるじゃないかぁ。へへ!僕って天才。

 きっと神様は「ない」に違いない。だから「ある」と人々に嘘をつかせたくなったのだ。へ?おかしいか?いいんだよ。時に神様は可愛らしく思える。バカだから。

 さて、後にエルサレムに神殿を建て、これはユダヤ教となったものは言うまでもなく、例に漏れず、のちに死者の山を作った。

 さてさて、旧約に「エリヤが弟子のエリシャに霊の二分の一を与え生身のまま天に昇り大いなる日が来る前に神は再びエリヤをつかはさん」とある。ん、ある。

 そして出たのがスーパースター・イエスなのだぁあ!はて、エリヤがイエスか、エリシャがパウロか、ヨハネがエリヤか、バカな僕にはよくわからんが(分かる方が怖いって)、とにかく神様はマウグストゥス帝治下のユダヤにイエスを実体化させた。

 ところがイエスはユダヤ教の指導者を、こき下ろしてしまったのだ。神様は口先だけで現実に目をそむけているか、遊んでいるか、とにかく可哀相なのはイエスであるな、うん。

 イエスは超能力を発揮し、死人をよみがえらせ病人を治し、一生懸命弱者をいたわり隣人愛を説いたのち、民衆にも裏切られ無抵抗のまま十字架の上で串刺しにされてしまった。(本当かいな?そうかいな?)

 これは悲劇のヒーローとなるにふさわしい顛末で、よって後、彼は世界的な侵略性に富んだスーパープロパガンダとなり、もちろん彼の残した情報のため天文学的な死者を生んだ。

 ちなみにイエスはタイムトラベルも出来たらしい。そしてイエスの最後の言葉

「わが神、なぜ我をみすて給ひし」

 これは悲痛である。この時、おそらくタイムトラベルで見たものをイエスは忘れてしまったのだろう。

 イエスの伝達機能としての回路は閉ざされてしまったに違いない。イエスの前にアスクレピオスという超能力者がいた。彼も又、死人をよみがえらせてしまった。

 その結果、彼はゼウスの怒りに触れ、キュロワープスによってイナズマで殺されてしまった。神様というものは間接的な殺戮に対しては、ひどくルーズなくせに何故か死人をよみがえらせる事にかけては、とってもナーバスである。

 神様は何を企だてているのだろうか。たとえスーパープロパガンダといえども死人をよみがえらせてはいけないのだろうか。

 情報は甦った死人に対してろくな印象を与えていないんだなぁ、これが。おぞましいゾンビ。フランケンシュタインのモンスター。一滴の血液によって蘇るドラキュラ。

 僕はこう思う。死=聖域だ。聖域=神のうち。ヒントは子供だ。7つまでは神のうちと。まだ聖域から現世へやってきて間もない子供は昔からよく消え失せてしまう。

 笛吹きによって街中の子供たちが消えてしまう話や悪い子供をひっさらうナマハゲ、要するに神隠しは子供だけに起こるのだな、ふん。

 僕は、これは子供が聖域の秘密を思い出してしまったために消されてしまうんだと思う。これから考えると神の域はおそらく、人に知られてはいけないものなのだ。やばいんだ。インチキがバレるのが。

 だから一度死に、聖域に入ってその情報を持ったまま生き返る者は神にとって大変な危険人物なのであろうなぁ、うんうん。ままよ。

 キリスト教とユダヤ教から派生し形を変え出現した宗教は多い。じゃ、その中から有名なスーパープロパガンダを2人紹介してから、宗教の話を打ち切ろう。

 僕は、もう飽きてきたんだよ。

 まずイスラム教のマホメット。ちなみにイスラムとは服従すべきものだそうだ。イスラム教はキリスト教を引き継ぎ、唯一神教だ。

 ご存じ、アッラーフがマホメットに啓示を与え天使ガブリエルに媒介させ、それはコーランという情報になった。この宗教はイエスを否定している。何故かといえば、神の唯一性を最も重んじているからだそうだ。

 次にマニさん。この人は、肉体は悪、精神は善とし、ゾロアスター教に似た善悪2元論が取り入れられている。そして、ここでもイエスは悪の原理とされているそうだ。

 このようにキリスト教から影響され出現した宗教、それを生み出したスーパープロパガンダたちはイエスを悪役に仕立て上げている。

 僕は思う。神様は人を甦らせたイエスを、徹底的に悪役に仕立て上げるために、その後のスーパープロパガンダたちにはイエスを否定する聖なる情報を持ち込ませた。

 さてさて、こうして7世紀あたりまでゾロゾロやってきていた大物スーパープロパガンダは、その後パッタリと現れなくなる。

 小物はチョロチョロ出てくるが、規模が違う。何故か?神様はあきらめたのか?それとも、もうその必要は無くなったのか。

 それは、こうである。実は神的情報のネタが尽きたのである。何故、僕が知ってるかって。それはねぇ、ふふ、ちょっと神の域にスパイを放ってるんだよ。ひひひ。

 後から出現した神体示現者は、ちょこざいなものでいい。彼らは、すでに前出の大物スーパープロパガンダたちによって築かれたものを多様化させていくだけなのだ。

 さて、7世紀までに伝わった神的情報の大物たちは小国群を大国に統合させるため、とても役だったんだったねぇ。

 各各神様の情報圏ごとにぶっ殺し合いが続き、殆ど現在の大国の原形は、この頃築かれたと言っていいのではなかろうかねぇ。

 え?じゃあ、アメリカは?って?わかってないなぁ~。あああ、今、僕に尋ねたのは誰?ゴン太くん?

 あれ?ゴン太くんは、とっくにどっか行っちゃったみたいだねぇ。そうだよなぁ人のこんな妄想話に、さすがのゴン太くんもつきあっちゃいらんめい。

 ってな事、こんな妄想に昼夜と耽っていると女の子にもてないんだよなぁ。頭もクルクル来ちゃうし。いけないんだなぁ。

 “もう止めたら?”

 あれぇ?“もう止めたら?”って、いないはずのゴン太くんの声が聞こえるよ。じゃ透明なゴン太くんに話しかけよう!

 僕は真夜中に、こんな事ばかりを考えるのは止めたらっていうゴン太くんの忠告にしたがうんだ!妄想に浸ってうっとりするのも暫くお休みさぁ。

 僕は暫く僕が全宇宙を光に導く東丈である事や、僕の脳髄に向けて飛んでくる電波の事は考えないようにするよ。




“ゴン太くん!僕も時間を無くしたくないからねぇ!”

“あれ?ゴン太くんって僕の妄想だったっけ?れれ?”


            

                        


This novel was written by kipple
(これは小説なり。フィクションなり。妄想なり。)



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