KINOKO WEB

きのこ関係です。ときどき植物。

秋葉原

2017-02-03 | いろいろ
神保町まで、時間に余裕のあるときは、秋葉原から歩くことにしてる。
パソコンばっかりやっているこの時期は、運動不足になりやすい。

「植物を語ろう2017関東新年会~リスタートin神保町」
「関東新年会&園芸同友会冬のセミナー」
というのに、なぜか参加した。

セミナーは2つ
「ハーブ王子 山下智道の『野草生活』のすすめ
「木原流 世界の歩き方~写真の奥先にある植物のドラマ」

山下智道さんは、2年前からハーブ王子の活動をはじめたそうだ。
ノゲシやハコベなど、身近な野草を料理に利用したりする。
ぜひとも、野草をもりあげていただきたい。

木原さんとは、ときどきお酒の席でお会いすることがある。
前回は4年くらい前だろうか、私はまだサラリーマンをしていた。
おれたちの世代がまだ元気だからなぁ。
若い人たちはたいへんだよなぁ。
などと話していた。

確かに写真家に定年はない。
木原さんは、そろそろ70になろうというのにとてもお元気。



柳森神社 2017年2月3日 14:26
EOS M3,EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM






柳森神社 2017年2月3日 14:23
EOS M3,EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM






柳森神社 2017年2月3日 14:24
EOS M3,EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM



植物の撮影は奥が深い。
草にまみれた地味な植物を、それなりに撮るのは特にむずかしい。
いまだに撮りかたを追求してる。


ヤマケイのカラー名鑑「日本のきのこ」の多く写真は伊沢さんだけど、
ところどころに、木原さんの写真もある。
そんな写真には、木原さんらしい作風があらわれてる。

木原さんは、山岳写真家白川義員氏の助手として半年間ヒマラヤに同行したあと、
植物写真家故冨成忠夫氏の助手を6年ほどしてから写真家として独立。
特に白川義員氏はきびしい方で、命の危険を感じた体験もあったそうだ。
故冨成忠夫氏からは、写真のみつめかたを学んだそうだ。

それにくらべ私は、
なんの経験をつむこともなく、のほほんと写真を撮るようになった。



万世橋 2017年2月3日 18:44
EOS M3,EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM






秋葉原 2017年2月3日 18:45
EOS M3,EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM






秋葉原 2017年2月3日 18:50
EOS M3,EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM



きのこを撮りはじめたころの私は、写真の知識をほとんどもちあわせてなかった。
木原さんの「植物写真マニュアル」を熟読したものだ。
機材の紹介で、アオリ機能つきのローライフレックスSL66というのがあって、
本気でほしいとおもった。

でも、カメラ屋さんにいってみると、注文しないでくれとかたくお願いされた。
以前のお客さんで、箱をあけてみると、新品なのに壊れていたという。
それでも保障対象外となり、お客さんがなくことになったという。

結局、ハッセルというカメラを使い、デジタルカメラにおきかわるまでの10年間ほど、
しっかりと役割をはたしてくれた。