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きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

新しい帯結びを、協会の技術教材に…

2015-07-24 15:45:47 | 振袖着付け

名前は未定です。
「全日本きもの文化研究協会」の「帯結び研修」でお勉強する、新しい帯結びが決定。
今回の帯結びの五名の担当者は、帯結びのテキストを作成するために、撮影会を開きました。

一番最後に決めるのは、帯結びの名前…いつものことながら、最終的に名前は決まっていません。

次回の協会の研修で紹介され、新たなリストに入ります。



 



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梅雨明けの「虫干し」…座敷いっぱいに

2015-07-24 15:18:39 | 生活情報

打掛、振袖、留袖などを「陰干し」…風を通して幾日も。
南九州も梅雨明けいたしましたが、雨が降りやまず、気になるのは衣裳のカビ。
一週間ほど前から、いろんな衣裳を引き出して座敷に広げ、カビの点検をいたしました。

なにしろ衣裳の点数が多くて、和室に広げるのも大仕事。
吊り下げる所も限られ、おまけに、いろいろな教室もありますから大変です。

打掛・舞踊衣裳・留袖・振袖・喪服…etc
それでも一週間かけて、なんとかなりそうなところまでこぎつけました。



 



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振袖のあとは、帯専科…

2015-07-24 11:02:10 | 振袖着付け

「帯専科」も基本に戻って
振袖の着付けを学んでいた甲斐さんは、先日「着付けの資格」を取得されました。
どんな方でも、その方に合った帯結びを手に入れたいと、新たに帯専科で学ぶことになりました。

何事も最初は基本に戻ることが大切ですが、帯専科も基本の「お太鼓系」から始まります。
帯専科でも、袋帯の結び方だけではなく、名古屋帯や半巾帯の変化結びも学びます。
甲斐さんはセンスのいい生徒さん。これからさらに着付けの腕を磨かれて、「来年の成人式の着付け」に合流されるのを今から楽しみにしています。

今では「きつけ塾いちき」の全国の関連校でも、「帯専科」が好評で、多くの人が真剣に学ばれています。






 



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鹿児島で「舞踊の会」…針箱の中味

2015-07-23 16:58:07 | 舞踊の着付け

台風12号が心配ですが…
来る7月26日(日)12時半から、「サンエールかごしま」の講堂で、「花柳二獅弥の会」が開催されます。
古典舞踊が披露される中で、本衣裳で踊られる「花の三番叟」と「二人三番叟」の着付けを承っています。
この二演目を延べ三名にお着せすることになっています。
今日は準備が出来て、25日(土)のリハーサル、26日(日)の本番に備えました。
台風12号が近づいていて心配ですが、どんなことがあっても対応できるようにしておかないと衣裳方失格ですから…

ところで下の写真は、当日持っていくものです。
アイロンは、リハーサルで使った衣裳のシワを取るためです。
縫製セットは先日のブログで書いた同じものです。
下のクリアケースには、着付けに必要な、ありとあらゆるものが入っています。
写っているもののうちで、いくつお分かりになりますか。




 



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今日の宮崎は、「振袖専科」

2015-07-23 11:27:06 | 振袖着付け

からだに染み込むまで…基本の繰り返し
今日は朝から「振袖専科」。
衿付けから本格的な着付けまで、それぞれのレベルに合わせてカリキュラムがすすんでいます。
「きつけ塾いちき」は、他装の着せ付けの教室が多いこともあって、現場に役立つ実践的な指導をしています。
着付け上達の近道は、「基本に立ち返ること…」
慣れてくると我流が出てきて、わき道にそれてきます。
どんなベテランでも、基本・基本・基本…体に染み付くまで…基本です



 



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着付けのアイテム⑤…裁縫セットと糸巻器

2015-07-22 15:38:27 | 和の小物

便利で使いやすい裁縫セット
写真の左側二枚は「裁縫セット」です。
いちばん左の写真の黄色いふたを開けると、箱の中には針山、糸通し器、ハサミなどが入っています。
取っ手の付いた、いちばん上のふたをスライドさせて裏返すと、針山や糸通し器などの取付口となっています。
箱の後ろ上の黄色い所からは、赤、白、黒の糸が出ていて、いつでも好きなだけ引き出せるようになっています。
日本舞踊着付けの現場では、大変重宝しています。
箱の寸法は、幅23㎝、高さ22㎝、奥行き18㎝ほどです。



裁縫セットに欠かせない糸巻き器
裁縫セットのボビンの糸がなくなると、活躍するのが糸巻き器です。
この糸巻き器は二代目で、最初は手動でした。
現場に出る前にボビンを点検して少なくなった糸を補充するわけです。
箱の中には、4.5ボルトのモーターと補助機器が入っています。
箱の寸法は、幅14㎝、高さ15㎝、奥行き8㎝ほどです。
この裁縫セットはあくまでも個人用。大きな舞踊の会には、高さ120㎝くらいのものがあります。
いずれも手づくりです。

 



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着付けのアイテム④…糸切りカッター

2015-07-22 10:30:56 | 和の小物

生地を切らずに、簡単に糸切りが出来ます。
日本舞踊などの着付けで、衿などを糸で留め付ける時に使う便利な道具が市販されています。
鹿児島のスタッフが見つけてきて、今では私たちの衣裳方のほとんどが使っています。

ハサミですと、切りすぎて生地まで傷める時がありますが、この「クローバー製、糸切りカッター・ペンダント」は使い勝手も良くて安全です。
大きさは、直径3cm位です。百円ショップの「伸縮リール」に、このカッターを取り付けて使っています。

趣味の店などで販売されていて、価格は700円代から1,000円くらいだと思います。




 



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着付けのアイテム③…有松の指貫

2015-07-22 01:09:38 | 和の小物

「縫い締め絞り」の指貫です。
この指抜きは、有松絞りの「縫い締め絞り」の職人さんが、宮崎の「きつけ塾いちき」にお越しになった時にプレゼントされたものです。
それ以来、この指貫を使うようになりました。
日本舞踊の着付けでは、衣裳を糸で留める作業があります。そうしないと踊っているうちに着崩れるからです。
もちろん着崩れてもいい演目もあるわけですが…
衿を縫う時など、生地は厚いし衿芯も入っているとなると、カヨワイ女の指先では針が通っていかないのです。
そんな時の強い味方が「有松の指抜き」。

簡単ですので、ご自分でお作りになっては如何でしょうか。
ご自分の持っていらっしゃる生地(あまり薄いものはさけて…)で、十円玉をくるんでお造りになってはいかがでしょうか。
ご希望の方にはお作り致しますが、ご自分でお作りになった方が愛着も湧くと思います。
帯結びの時、指にかけていても、この指抜きは邪魔になりません。



 






 

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福岡、小倉の「舞踊と振袖の着付け専門講座」/8月予定

2015-07-21 20:25:58 | 舞踊と振袖の着付け

4年目の講座のスタートです。
毎月行なわれている、「舞踊と振袖の着付け専門講座」も、7月で三年が過ぎ、8月から四年目がスタートすることになります。
受講生の皆さんが楽しく学ばれて、指導させて頂く4人の講師もありがたく感謝しております。
各部門の受講生の皆さまも技術が上がり、着付けの舞台で充分に活躍できる方が多くなってまいりました。
日本舞踊着付け部門は、来年くらいから、各流派の舞台裏をお任せ頂けることと思っています。
また、振袖着付け、帯専科部門は、来年の成人式の着付けに向けて、プロの着付けが出来るようしなければなりません。

8月の3日間のスケジュールをご覧頂きます。のべ24人が課題を学びます。
下の表は、この3日間のスケジュールです。
受講生24名ののお名前は伏せてありますが、いろいろな内容でお勉強されている様子がわかるかと思います。

当日の見学は自由です。

ベテランから未経験者まで、レベルの違いと、学ぶ内容の違う受講生が、楽しく一緒に学ぶ不思議な空間。
 
受講生の皆さんと、あなたも一緒に学びませんか。


 見学などのお問合せは、090-4489-9745 担当 いちき

  



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小浦先生の今日の創作結びです。

2015-07-21 16:52:20 | 振袖着付け

名前も決まっていません。
ベテランの小浦課長は、創作結びが得意の分野。
「きつけ塾いちき」の「帯専科上級コース」のテキストは、彼女の作品です。

朝から何やら帯を触っているのでようすを見ていたら、研修生向けに考えた帯結びのようです。
帯結びを考えはじめたら夢中になるので、深夜まで及びます。
「好きこそものの上手」と言われますが、学院長と小浦先生のオリジナルは、かなりの数にのぼります。

このオリジナルの帯結び…まだ名前も決まっていません。



  



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