きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

着せ付けのアイテム①…着付けの竹ベラ

2015-07-20 17:14:45 | 和の小物

シワ取りだけではないヘラ
三十数年間、着付け教室や、振袖・舞踊・花嫁の着付けを本業にしてきました。
特に、歴史的にも男性の仕事であった「舞踊の着付け」などに関わってきた関係で、男性の力に負けない工夫が必要でした。
「女の衣裳方に器量はいらない、力ひとつあればいい」などと、冗談が飛び交ったものです。
ですから、力のない女の衣裳方でもスムーズに着付けの出来る小道具が必要でした。
そんな中で生まれたのが、竹で作ったシワ取りのヘラでした。二十年程前のことです。
最近では、インターネットでもプラスチック製のものが販売されているようです。

三十年間の技術を潜ませて…
ところで、私たちのこのヘラの長さや厚み、その巾は、三十年間の舞踊着付けの経験に裏打ちされた着付けの技術が潜ませてあります。
大きくなった真竹を一年以上乾燥させ、着付けを専門にしている衣裳方が、使い勝手のいいように手作りしています。
使う場所はいろいろあります。
着付けたあとのおはしょりや腰回りのシワ取り」「後見結びの仕上げ」「半巾や角帯の仕上げ」「抱え帯の仕上げ」…etc。



初めて販売いたします。(使い方は説明書添付)
今回写真のヘラを、このブログだけで販売したいと考えています。
ヘラは、先端の丸い平型と、尖った鋭型の二種類があります。
ご注文頂いてから手作り致しますので、少々時間を頂きます。使い方の説明書も添付いたします。
ただし、メールだけのご注文…(30本限定)…になります。プロの小道具をお試しください。
価格は、一本1,080円(税込)。入金先は返信メールで、ご入金確認後の発送となります。

ご注文は ホームページのお問合せ画面  

 




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