「着付け時間」を短縮したくて…
舞踊の着付けに伺うと、番組が押して4~5分で着せ付けなくてはならない場合があります。
そんな時に限って、衿を留める針の糸がなくなっていて、あわてて針の糸通しに難儀する羽目になってしまいます。
この問題を解決する便利な小道具のひとつが、巾22センチ・奥行18センチ・高さ22センチの、この糸通し器です。
1、移動のときには手軽に持っていけます。
2、前のふたは引き上げ式になっていて、中には二段の引き出しがあります。
3、一番上の板をスライドさせて裏返すと、器具の取り付け面になっています。
4、糸通し器の一番奥は三種類の糸が出てくるようになっています。糸巻きは、3の写真の引き出し一番奥の筒の中に入っています。
5、「簡単・糸通し」、「ハサミ入れ(2か所)」、「針山」を取り付けた様子です。ピンク色の器具は、簡単に糸通しの出来るもので、重宝しています。
6、準備完了。(基本的には赤・白・黒の三色を入れてあります。)
この糸通し器…特に視力が落ちてきた方にはたいへん便利で、家庭でも手軽に使える優れものです。
日本舞踊の舞台裏では、もう少し大型で、立って使える背の高いものを使います。
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