岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

小さいタイヤ屋の如意棒!    その2

2012年04月20日 | タイヤビジネス
実体のお店の小ささは 「心」の世界では関係ない 「小さいと言う事実を如何様にも変化させるのが如意棒である」というのがその1の意図でした。

昨夜も下痢下痢が続いてまだまだ浄化作用が続いている私です 今日はさすがに「赤玉」(整腸剤)のやっかいになりました。
もう体内にイカン物はないと思われますが・・・・・。


タイヤビジネスの面白さは お客様の気持ちを忖度して言わんとする本音を読み取る読心術みたいな所にあります。
「安いタイヤくれ」といわれるお客様の 「安い」という言葉は一つの煙幕です 実は「これだ」という商品を選んでいるわけでない場合が多いものです。  「安い」という表現が指す「安さ」とは一体いくらでしょうか? わかりません 私もわからなければお客様自信も解っておられない  ただ漠然とした予算を聞きたいという本音が隠されています。 それと共に心情に合う店か合わない店かを判断しようとする警戒感をお持ちです。

受け手の我々はまず お客様の警戒感を解くのを第一にしなければなりません。
ハハン このお客様は私達の店に興味はあるが高いタイヤを売りつけられないか心配していらっしゃるな・・・なんて具合です。


そこでにっこりして・・(にっこりするのが大事です)・・・ありますありますと強調するのが私の流儀です。
「安い」という物指しが伸び縮みすると 最高級タイヤのB社レグノまで安く感じますよ・・・レクサス800万と比べたらたとえ30万のタイヤであっても「安い」訳ですから・・・ありますありますと自信たっぷりに言う所がミソです。

それだけでいっぺんにお客様の警戒感バリアーはガードを下げてしまわれます。
それからはこっちのペースで話が転がっていきます。

「安い」という言葉は 比較する対象がこっちの物指しで 例えば「命」であっても 「車」であっても 「家」であってもタイヤより高いわけですから 比較できます。
これが「安く」という言葉に対して如意棒が働いている とこうなるわけです。


何か誘導尋問みたいですね でも商人の智恵なんですニコッと笑ってありますあります  案外好印象をもっていただけます。




スゴウ店の臼井店長の得意技です。


わたし幸せでありますあります。