まーどんなぶろぐ

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■入国ビザ

2005年08月25日 | 日毎の些事
8月下旬に米国へ出張に行くから、 と連れ合いが言っていたのが7月のこと。 海外への短期出張は始終あることですが、 米国へ行くのは久しぶりです。 NYのテロ以降は入国審査が強化されていると聞いていたので、 準備を怠りなくと話していたんですが、 とんだ盲点に引っかかってしまいました。 まず、直近の米国入国査証情報を。
米国渡航の際に施行されていた【機械読取式旅券でない旅券(=非MRP)を所持した査証免除プログラム(=VWP)対象国籍者が初回のみ米国入国を許可されるという特別措置】は、2005年6月25日で終了となりました。 6/26以降、非MRPを所持してのVWP対象国籍者の米国無査証渡航は一切不可となっています。
現在、日本は米国入国時の査証免除プログラム(=VWP)対象国となっているので、観光旅行などで米国に行く時に面倒なことはないのですが、 パスポートが機械読取式でない場合は入国ビザが必要だということなんです。

機械読取式は顔写真の下にこんな記号が印字されています。
P<JPNGAIMU<<HANAKO<<<<<< ・・・・
MJ12345678JPN9876543F0000000<<<<<8
在外公館で発行されたパスポートの中には機械読取式になっていないものがあると聞き、 イタリアの日本領事館で発行してもらった連れ合いのパスポートを見たら・・・、  ”THIS JAPANESE PASSPORT IS NOT MACHINE READABLE” と書いてあるではありませんか!

これに気づいたのが、 出発の4日前、 しかも週末。 海外駐在員を多く抱える勤務先ですから、 在外公館で発行されたパスポートを所持している人が少なからずいることくらいスタッフだってわかっているはずなんんですが、 たまたま連れ合いは 担当部署が変わり誰も気が付かなかったようです、 とは言え、渡航手続の一切合切をスタッフに任せっきりにしていた連れ合いが悪いんですよ。 もう~まったく…(アホなんだから!)…、 私は声に出しては言いませんでしたが本人は自覚しているでしょう。

それとなく、解決方法を検索し、
米国大使館にビザ申請に行く。 
パスポートを機械読取式のものに切替えてもらう。
でも日数的に間に合うかな・・・?

週明け早々、 勤務先に常駐しているトラベル・エージェントの担当者に対処を頼んだようです。 代理店側は 連れ合いのスタッフから航空券の手配依頼を受けた際にパスポートのチェックを怠ったという失態があったわけですから、 あわててパスポート切り替えの書類を用意し、 都庁の旅券課への申請手配を整えてくれました。 個人で申請すると1週間はかかる切り替えが、 代理店が入ると3日間でできるんですね。

ということで出発の日の朝、 旅券課に行き機械読取式旅券を交付してもらい、その足で成田に急ぎ、 先程無事出国手続完了と連絡がありました。 

海外の大使館、領事館で交付されたパスポートをお持ちの方は、 機械読取式になっているかどうか一度確認されることをおすすめします、 いつ何時アメリカへ行くことになるかわかりませんからね。
詳細はこちら  外務省 渡航関連情報 パスポート について

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