旅つづり日々つづり2

旅のような日常と、日常のような旅の記録と記憶。

宣言してみたら、あちこちから声が届いた

2015年07月18日 08時52分34秒 | 社会と政治のこと
「日曜日にデモに行きます」宣言をしてから30分・・・
ぼつりぽつりと返信が届き始めた。しかもどれもあたたかい。怒っているけどあたたかい。
無視されることが一番怖かったのだけど、必要なのは「言いだしっぺ」だったんだと気づく。
以下少し紹介。

◆子どもの現場の最前線にいる尊敬すべき女性から

「おーっ!個人の意思で動く人!そしてそれを公言する人!かっこいいと思います。
 私は職場の労働組合に入っていますので、安保法制や沖縄など、政治にもの言う
 活動に関わっています。基本的に私は、子どもたちにとってどうなのかという視点で
 動いていきますので、もちろん今の安保の動きには納得いきません。
 そしてそれぞれができることを確実にやっていく琴が政治を変えていくとも思います。
 どうにかしたい人から動きましょう」

→明石を中心に行動されています。8月2日に「ピースフェスタ」開催。

◆旅を通じて出会った友人から
 
 「私は遠方やし、4人の子を抱えているから大阪にはいけません。しかし、誰よりも
 怒っているし、心底デモを応援します。
 ここまでやられて支持、非支持が拮抗している日本国民って何なんだ?馬鹿にされて
 いるのに気づいてない?経済だけを最優先?
 政権の学者、学問を愚弄する態度も許せません。本を焼く政権は人も焼くようになります。
 誰よりも怒る理由があるのは、私ら子どもを産み育てているおばちゃんです。私たちの
 子どもがその子ども、その子どもが孫を育てる邪魔をする政治はいりません。」

→メコン川のボートの上で出会った彼女。「勉強してるとアドレナリンがでてくるねん」
 という言葉が衝撃的やった。いつも何かを考えていて、クールなのに情にもろい。
 「旅つづり日々つづり」でも紹介しています。http://blog.goo.ne.jp/eurotrek/e/b496de07db052638adc2c5569120ccf5?fm=entry_awp_sleep

◆3月まで働いていた保育園の後輩たち

「私もあんなに反対してるものを、こんなに強引に通すことに一番不安を覚えています。いずれ
 近い未来、平和への思いを口にしただけで、非国民だ!と虐げられた昔の日本が戻ってくるの
 ではとすごく怖いです。私は当たり前に戦争反対!平和を守りたいと思います。
 だから安保法案も反対です。うまく言葉がでてこずすいません。
 SEALDs関西の活動よく目にします。19日のデモには参加できませんが、参加することで
 新しい気づきもあるのかな、とメールをいただいて思いました。それまでに更に勉強して
 自分なりの理解を得たいと思います。」

「めんどくさいメールだなんてとんでもないです!毎日安保法案についてのニュースが流れ、
採決されたことに「どうして?なんで?」「国民の声や想いはどうなるの?」と思いながらも、
何もせずに毎日過ごしている自分がいます。情けないです。
残念ながら20日は予定があり参加することはできないのですが、小島先生からのメールを読んで
改めて色々なことを考えるきっかけになりました。
デモに参加はできないですが、沢山の人々が反対を訴える声や平和を願う想いが少しでも届いて
欲しいと願っています。わざわざ連絡ありがとうございました。
また近々みんなでお会いできるのを楽しみにしています!」

「私は安保法案が勝手にどんどん決まっていくのをニュースで見て、なんで?それは違うのでは?と
 思っていました。19日のデモには予定があるため参加出来ませんが、違う方法でも自分の気持ち、
 思いを届けていけるようにできたらとあらためて思いました。
 ジッとして何もしないよりは今動くべきなんだと。
 メールありがとうございました。また会いたいです!会いましょう!近々!!!!」

→彼女たちは全員20代の保育士。新人の時から一緒に仕事をしてきたが、いつの間にこんなに
 自分の言葉で自分の意見が言えるようになったんだろう。以前は会議でこんな話に少しでも
 傾いた瞬間、場が凍り付き無関心と黙殺で済まされていたというのに。
 このメールは本当に嬉しかった。自慢の後輩たち。自慢の保育園。
 
 文面の端々から「これはすぐに返信せなコジマにどえらいめにあわされる。へたなこと言うたら
 またこてんぱんにされる」という切羽詰まったものも感じるが(笑)ま、いっか。
 ありがとう。私こわかったもんねー。


◆ママ友から友になった友人


「梢ちゃんメールありがとう。メールするのも、ブログ書くのも、相当の覚悟と勇気がいったのでは、
 と思います。デモの事教えてくれてありがとう。地元を離れてからは政治の事とか誰とも話できな
 かったし、こんな保守的な町では、めっそうもない。ってそんな時に梢ちゃんが想いをぶつけてき
 てくれて、うれしかったよ。ありがとう。
 デモに行くか行かないかはまだ迷い中。自分で決めたいと思います。
 梢ちゃんみたいなまっすぐな友達がいて幸せです。まだ私たちにできる事はいっぱいあるもんね。
 平和ぼけしている日本人、今立ち上がらねば。おやすみ。」

→大人になってから知り合った友人と、こんな深い話ができただけでも意味があったと思う。
 ありがとう。

◆大学の時の友人


「メールありがとう。知らないアドレスもあったけと、梢がこの人と是非!っていうメンバーだったん
 だろうね。その中に私も入れてくれてありがとう。
 何回も私なりに固い頭で考えて、新聞しっかり読もう、ニュースを聞こうとか色々やってみたけど、
 長続きしない。やっぱりわからない。だから、誰とも自分からは政治の話はしなかった。
 言わないのじゃなくて、何もいえなかったんだ。
 でも、やっぱりやっぱりそんなままではイヤやから、子ども新聞をとることにした。勉強するよ。
 いろんなこと知るよ。
 ずっと恥ずかしくて言えなかったけど、梢のまっすぐな気持ちに目を逸らすことができなかったし、
 適当なカッコつけた言い訳したくなかった。私もせめて気持ちまっすぐに応えたかった。
 デモには行けない。でも、私は私のできることをする。」


→いつでも打てば響いてくれる彼女。何をしても「で、梢は大丈夫なの?」と私を包んでくれる
 優しさがあるから私は安心して?横道にそれることができるのだと思う。甘えているんだね。
 情けないのはこっちの方だよ。
 子どもを新聞を読むって素晴らしいアイデア!うん。それいい、すごくいい。


◆東京で限りなく私と近い思いを抱いている友人


「廃案になったらいいな、原発がなくなったらいいな、くらいでは止められません。
 本気を出すときです。」

→パンチがあるとどめの一言に、背中がシャキッとしました。


思い切って投げかけてみたら、きちんとこたえてくれる人たちがいた。
もう少し、この世界を信じてみたくなった。私はこれからも“言いだしっぺ”であり続けよう。
鬼ごっこで例えるなら、最初に「♪おにごっこするもの、よっといで♪」と人差し指を空に
突き出すあの役目だ。よし、それをやろう。















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