福岡の猫カフェ NEKOCAFE Keurig

福岡初の猫カフェ「Keurig」(キューリグ)のオフィシャルブログ!

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快報で~す!

2010-07-03 05:37:12 | 大名店

こんにちは。

店長ノムラです。

 

皆さん、写真の「じゅぐ」をご存じですか?

19歳の男の子に拾われ、1歳まで育てられましたが、

その後、東京のお友達の家に住むことになったので猫が飼えなくなったとの身勝手な理由で

入店をお願いしてこられ、「それって猫を捨てていかれるってことですよね。」

と厳しく問いただしましたが、あまりにも責任意識が薄かったので

渋々入店を引き受けた、可愛そうな若い雄猫です。

 

きっと「じゅぐ」はお兄ちゃんのことが大好きで、この先ずっと一緒に居られると

思っていたに違いありません。

それがある日突然大嫌いな猫達が沢山いる所に連れてこられ

待てど暮らせどお兄ちゃんは帰ってこない。

ワルオやビビをはじめ、次々に猫達から追いまわされる。

ケージに入れられても半パニックで鳴きつづける。

出してあげればワルオと取っ組み合いの喧嘩になり、いつも鼻の頭から

血を流しているといった具合で安心できる時がありませんでした。

 

それからは、厨房とホールの間の約半畳ほどの広さしかない

カリカリ置き場にひきこもり、トイレにも行けない状態になったので

それからは事務所のケージで暮らすことになりました。

 

毎日数十分の散歩さえ待ち遠しくて、出すと大喜びで走り廻っていた「じゅぐ」に

突然の朗報が舞い込んだのは 先週の日曜日。

 

長く飼っていた猫が他界して悲しんでいたところ、「じゅぐ」のお話をきいて

ぜひ幸せにしてあげたいとのことで、ご同居のお母様も快諾してくださり

水曜日にはお二人で「じゅぐ」のお迎えに来てくださいました。

「じゅぐ」を見るなり思わず赤ちゃん言葉になってしまうお母様の猫に対する愛情の深さにさらに安心し、「じゅぐ」のこれからをお願いしました。

 

そんな里親さんやお母様のお気持ちとは裏腹にキャリングケースの中で

大暴れして去っていった「じゅぐ」ですが、いまでは里親さん宅で

「えぇ~。」「えぇ~。」といって甘えまくり、早くもモリモリ食べて、もりもり出しているとのことです。

 

 

正式譲渡は7月7日です。