福岡の猫カフェ NEKOCAFE Keurig

福岡初の猫カフェ「Keurig」(キューリグ)のオフィシャルブログ!

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店休日のお知らせです!!

2015-10-29 21:24:03 | 大名店
店休日のお知らせです!!
大変急で申し訳ございませんが、明日10月30日(金)は、都合によりお休みとさせていただきます。ご来店予定のお客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、天神店をご利用いただきますよう、お願い申し上げます。

11月3日(火)は通常お休みをいただいておりますが、祝日のため11時30分から営業します(=^ェ^=)
振り替えで4日(水)を店休日とさせていただきますのでお間違えのないよう、お願い申し上げます♪


間違えないでにゃ~
待ってるにゃ~
新入り猫ジジ

迷い猫です!

2015-10-24 12:20:02 | 大名店
迷い猫です!!


今年の5月に佐賀市久保田駅周辺にて交通事故にあい、優しい保護主様に保護されました。

メス
推定2~3歳
全身真っ黒で、尻尾が鍵尻尾です。
交通事故の後遺症のため、右目はあまり見えていないようです。顎がズレていて、流動食のようなご飯を食べています。
抱っこは苦手です。
甘えん坊で、攻撃的なところは無いです。

飼い主さまが見つかるのがもちろん一番いいのですが、もしこのまま見つからないようであれば里親さまを探すことになります。些細な情報でもいいので、何かお気づきの点がございましたら、キューリグ大名店までご一報いただけると幸いです!!




【 SOS ‼ 】…あれから約一年

2015-10-20 14:47:10 | 大名店

皆様いつもお世話になっております。

店長ノムラでございます。

 

去年の11月、福岡市東区の余命半年のおばあちゃんと、

その周りの住民の虐待行為について、皆様に助けを求めました件につきまして、

その後、ご報告やお礼をしたいことがたくさん御座いましたが、

日々の業務で疲れ果て、なかなかパソコンに向かえずにいましたので

本日まとめて、【SOS!!】からその後をお知らせいたします。

 

実は先日ホームステイに出発した「梅ちゃん」は、この東区の地域で

隣の若奥さん(以下みどりさん)が猫の虐待犯たちからの干渉をかいくぐりながら

必死で保護した猫ちゃんのうちの一匹です。

その「梅ちゃん」に繋がるまでのお話です。しばらくお付き合いくださいませ。

 

 実はあのブログアップ後、すぐにアクションがございました。

警察官がお店に来たのです!

スピード違反がバレたのかな?とハラをくくって入口まで出ていきましたが、

彼が取り出したのは、驚いた事にブログの内容をプリントアウトしたものでした。

何と、ブログを読まれたどなたかが、ファックスにて警察に助けを求めて下さったのです。

びっくりして感謝すると同時に、この警察官も、何かあったら張り込みをする準備があると言ってくれました。

本当に動物愛護法が機能しているのだな、と嬉しく思いました。

 

そして、「カンパ」も集まりました。

店頭にてぽち袋に入れて手渡ししてくださる方、

電話にて県外から問い合わせてくださった上に、郵便口座にご送金いただいた方。

それぞれ、皆さん1万円前後のカンパをしていただいたので、かなりの金額になりました。

この場をお借りして、再度お礼申し上げます。

本当に助かりました。

ありがとうございます。

 

そしてそれをみどりさんに手渡しまし、次々に猫らが保護され、医療処置が行われました。

 

片目がつぶれた「出目ちゃん」が入店し、

【捕獲直後の出目ちゃん】

エイズキャリアの「ふきたま」「丸ちゃん」「フォックス」の医療処置がなされ

それぞれが「おうち」を見つけました。

【甘えん坊のふきたま】

「ふきたま」と「丸ちゃん」はみどりさんのおうちの猫になりました。

確か、これで5匹目で、旦那さんに怒られたそうです。

でも、怒ってる割には、ほとんどみどりさんから送られてくる猫の抱っこの写真は

旦那さんの腕の様です。(笑)

 

そして、程なく「おばあちゃん」が他界し、ゴミ屋敷だけが残されました。

 

が、まだ残っていました、「白ちゃん」という妊娠した猫が・・・。

 

 【ハラボテの白ちゃん】

激野良な「白ちゃん」を捕獲し、みどりさんの家で産ませて、

医療処置をして猫カフェに入れよう。という計画でしたが、

ある日姿を見せた「白ちゃん」のお腹はペシャンコになってました・・・・。

もうどこかで産んでしまっていたのです・・・。

 

そこからが今回のみどりさんの凄いところです!

前回の「ふきたま」たちの保護も毎晩暗闇の廃墟に入っての作業に驚愕しましたが・・・。

 

今回はまず、虐待老人たちの目を盗んで、毎日餌やりし、

離乳した子猫たちを餌場まで連れてきてくれるまで待つことにしました。

忍耐の要る仕事です。

ある晩、ちくわをくわえた「白ちゃん」を目撃した虐待老人の一人は、

「誰がちくわをやりよるんや!」と大騒ぎだったそうです。

そして、ヒヤヒヤ餌やりをしていたある日、「白ちゃん」が子猫を連れてやってきました!

白黒のひげ猫ばかりです!(またか!)

 

それからが更に凄かったのです、このみどりさん。

 

この四匹を捕獲するため、ほぼ毎晩張り込みです。

送られてくるラインには「朝5時に白ちゃんと一緒に登場!」とか書いてあるので、

いったい何時から張り込んでるの?と驚愕しました。

 

そしてまず、「梅ちゃん」を捕獲。

 

 

ところがその晩、ベランダのケージに入れて、次の日朝から仕事に出かけ、

夕方帰ってくるとなんと!「梅ちゃん」が居ない!

 

さっそく電話がかかってきてオタオタするみどりさんに、

私が「カラスに襲われたかな・・・。」などと余計なことを言ってしまったから、

みどりさんはパニックになってしまい、自分を責め、それでも必死に探し回り、その日の夜中、

「おったよ~~~~~。隣の屋根の上に。保護できたよ~~~~~~。」と電話がかかってきました。

 

いやいや、どんだけ忍耐力と行動力と責任感があるんですか!!!!!!!

今何時ですか?屋根に上ったんですか?!

 

そのあとに続く「竹ちゃん」(竹千代)の捕獲も、捕獲器をかけても、餌まで行かない・・、

おもちゃで釣って、結局素手で取り押さえ、手をザクザクに噛まれ、

グローブのように自分の手を腫れさせたてしまったり、

「牛若丸」の捕獲も、虫取り網にちくわを仕込み、追い込ませて、網で取り押さえる、

と捕獲器を使わないでよくもそんな激野良の子たちを捕獲できたものだと、本当に感心します。

私もようそこまでしません。これは忍耐力と精神力の強さの成せる技です!!!

 

そして連日の徹夜でみどりさん自身の抵抗力がなくなってしまったのでしょう。

ウイルス性の胃腸炎になってしまったらしかったのですが、

なんと薬をがぶ飲みし、吐き気だけを抑え、子猫たちの医療処置に出かけています。

 

更に「今日はリンパセラピストの試験なんだ。」と言って、

仕事もアグレッシブにコナしているから、

もうその時点では本人は神がかっていたのでは、と思います。

 

 

そして更に、捕獲された「牛若丸」を心配して、ベランダの「牛若丸」のケージ前に座り込む「白ちゃん」を、

まずは避妊手術の予約を動物病院に取り、

そしてその前日に捕獲器での捕獲を実施!そして成功!

 

これは凄いことなんですよ!

 失敗が許されないタイミングで絶対遂行を宣言し、諦めずやってしまう・・・。

私には出来ないことです。

 

捕獲器の中で悪魔のように暴れる白ちゃんでしたが、それでも心を鬼にして逃がさず、

見事、次の日オアシス動物病院に連れ込み、手術を実行! (先生もめっちゃ大変だったと思います。)

手術が終わって目覚めた「白ちゃん」はこれまた悪魔のように暴れて、

金属ケージの入口付近に何度も何度も顔を打ち付け脱走を図った結果、顔面が傷だらけ・・・。

どれだけ暴れたのか想像がつきます・・・・。

そして次の日、無事みどりさんの手に渡り、そして、元居た場所でリリースされました・・・・。

 「白ちゃん」には今でもご飯やりが続けられています。

 

 

・・・・・・・・・・・・・。

なんて壮絶な・・・・・。私にはできません・・・・・。

 

 そうしてしっかり医療処置とコクシジウムの治療まで完璧にされ、

満を持して入ってきたのが、梅ちゃん、竹ちゃん、松ちゃん(後の牛若丸)です。

 

 

今回皆さんに伝えたかったのは、

 

「店の経営が大変だ大変だ」と弱音を吐いた私ですが、

こんな保護主さんの懸命な保護活動があってこそのキューリグだ、

という事を忘れてはならない、という事です。

 

店に居る全ての子たちがこんな経緯があって入店してきているのです。

なんて有難いんだ、と感謝の念でいっぱいになります。

 

本当に、今まで猫たちを保護し、入店までの一切をやっていただきました、みどりさんをはじめ保護主の皆さま、

どうもありがとうございました。

後は私が引き受けますので、どうぞご安心ください!

 

 

心優しいダックスフンドのおうちに貰われた「梅ちゃん」は急激にワンちゃんと馴染んでいます。

 

 

里親さんに言われました。「こんなに心優しい子に育ててくださってありがとうございます。」と。

 

 

私やないです、みどりさんです。