福岡の猫カフェ NEKOCAFE Keurig

福岡初の猫カフェ「Keurig」(キューリグ)のオフィシャルブログ!

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11月になりましたね。

2016-11-04 12:10:34 | 大名店

11月になりましたね。

いつもお世話になります、代表の野村です。

 

10月も色んな病気の対処に夢中になっていましたが、気がつくとそれも終わっていて、

そして、ふと見ると皆様からの寄付金が沢山箱に入っていることに気づきました。

リンパ腫と診断された、永遠の激ノラぱっつんに何とかステロイドを与えて、少しでも元気になってほしいと格闘の末、

「いなばの焼きかつお」ならなり振り構わずステロイドごと食らいついてくれる事が分かりました。

...

一方、キューリグオリジナル手拭いの作家のマスマスさんは、以前からのぱっつん大ファンで、

今回のぱっつんの不治の病の知らせを本当に悲しんで、記念にと、ぱっつんコースターを作ってくれました。

そのコースターがあんまり可愛かったので、ぱっつんを助ける事に使いたいと、思いついたのが「ぱっつん基金」です。

コースターの売上でぱっつんに「いなばの焼きかつお」を買ってあげよう。というものです。

みなさんの優しいお気持ちと、ぱっつんコースターの可愛さに、募金箱はどんどん重くなって行き、

きのうの集計では何と!32560円でした‼︎(@_@)

本当にみなさまありがとうございます!ぱっつんの焼きかつおだけでなく、

ステロイド、みんなの風邪薬、小浜のphコントロールや、ようかんさんの抗生物質、口内炎の治療までできます。

本当に何て有難い、有難いと漢字にした感情で胸が一杯になり、閉店後のお店で何だか泣けてきました。(;ω;)

猫ブームも陰りを見せて、再び経営難のキューリグですが、皆様から応援もしていただいているし、これからも頑張ろう、と思いました。

そしてふと、こんな事を思い出しました。良く聞かれるんです。

そのエネルギーはどっから湧いてくるのですか?と。

何故そんなに猫を守る事を自己犠牲を払ってまでやっているのですか、と。

コレがですね…、凄く周りの方に理解されにくくて困っているんですけど、
多分なんですが、私はこの子らが愛おしくて愛おしくて仕方なくて、心の底から喜びが湧いて出てくるんです。

ふと、猫のウンチを拾いながらも、幸せで涙が出てくるんですよね〜。

 

私が思うにコレこそがアニマルセラピーの効果なのだ、と自分なりに確信している節があります。

 

事実、猫カフェを始める前は色んな事を先回りして考えてしまって、いつも不安定な気持ちになり、

それを自分なりにコントロールするのが大変でした。

で、猫カフェを始めて、色んな人から、大丈夫?と心配されますが、何だか私、幸せなんです。

いつも喜んでいて力が湧いてる状態なんです。


途中あまりの経営難に少しオカシクなりましたが、それから以降、感謝する感情が溢れている自分に気づきました。

人間は感情の動物で、感情によってモノゴトが良くも悪くもなってしまうものだと聞きました。

私も以前は心配事があるとくよくよ考えてしまい、いつまでも不機嫌なまま引きずる事も少なくなかったかもしれません。

今でも少なからず色々ありますが、そんな気持ちでお店や事務所の猫らの所に行くと、私の気持ちなんかとは全く関係なく、

「ママ、ママー、大好きだよー。ママが帰ってきて嬉しくて仕方ないよー。」と出迎えられ、そのため気分が強制的にリセットされます。


それに応え甲斐甲斐しく世話を焼いていると、本当に無条件に愛してくれる猫らの気持ちに心が満たされ、

「よーし、頑張ろう!」と気分が変わっているのです。

 

アニマルセラピーの理論も何も知りませんが、私の思うところはこんな感じです。

 

たくさんの方とこの楽しみを共有する、猫カフェでの仕事はそう言う事だな、と思うこの頃です。

長くなりましたが、今回はぱっつん基金のお礼を言いたくて書き始めました。


応援ありがとうございました!


おかげ様で、ガリガリのヨロヨロ、ボサボサだったぱっつんが、

すこーし身体がしっかりしてきて、毛並みもまあまあ、最近はお気に入りの「ビビ虐め」も始める程調子が戻ってきております。

また、捕獲大作戦をして、検査に連れて行きます。

ありがとうございました