花恋人

山野草や蝶・トンボなどの昆虫、冬は野鳥です。

ノゲシです。

2007-02-18 | Weblog
早くもタンポポか?、と近づいたらノゲシ(ハルノノゲシ)でした。
春に咲くからハルノノゲシ、アキノノゲシもありますが、花や葉は異なります。
オニノゲシの交雑種などもあるようです。


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前橋探訪 その36

2007-02-18 | Weblog
その36は澄んだかしわ手 総社明神です。

元総社地区には、上野国を治める役所である国府が置かれ、周辺に国分寺・国分尼寺が建立されました。
上野総社神社は神社略史によれば、天平10年(738年)に国府地内
(現在地の北西400mほどの蒼海城跡宮之辺の地=宮鍋神社付近)に建立され、
その後兵火にかかり現在地に移ったといわれています。
町名の元となった総社神社とは、上野国内の神社を勧請合祀した神社という意味で、
境内はうっそうとした大木に囲まれ、目にみえない歴史の深さを感じさせます。

注)古くから祀られた由緒正しい神や神社のことを、一般的に「明神様」と呼ぶのだそうです。

ここ上野総社神社では県の重要文化財に指定されている雲板や、上野国神名帳など多くの貴重な文化財が保管されています。
本殿の建物は、木造銅瓦葺き三間社流造で、桁行三間、梁間三間です。
現在は、拝殿と連続した権現造の形になっています。
造営年代は、建物の様式から桃山時代と考えられています。
唐様を基礎とした張りが強い「蟇股」、禅宗様式の組み物・海老虹梁などに、この時期の特色が見られます。

現在の宮鍋神社付近は、まるで迷路のように細い道が入り組んでいて、
大昔、東西に八町、南に八町の国府域があったことを、想像することすらできない住宅地です。

1、上野総社神社、参道から拝殿をのぞむ。


2、見事な彫刻と絵模様が施された本殿


3、宮鍋神社=国府正庁跡=蒼海城址=上野国総社址
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