花恋人

山野草や蝶・トンボなどの昆虫、冬は野鳥です。

上毛カルタ その37

2006-02-05 | Weblog
上毛カルタ、今日はです。
天下の義人茂左衛門・・・義人茂左衛門=磔茂左衛門は利根郡月夜野町の人で通称、杉木茂左衛門の名で知られるが、本名は斎藤内蔵之介という。武士の二or三男で若い頃就農し、名も姓も改め単なる茂左衛門となった。後に親しい間柄だった杉木庄左衛門の名跡を継いだといわれています。月夜野町は平成17年10月1日、水上町・新治村と合併し「みなかみ町」となりました。
茂左衛門は 沼田藩主、真田伊賀守信直の拡大検地などの暴政による農民の惨状を見るにしのびず、利根、吾妻、勢多の百七十七ケ村の領民のために一命を捨てる覚悟で立ち上がり、直訴の禁を犯して将軍綱吉に訴えました。取り調べの結果、罪状が明確なので伊賀守は改易となり沼田城は破却の運命となましたが、赦免の報一歩遅く、越訴の罪で利根川畔の河原で磔の刑に処せられました。

茂左衛門地蔵尊、千日堂(嶽林寺境内)です。茂左衛門と共に処刑された妻くに、二人の尊牌は嶽林寺位牌堂にまつられています。今日でも春と秋の彼岸の縁日には参拝者で賑わいを見せています。


義人茂左衛門刑場址です。
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