Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

将来の米国の同盟国 ほか

2009年12月22日 21時54分07秒 | Weblog
 普天間が問題になっていて、いい機会だと思う。

軍事板初心者質問スレまとめ(FAQ) - 在日米軍


在日米軍の必要性


在日米軍は必要か?

 賛否両論しっかりわかりやすく議論してもらいたい。

【正論】ジャーナリスト・櫻井よしこ 鳩山首相であり続ける意味なし

首相は、「長期的な発想では、他国の軍隊が(日本に)居続けることが適当かという議論は当然ある」とも述べている。この考えを突き詰めていくと、日米同盟の破棄につながりかねない。
 では、その先の安全保障政策を首相はどう考えているのか。日本から米軍の常駐をとり払って、それを日本の国益につなげていく道はただひとつしかない。憲法9条を改正し、自衛隊をまともな国軍とし、軍事力を現在の水準よりかなりの程度強化する。まともな国として、国家の基本である外交力と軍事力の整備に積極的に取りかかる道だ


 米軍がいなくなったら、まあ、やっぱ、軍事力強化というのが現実的なんだろう、とは思うが、不要なものをできるだけ削って、どれくらい強化すれば十分なんだろうね?


2009年12月17日

アメリカはカーター時代に逆戻りか?:孤立主義が高まる危険な事態
(グローバル・アメリカン政論

という指摘もある。
 また、そのなかで、


More important, there is a growing belief among CFR members that China, along with India, will be more important U.S. allies in the future.


 より多くの外交問題評議会のメンバーが、米国の将来の同盟国として、中国や印度を重視している、という点も注目しておこう。
 
 最近、思うに、台湾や朝鮮有事の可能性、かりにあったとして、その場合の日本のかかわり方などはもうちゃんと議論は詰まっているのだろうか?
 どこか、わかりやすいサイトがあれば教えていただければありがたい。

 あるいは、米軍が撤退したとして、日本は中国北朝鮮からの圧力に対抗できるほどの戦力ってどのくらいなのだろうか?それを確保できるのだろうか?

 日米同盟において、対等な同盟関係を維持する、というなら、やはり、双務的にならざる得ないだろう。が、しかし、そうなると、アメリカが他国に武力で介入する度に日本もなんらかの形で協力するのが筋であるが、そこらへんが国民を不安にする大きな点である。

 DECEMBER 19, 2009
 The end of American exceptionalism
By Mark LeVine


 そのアメリカの介入主義に対するアルジャの記事
 朝日とは違って、オバマ大統領のノーベル賞受諾演説について批判している。

 表題のAmerican exceptionalismについては、wikiの記事 アメリカ例外主義を参照のこと。
そのなかに、


彼らは神がその民と契約を結び、地球上の他の国民を導くために彼らを選んだと信じた

They believed God had made a covenant with their people and had chosen them to lead the other nations of the Earth


というのがある。

 一部在日アメリカ人の言動を言い当てて妙である。

To be just, war must be against implacably evil opponents.


 正義の戦争であるためには、戦う相手は冷酷無慈悲な悪でなければならない・・・いざ、戦争となれば、そのような宣伝がなされ、また、その名のもとに無辜の民が犠牲になってきたことも忘れるわけにはいかない。

 日中歴史共同研究、「南京事件」は両論併記へ

 日中両国の有識者による「日中歴史共同研究委員会」(日本側座長=北岡伸一・東大教授)が24日にも最終報告をまとめ、このうち「総論」を発表することが明らかになった。


 時代ごとに担当委員が執筆した論文を盛り込んだ「各論」も近く公表される見通しだ。

 ただ、南京事件の犠牲者数など両国の争点となっている論点を巡っては溝が埋まらず、両論併記になる見通しだ。

 1945年以降の現代史については公表を見送る方向となった。中国側が現在の中国政府への批判につながることを懸念したためとみられる。

 日本軍が37年に中国・南京を占領した際に起きた南京事件に関しては、中国側は政府の公式見解「犠牲者30万人」を譲らず、日本側も「数万人から20万人まで」など様々な説があると主張したため、両論併記とすることとした。日中戦争についても、日本側は「軍部の一部勢力に引きずられて戦線が拡大した」との見解を示したが、中国側は「計画的な中国への侵略」と結論づけ、かみ合わなかった。

 現代史に関する公表が見送られるのは、米英など連合国がいわゆる「A級戦犯」を裁いた東京裁判(46~48年)や、天皇陛下の中国訪問(92年)などの評価で意見が対立したためだ。89年の天安門事件なども、「中国側には触れられたくないテーマ」(関係者)だという事情があった。

(2009年12月22日03時05分 読売新聞)


 いいことだ。両論併記のほうが歴史を学ぶものにとっても、より歴史が面白く感じられるようになるだろう。年号を憶えるよりも、証拠の有無、証拠の採否、証拠の評価、事実の認定などのほうがよほど面白かろう。
 例えば、南京虐殺について、規模に論争あるにせよ、それがあり、それが非道なものであった、ということは揺るぎない事実であろう。
 もう何十年も経ったのだから、ナショナリズムを抜きにして、どこの国のなにじんがどうした、という問題よりも、戦時における人間の理不尽さなどの問題として、共有したほうがよい。

 広島然り、チベット然りである。
  
 で、その広島に関する朝日の記事

英語で被爆証言 「You Tube」から世界の若者に(1/2ページ)

2009年12月22日(朝日)


英語で訴える被爆者の映像をインターネットに乗せ、アメリカなどの核保有国の若者たちに届けたい――。

 約1350人分の被爆証言を記録し、今年3月に72歳で亡くなった元長崎放送記者、伊藤明彦さんが晩年に撮影した未発表の動画の公開が22日、始まった。動画サイトの「You Tube」にもアップされ、世界中からアクセスできる


被爆者の声

(Voices of the survivors from Hiroshima and Nagasaki)

 アメリカ人の中には原爆について日本人が語ると、嫌な顔をする人がいるが、しかし、日本人の場合、アメリカを責めるというより、原爆の悲惨な帰結をみてくれ、もう原爆はやめてくれ、戦争はやめてくれ、と人類一般に訴える声の方が圧倒的に多い。

 女、子供や一般市民や捕虜を虐待したり、大量虐殺するのは、日本人がやってもアメリカ人がやっても悪い。お互いそれは認めましょうよ、と、

 アメリカ人でもそれを認められないと日本人から反感を買うし、日本人でもそれを認められないと、中国人やアメリカ人などから反感を買うし、中国人でもそれを認められないとチベット人やウイグル人から反感を買う。

 で、そうした過去の経験から、原爆のない世界、戦争のない世界、暴力的侵略のない世界を作っていきましょうよ、という認識は誰しも共有できるものではないか?

 それを実現する道として、非武装無防備地帯を作るのがいいんだ、という人もいれば、いや、それはむしろ危険で、やはり、状況にあったある程度の武装と防備は準備したほうがいいんだ、というひとやら、他にもいろんあバリエショーンはあるわけだ。
 
 メディアの方々も、政局占いや権力争いの報道もいいが、いま現在、日本も大きな岐路に立たされているのだ、という自覚をもって、しっかりとした報道をしていただきたいと願っている。
 Observing Japanのコメント欄


It seems a classical case in which the Japanese media focuses on analyzing processes instead of the policies.


 日本の報道が政策よりも政局に焦点をあてていることを指摘している。

 もっとも、鳩山政権、短命だろうな、とは思うが・・・。



指紋の消し方

2009年12月22日 21時23分34秒 | Weblog
DR on dealing with GOJ border fingerprinting: sandpaper down your fingers

Posted by debito on December 21st, 2009
debito.org/?p=5538


 ああ、こちとら、風邪ひいて鼻水たらたら、だというのに、また、こんな・・・・・投稿しやがって。

 有道ブログである。

 空港で指紋採取されるのが、いやだ、紙ヤスリだか、なんだかで、指紋を消したら、お咎めなしで、ゲート通過できた、と、いう報告。

・・・・こんなの不法入国者以外に役に立つ情報なんですかね?


 ついでに、このブログは、

不法滞在者マニュアル記事を英訳したり、民事訴訟で証拠偽造してもばれない、というコメントをしたり、日本人の子供を暴力的拉致を請け負うサイトと連携したり、日本人レイプ被害者の実名を公表して、外国人被告人をかばったり、日本人について実名をあげて、名誉を毀損する危険のある事実を摘示し、多数または不特定のものが認識し得る状態においたり、あの変態記事waiwaiを推薦したり、日本では、外国人を殺しても容赦される、日本に来るな 日本では結婚すべきでもない、子供ももつべきではない!! 日本にくるな、日本人の大半は脳なしだ、などと叫びながら、嘘を指摘するコメントは非公開にする、 

 Japan Times のコラミストのブログである。

 Japan Times も そろそろ考え時じゃないのかね?

 

対等な日米同盟?

2009年12月21日 18時12分38秒 | Weblog
Equal Alliance? Sure! A US perspective on the Japan-US relationship imbalance
December 20th, 2009 by Curzon

MFTで対等な日米同盟にするには、ということに関して面白い、というか、まあ、苛立ちから書かれたとも思える記事を紹介しております。

おおざっぱに言うと、
1 防衛に関して全部責任をとり、憲法9条廃止。
2 商業輸送路を米国のように海軍で防衛
3 日米同盟を双務的に
4 軍備費のGDP率をアメリカ並みに
5 自衛官をアメリカ並みに増やす
6 在日米軍基地を撤去
7 核の傘をはずす
8 MD開発をアメリカから引き継ぐ
9 CIAのような情報機関を設立
10 国際関係で先導役を買って出る

ということらしい。

 どうだ、できないだろう?ということなのかもしれませんが、提案としては面白いものもある。
 むしろ、例えば、「在日米軍はすべて撤去しましょうか」などと米側から提案してもらえればかえって面白いと思う。
  なぜ、そうしないのだろうか?日本が、いかないで!!!と執拗に引き留めているのだろうか? 日本をまもってやりたい、という親心のようなものであろうか?むしろ、米国の戦略の一大拠点という側面もあるのではないだろうか?

 コメント欄では、わりに米国と距離をおいたら?という意見がある。
 軍事面での日米離反を喜ぶのはわりに中国よりとか、日本を憎悪するタイプの人に多いのだが、親日的な人々まで、そうした意見があるのが面白い。

 
 安全保障に関してド素人の観点からいうと、日本にとって、例えば、

 中国・北朝鮮の脅威 vs [米軍プレゼンス+日米同盟]+[日本単独の防衛力]

ということで、中国・北朝鮮の脅威をどう評価するかによって、米軍のプレゼンスの必要性、はたまた、日米同盟の必要性もかわってくるし、また、必要な情報機関などを含む日本単独の防衛力もかわってくる。

中国・北朝鮮の脅威なんか、ないんだ、あってもこっちが丸腰になれば、話せばわかる相手だ、というのは意見としてあるかもしれないが、しかし、現実的ではない。

 で、その評価については、意見がわかれるのかもしれないが、例えば、コメント欄で田岡氏の本などが紹介されている。


書評 北朝鮮・中国はどれだけ恐いか [著]田岡俊次

著者は北朝鮮の核には警戒的だ。効果に限界はあるが、シェルターの設置と避難訓練、ミサイル防衛、そして米国の核の傘は「ないよりまし」だという。

 もちろん、いずれの問題を考える上でも米国の動向は重要だ。著者によれば米国は昨秋、北朝鮮への対応の誤りに対する非難や日本の核武装などを恐れて核実験失敗説を流し、冷戦終結後には米軍人の一部がソ連に代わる脅威を初めは日本、今は中国に見出(みいだ)そうとしている。

 しかし、他方で米国は中国と確固たる経済関係を築き、台湾独立を支持しないと繰り返し明言するほか、対中軍事交流を再開させて海軍の共同訓練まで行っているのだ。

 そのほか書評

北朝鮮・中国はどれだけ恐いか/田岡俊次/朝日新書

書評:ためいき色のブックレビュー



「幻想工房」雑記帳 『北朝鮮・中国はどれだけ恐いか』 読了


 もっとも、田岡氏の論評に関してはいろいろ賛否があるらしい。田岡俊次 ウィキペディア

 ただ、田岡氏にしても、核の脅威は感じている、ところは注目しておきたい。

 他方、中国の軍備力の増強に対して常々警笛を鳴らしてきた論者は、

「空母建造」と中国の軍事戦略 中国軍事専門家・平松茂雄

中国の核ミサイル開発は通常戦力の近代化を後回しにして進められた。1964年10月、東京五輪の開催中に最初の核爆発実験を敢行する。5年半後の70年4月、人工衛星が打ち上げられ、日本を含む周辺諸国を威嚇できる中距離弾道ミサイルの開発に成功したことが明らかとなった


中国の海洋戦略はわが国の海域とシーレーンに直接影響する。中国の海洋進出を軽視することなく、また過大視することなく、その実態と動向を正面から見据える必要がある。

 という。

また、沖縄の東アジアにおける軍事基地としての重要性は、

【平松茂雄】東シナ海ガス田問題と中国の軍事戦 youtube

(特に後半19分以降)などをみるとわかりやすい。

 そうすると、中国・北朝鮮による核の脅威、また、中国の地域における軍備の駒の拡大にどう対抗していくか、というのが一つの大きな問題になってくる。
 尖閣諸島など領土問題に関して、米国の協力は特に期待できそうもない。核の傘も現状ではあいまいなままである。それでも、米国のプレゼンス、あるいは、日米同盟が必要かどうかは、日本が、こうした点で、どれほど自ら負担する能力と決断力をもっているかにもかかってくる。


 もっとも、日本では、最初に非現実的と断じた、国際社会を信頼して話せばわかる論者が多いのかもしれない。

 軍備に関しては、最近テクノロジーの面でも、かなり革新してきて、素人にはついていけないものがある。一国民としては、日本の領海・国土の平和と安全が確保される最良な方法をとって欲しい、というのが願いであり、それに効率的で、十分な防衛力は確保してもらいたい。

 いろいろ意見があっていいが、論点を整理して、しっかりと議論をつめていってもらいたい。


馮正虎 氏に友愛の手を 

2009年12月21日 00時42分03秒 | Weblog
Mozuさんのブログで知ったが、 馮正虎 Wikipediaなる一中国人人権活動家が、中国から何度も入国拒否され、成田空港の制限エリアで、帰国の決意を示すための抗議活動を行っている、という。

日本ではあまり報道されていない、とも言われる。

日本は当事国なのに今ひとつ報道が少ない。せいぜい朝日新聞が夕刊で紙面を割いたぐらいだ。サーチナ 2009/12/03(木)


中国の人権活動家、成田の制限エリアで寝泊まり9日間

2009年11月12日(朝日)


空港制限区域に中国人活動家=帰国果たせず、日本入国も拒否-成田で夜明かし
時事 (2009/11/05-20:07)


 というように、朝日だけとは限らないようであるし、サーチナの記事以降
帰国できない…成田空港に滞在1カ月  2009年12月05日 スポーツニッポンなども報道しているようではある。

 もっとも、ググると

日本「島流し」の中国人、退去申し渡し10回・空港寝泊まり40日越す―成田
Record China - ‎2009年12月17日‎

中国の人権活動家、帰国拒否され成田空港に滞在1カ月余り
CNN Japan - ‎2009年12月3日‎

帰国できない…成田空港に滞在1カ月 スポーツニッポン
成田空港で1カ月篭城中の中国人~日本メディアが報道しない不思 サーチナニュース
ANAが強制「拉致」?日本「島流し」の上海市民がリアル「トム・ハンクス」、帰国求め1か月―成田空港 Record China
関連記事 4 件 »

時事通信
中国入国まで闘い続ける=活動家、成田空港内で抗議3週間
時事通信 - ‎2009年11月24日‎

たしかに、主要新聞での掲載は少ないようだ。

なお、元産経記者の福島氏が
成田空港でただいま籠城中:馮正虎さんかくかたりき①:イザ!がブログでカバーしているようではある。

 鳩山政権、日中友好は大いに結構であるし、大賛成であるが、友好・友愛の精神が、中国に言うべきことを排除する精神だとすれば、それもおかしい。

 アメリカに言うべきことを言えないところがあった自民党政権もおかしかっただろうが、中国に言うべきことを言えないものも同様におかしい。

 、不当に国民の入国を拒否したり、正当な人権活動を阻害しないように、中国に働きかけてみたらどうだろうか?

 自民党の議員も暇だろうし、こうしたことに着目して、支援活動をしてみたらどうだろうか?
 因みにその自民党前衆院議員



【佐藤ゆかりが語る】(産経)

「これは自民党がこれまで、少子高齢化に打ち勝つ成長重視の経済戦略よりも、その場しのぎのバラマキ政策を容認してきたことへのツケでもあるでしょう。バラマキ政策で少子高齢化の圧力はけっして克服できません」
 「利益誘導型の古い政治慣習のなかで、自民党の支持層である職域団体が毎年度の予算措置で生き残り、そこから支持を受ける自民党も生き残るという、もちつもたれつの悪循環のシステムができあがっていたのですね


 そういうことだと思いますよ、ぼくも。

 で、それから、上記の件でもそうですが、自民党にせよ、いままで、中国の人権侵害についてはあまり発言してこなった。
 
 日中友好は推進すべきであるが、同時に、中国やら、チベットやら、、あるいはウイグルやモンゴルの方々の人権問題についても、誠意をもって、平等な立場で発言していくべきだ。
 何も、人権外交をして、中国が態度を変えなければ、他の話にも応じないといった頑な態度をとる必要もないだろうし、あるいは、非難決議のようなことをする必要も特にないし、こっちのやり方を強引に押し付ける必要もないが、しかし、中国政府に弾圧される人権活動家の保護や支援など、積極的に取り組んでいくべきだ。
 
 在日中国人労働者や研修生の人権を保護し、在中中国人・チベット人などの人権を当地の国民・人民のやり方で強化しようとする人々を保護・支援することが長い目でみれば日中友好、友愛につながるというものではないだろうか?

 でなければ、鳩山氏のいう友愛ってなに?

 








同時多発報道 など

2009年12月19日 18時54分53秒 | Weblog
どうも体調がいまいちでして。
で、軽く・・・

「海兵隊は日本に必要」 外相、グアム移転に否定的考え

2009年12月18日


岡田氏は「機動的で様々な能力を持った海兵隊は紛争の発生自身を抑止することになるし、その機動力が日本の安全にとって有用であるという場面は当然考えられる」と語った。


 これは一つの見解ですね。
 この線でいくなら、かりに海兵隊がいなくなった場合の危険や日本の安全保障面での負担、その準備(あるいは、準備のなさ)などについても説得的に論じてもらいたい。


普天間移設先探し「スピード感持って」 鳩山首相が指示2009年12月17日

日米両政府が名護市辺野古への移設期限として合意していた2014年までに移設が間に合うよう、早急に辺野古に代わる新たな移設先を探すよう指示した

 
 そもそも、代替案を練っていないのに見切り発車しているところに無責任さを感じないわけでもない。




長官が普天間問題の経緯を尋ねたのに対し、首相は「民主党が衆院選に勝ち、沖縄県民の(県外・国外移設への)期待感が高まっている。日米合意が重いことは理解しているが、強行すると大変危険だと感じている」と述べ、2006年の日米合意に基づく名護市への移設計画の早期履行は困難だとの認識を伝えた。
2009年12月19日10時55分 読売新聞


 これもおかしな話で、そもそも、収まりかけていたものを鳩山政権が一部の沖縄県民を煽ったわけで、危険は自分で作ったものなのに、あたかも他人事のように話すのもいかがなものか?


Tokyo man marries video game character
By Kyung Lah, CNN
December 17, 2009


17 December 2009
Japanese man marries virtual bride from dating game
Roland Buerk reports.


 これ先日紹介した、2次元女性と結婚式を挙げる日本人男性のビデオなんですけど、CNNとBBCが同日に同一人物を同様なかんじで、報道している。
 報道ってこんなもんなんですかね?
 Roland Buerk と Kyung Lahのコンビ?

 たしか、日本のラブホの報道なんかでも、同じネタをいくつかの報道機関が使いまわしていたように思うが、今回のように同日同様なネタの報道というのもなんだかねええ。
 日本の報道陣に先駆けて、協同で取材し、あるいは、ネタを使いまわすってのが海外のジャーナリズムって・・・・どんなもんなんでしょうね?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
更新
is social isolation and virtual friendships peculiar to the japanese?
anarchyjapan.com
で、上記記事を批判的に紹介しているようだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 この手のweird ネタなら例えば、

Adult Baby Syndrome

ってのはどうだろうか?


ADULT BABY ME(Youtube)


 もっとも、さすがイギリス、

A segment from the UK sexual reality show "Sin City" concerning adult babies.(Youtube)

 すでに報道されているらしい。

 こっちは、アメリカの報道か?
Man Baby Part One of Three

 Diaper lover おしめ愛好家と英米文化とかいう、深淵な記事でも書く日本人猛者はおらんかいな?

 また、BBCやCNNではどのように報道したのだろうか?

 日本に関する記事の英語圏の報道陣の取材の態勢とか姿勢というものは頭を傾げるものがおおいのであるが、

 MFGでは、そうした報道について、適切な議論をしている。

Roger Cohen does Japan
December 16th, 2009 by Adamu


Lightening up
December 16th, 2009 by Adamu


片山さんに関しては、mozu さんの意見と多分同じで、サブカル的ば場所でやる分には頑張ってもらいたいが、他の言語で、主要紙に記事を掲載するときには気をつけていただきたい、ということくらいか?
 日本人なら、オタクや、そのオタクのなかでも特異な人物が日本社会のなかで占める位置、というのは容易に理解できる。「ほーーー最近はケッタイな奴がいるもんでんなああ」というので終わり。
 しかし、そもそも全体として、日本・日本人をケッタイナやつらだ、という視線というか色眼鏡で見る傾向の強い英語圏の記事のなかに、超ケッタイなやつを不確かな統計とともに記事にすると誤解する人も多い。
 
 上記投稿では、Mulboyne 氏やM-Bone 氏の分析・議論は冷静で優れており、一読に値する。
 また、Aceface氏の

.What Niall Ferguson has been saying on colonialism have a parallel with,say Nakanishi Terumasa and some folks in Tsukuru-Kai,but I don’t see anyone in mainstream English speaking media fingerpointing him as historical revisionist or to mobilize opposing voice to marginalize the man.


 日本では田母神氏のような論者が出現すれば、反対勢力が声があがるが、英米で、田母神級の論者がでても、非難されることはない、という意見も鋭い洞察だろう。
 これは例えば、アイリスチャンなどの南京虐殺について読者を煽る著書について非難するとデナイアーとしてそしられる事が多いのに対して、Other Lossesについての批判は正当だとされたり、南京虐殺について否定的な論調は非難されるが、広島原爆について否定的論調はお咎めなし、といった世界の風潮にも通じるところがある。

Former panel member says state responsible for hardship facing Ainu
Sunday 06th Decembe


 有道ブログが引用する記事である。
 アイヌの労苦について国は責任を持つべきだ、というもの。
 アイヌ・ウタリについては何度か投稿した。
 この件について、日本語のニュースをググったがが見あたらない。
 
 

【書評】『「アイヌ先住民族」その真実』的場光昭著
2009.12.13 11:12

平成20年6月、「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が衆参両院で全会一致で可決された。この決議は一昨年、国連で決議された「先住民族の権利に関する国連宣言」に基づいている。その国連宣言は、大航海時代の欧米人による南米・アジア・アフリカの先住民族に対する侵略・虐殺などの反省から出たものだ、と著者は指摘する。
 著者によれば、アイヌ民族は「アイヌ系日本人」であり、日本人とは同化、融和、共生の歴史を共有してきたという。それを欧米人対先住民族と同じような敵対軸でとらえることが誤りだ、と歴史をひもときながら力説する。自虐史観、暗黒史観はここにも顔を出していたのである


 実際のところはどうだったのだろうか?

 それはともかく、この記事で、

Tomoko Yahata said she was stopped and searched in Tokyo nine times over the six months through October. ‘‘Responding to my question as to why they had stopped me, the police officers said it is because there are many overstaying foreigners,’’ she said.


 アイヌのひとが東京で、6ヶ月の間に5,6回職務質問を受けた、とある。
 不法滞在の外国人と間違われたようであるが、不思議な感じがしないでもない。
 以前紹介した番組で、ウタリの若い青年の彼女が青年がウタリだとも知らずにウタリについてひどいことを言っていたので傷ついた、というのがある。他にも、自分がウタリだとは気づかずに他の日本人がウタリの悪口を言っているのを聞いて傷ついたという話を読んだことがある。
 大抵の日本人と区別がつかないのではないか?
 前の文章で、他の人の発言であるが、
Akemi Shimada said, ‘‘People do not know much about the Ainu. Some people in Tokyo said to me when they saw me wearing traditional Ainu clothes, ‘Do the Ainu still exist?’ and ‘Are you from the Ainu country?’ I responded, ‘Where is the Ainu country?’‘’


 民族衣装を着ていたら、アイヌ人ってまだいるの、などと東京で聞かれた、などという箇所があるから、たぶん、民族衣装を着ていたのではないか?


 ウタリの人達といってもいろんな意見をもったひとがいるだろう。
 
 日本で差別されてきた人々というのは、韓国朝鮮人でもの人々でもまた、ウタリの人々でも、日本社会で生きれば生きるほど、差別さえなければ、うっかりすると、他の日本人と区別できず、発想も感じ方も似て、同化してしまう。これといった標識がない。そこで、朝鮮風の名前に固執したり、あるいは、民族衣装を着るのかもしれない。
 
 ところで、なぜウタリの人々はある特定の時代のある特定の地域の民族衣装を選んだのだろうか?

 例えば、日本の民族主義者も日本民族を誇示するため、日本であるいは、海外で、明治期の、あるいは、江戸期の、あるいは、それ以前の、あるいは、原始時代のわが日本民族の衣装を着たら自分がもっと自分らしくなったり、あるいは、自分のアイデンティティを確立できるだろうか?

 祭典などのときに、民族衣装を着るのは、また、話は別だろうが・・・・


The DEA Position On Marijuana


The DEA Position On Marijuana

Table of Contents

Smoked Marijuana is Not Medicine
Marijuana is Dangerous to the User and Others
Dependency and Treatment
Marijuana as a Precursor to Other Drugs
Mental and Physical Health Issues Related to Marijuana Use
Delinquent Behaviors and Drugged Driving
Marijuana and Incarceration



Japan Probeにあったアメリカ法務省によるマリファナに関する見解のリンク。

 現状のところ、

 マリファナの有害性については論争あり、
 各国程度の違いはあれ、取り締まっている。

 これに対して、日本での、取り締まりの程度、量刑の程度が厳しすぎる、という欧米人が一部いる。

 仮に、厳しすぎるとしても、全く不合理とはいえない法律の存在を無視して、所持使用することを正当化することはできまい。


・・・なんか疲れたのでこのへんで。





痴漢冤罪予防対策

2009年12月18日 19時50分26秒 | Weblog
Big Brother vs. Chikan on the Saikyo line

December 17th, 2009 by James


 痴漢対策カメラについての投稿である。

 カメラの有効性がどれくらいかは別にして、痴漢犯罪、また、痴漢冤罪の予防や、証拠確保の為の努力の一貫であることはまず着目しておきたい。
 ニューヨークではどうなのだろうか?

 コメント欄にはいくつかまた文化論的なものがあるようだが、面倒くさいので、
冤罪予防策だけ、ググる

電車内で痴漢に間違われたら―八代英輝

 誤解されないようにする。

刑事がチェックするのは、ホームに挙動不審な人物がいないかどうか。キョロキョロ周りを見回したり、電車が到着する直前に並ぶ位置を変え、女性の後に車内に乗り込むような人物は疑いの目を向けられる。これら誤解を招く行為は避けることだ。



両手でつり革や手すりをつかみ、周りに見えるようにしておく。

電車の中で「痴漢です」! 叫ばれたらどうしたらいいのか弁護士・井上薫さんに聞く



女性側に「これ以上言うと、逆に名誉棄損で訴えるぞ!」と反論する



――「逃げちゃえばいい」という人もいますね。これは有効なんですか?
井上 一面においては、有効かもしれません。しかし、取り巻きの野次馬の男性などに捕まえられてしまうでしょうね。無理に逃げようとすると、物理的にぶつかったりして、暴力事件になってしまう可能性もあります。逃げられればいいんですけど、途中で捕まったりすると、「逃げた」ということで、余計に犯人扱いされてしまいます。


女性の「痴漢つかまえて!」という声を聞いて、取り巻きが追いかける、というパターンが一般的です。なので、「逃げる」というのは、お勧めできる方法ではありません。
それ以外に、「本当に会社に行かないといけないので、この場での足止めは困る」と名刺を渡して、追いかけられないようにしてその場を立ち去る、という手もあります。要するに、その場で逮捕されなければいいんです。


痴漢冤罪対策マニュアル ~もし貴方が痴漢に間違われたら…

貴方(身分証を提示、名刺を渡す)
「私は痴漢ではありません。
私を痴漢と決定づける証拠があるのなら別ですが、それもありません。
あなた方がやろうとしていることは、法的には私人による現行犯逮捕にあたりますが、住所・氏名が明かで逃走のおそれがない人を現行犯逮捕することはできません。」

※刑訴法第217条[軽微事件と現行犯逮捕]
三十万円(略)以下の罰金、拘留又は科料に当たる罪の現行犯については、犯人の住居若しくは氏名が明らかでない場合又は犯人が逃亡するおそれがある場合に限り、第二百十三条から前条までの規定を適用する。

→ 被疑者が身分証明書を提示するなどして住所氏名を明らかにした場合は、逃走のおそれがなく現行犯逮捕をする必要が認められない。



警官
「きみ痴漢やったの?名前は?とりあえず署に来て。」

貴方
「まず、先ほど当番弁護士の◯◯弁護士に電話しました。こちらに向かっています。」


つづき

2009年12月18日 19時32分40秒 | Weblog
16.12.2009
Fears rise as binge drinking among youths increases





Significant increases in youth binge drinking and hospitalizations has government officials worried.


According to the Federal Statistics Office in Wiesbaden, almost 26,000 youths aged 10-20 were hospitalized for alcohol poisoning in 2008. That's an 11 percent increase on the previous year. Over the course of the decade, the registered cases of severe alcohol abuse among youths shot up 170 percent since such data was first collected in 2000.



 ドイツ、若者の無茶飲みが増加中。


Animal welfare group appeals advert ban

Wednesday 16 December 200


 オランダ。動物の残虐な扱いはやめようというコマーシャルが子供にとっては衝撃が大きい、ということで非難されている。

Vergeten Dierendag commercial 2009: Papieren Dieren

 が、問題のコマーシャル。

 論争はあろうが、こうした意識は日本の社会でも拡げていって良いように思う。


More divorce, fewer births due to recession

Wednesday 16 December 2009


Recession not only leads to an increase in unemployment but fewer weddings and births and more divorce and possibly suicide, according to a new report by the government's social policy unit SCP.


 オランダ 不況で、失業の増加、、結婚数、生誕数の低下、離婚や自殺の増加

 日本でも同様ではないか?



Christmas in Japan: 2009 YouTube Collaboration

 JPが日本人と外国人が楽しくジングルベルを歌い、踊っているビデオを紹介している。ビデオ編集がちょっと退屈な感じもするが、こうして、日本人と在日外国人が協力しあって仲良くやっている姿を広めるのはとてもいいことだ、と思う。



, December 18, 2009
Why Some Asahi Shimbun Editorials Should be Clasified as Toxic Waste(Shisaku)


shisakuさんが朝日の記事におかんむりのようである。

 問題の記事
朝日 2009年12月17日(木)
 宮内庁や内閣法制局はその役割として、憲法との整合性に気を配ってきた専門家だ。その意見にはまずは耳を傾ける謙虚さと冷静さがあって当然だ。

 政治主導だからと、これまでの積み重ねを無視して好きに憲法解釈をできるわけではない。まして高圧的な物言いで官僚を萎縮(いしゅく)させ、黙らせるのは論外だ。はき違えてはいけない。


 なぜか、


第81条 最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する終審裁判所である。

を持ち出す。

 しかし、ここでは、違憲か否かの最終判断が求められているわけではない。
むしろ、

第99条

 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。


の問題であろう。皇室も、小沢氏も公務員として、憲法を尊重し擁護する義務をおうわけだ。
 宮内庁や内閣法制局や政治家が違憲性についての最終判断権をもつわけではないし、自民党が法制局の意見を金科玉条のようにしていたとすればそれは間違いであるが、政治家が専門家の意見に耳を傾け、また、専門家が政治家の意見に耳を傾け、意見を出し合うのは、当然であろう。


Evidently, the revolution underway in Japan has not yet extended its reach to the editorial offices of the nation's media giants, not even its purportedly most liberal ones.


 日本では維新の効果がリベラルなメディアにまだいたっていない、という。

 というより、これは単純に朝日の記事に対する誤解であろう。

 むしろ、一部アメリカのリベラル風の論者のなかの隠れナショナリストについて憂えるべきではないか?もっとも、リベラルナショナリスト、というのもあるわけであるが・・・・

17 December 2009

Russia blames US for 'slowdown' in nuclear treaty talks


Under a joint understanding signed in July, deployed nuclear warheads should be cut to below 1,700 on each side within seven years of a new treaty - a huge cut on Soviet-era levels.
Nonetheless, between them, the two countries will retain enough firepower to destroy the world several times over


 BBC 米ロ間の核廃絶に関して、アメリカ側が進行速度を遅らせているとロシア側批判。もっとも、批准されれば、核弾頭はかなり減るが、米露あわせて、世界の何度も破壊してしまうほどの火力量をもっている、という。

 衛星国は核保有国が相互に核廃絶することを信頼しているわけだから、その期待に可及的速やかに応答するのが大国の責任であろう。

 おれらも核廃絶にすごーく頑張っているから、おまいらも核兵器持つなよ、おれらも、自国が遺棄したアムラジアンや搾取した娼婦について謝罪や補償をしているから、おまいらも頑張ってやれよ、というなら尊敬もされるだろうし、ボスらしい感じもするが、おまいら、核武装したら、ただじゃおかねええぞ、おれら?おれらは、まああ、ボチボチな、おまいら、慰安婦にもっと謝罪や補償しろ、おれら?・・・・問題すりかえるじゃねえよ、南京虐殺について過小評価するなよ!! 無差別爆撃???広島???・・・また、そのマントラかよ? おまいら当時、おれらの領土ではなかったとはいえ、アメリカの軍事基地を不意打ちしたろうし、バター死の行進に捕虜虐待、どうだ!!!まいったか?それに、Remember the Alamo! Remember the Maine !Remember Perl Harbor!とか、マントラ返ししちゃうぞ、・・・・てな感じではリベラルとしては、尊敬はされないでしょうね。

 悪いことは悪い。パールハーバーも南京も死の行進、捕虜虐待も、性奴隷も、そして、無差別爆撃も、広島も、性奴隷も、現地妻子供の遺棄も悪い。ともに認めていく。いいことも共に推進して明るい地球を目指しましょう。

 なぜか他国に関してだけ、リベラル風な人がいるのが不思議な気もします。また、両者の悪を指摘するとナショアナリスト扱いするひとも不思議です。両者重なれば、白人の責務を負った植民地主義的な偏向した論者だと思われても致し方ないのではないでしょうか?

 ・・・・なんとなくまだ、だるいのでこのへんで・・・・

 

 、



明るい地球へ ほか

2009年12月18日 19時32分03秒 | Weblog
 どうも疲れる。
 でたらめに。

mozu
さんのといったから、
Despite base dispute, US-Japan security alliance solid
By Gilles Campion (AFP)



Jean-Vincent Brisset, a researcher at the Institute of International and Strategic Relations in Paris, says Washington is unlikely to abandon its ally, despite recent irritations.
"The US needs Japan's 'unsinkable aircraft-carrier,'" he said, referring to the name sometimes given to Okinawa, which is home to more than half of the 47,000 American forces stationed in Japan.




"For the US army, the bases in Japan are forward deployments in case of a regional conflict. They would also protect Japan if the Chinese or the North Koreans attacked the archipelago. It would mean an attack against the United States that would trigger an automatic response."



Huxley said the US military presence "is important to the US and serves Washington's interests in the region by facilitating the projection of US power in East Asia. This capacity would be crucial in the event of regional crises -- for example, relating to Taiwan or Korea.


Huxley said that if one day Japan decides to rely on its own Self Defence Forces, "it would need to increase its defence effort considerably, possibly causing alarm in other parts of Asia, particularly China and Korea, and sparking a regional arms race."

 普天間問題でアメリカはいらだっているが、日米同盟は堅持されるだろう、というわけで、その理由は、要するに、アメリカの戦略上の沖縄の浮沈空母として重要性 ということでしょうか?
 台湾や韓国、日本などが攻撃されたときにアメリカの反撃の足場になるわけで、その意味でのは日本にとっても重要で、アメリカがいなくなったら、日本は防衛にむけてかなり努力しなくてはいけないし、アジアも不安に思うだろう、というわけでしょうね。

 一方では、日本が攻撃される可能性の評価、それともう一つ、アメリカは米軍基地がやられなくても日本の領土が攻撃されたら、反撃にしてくれるという確証はあるのか、という点は問題になってくる。
 他方、反米的傾向の人に対して、日本が攻撃される可能性を低く見積もりすぎていないか、自力で防衛努力をするつもりがあるのか、などが問題になってくるのでしょう。

 もっとも、例えば、イギリスのジャーナリズムなんてのは普天間問題なんてあまり気にしていないように思います。
17 December 2009
Japanese man marries virtual bride from dating game


BBCなんぞ、そんなことより、2次元の女性と結婚式を挙げた日本人男性の記事を掲載しています。


韓国の元女性首相に逮捕状 収賄容疑、野党は反発

2009年12月17日22時40分




韓明淑元首相
 【ソウル=箱田哲也】韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)・前政権で同国初の女性首相を務めた韓明淑(ハン・ミョンスク)氏(65)に収賄疑惑が浮上し、検察当局は16日、逮捕状をとった。韓氏は容疑を完全否認。来年の統一地方選の目玉であるソウル市長選の有力候補とも目される韓氏だけに、野党勢力は「政治捜査だ」と反発している。

 
 権力者の座を退くと失墜する、というのは伝統でしょうか?

18 December 2009

Woman murdered by ex-partner failed by police - IPCC



Ms Summers was murdered by Brian Taylor in October 2008
Greater Manchester Police failed in its dealings with a woman who was killed by her ex-partner, a police watchdog said.
Katie Summers, 24, was stabbed to death by Brian Taylor in October 2008 at the home she shared with their children.
Despite 11 call-outs connected to the couple, police did not recognise the risk, the Independent Police Complaints Commission (IPCC) report said.


 イギリス。日本でもストーカーに狙われて警察に助けを求めたにも係わらず犠牲者がでた、という事件がありますが、それと似たような事件です。



17 December 2009

Club promotes polygamy in Indonesia


In Indonesia, the law allows men to marry more than one woman - but only under strict conditions, which makes the practice of polygamy less common here than in other Muslim nations.



"When the scripture revealed to the Prophet Muhammad its direction on polygamy, it was during the time of war," she says.
"I believe it was a direction to the Muslims of that time that all the victims of war or widows and children who lost a father or a husband have to be protected.


 インドネシア 私もどうもイスラム教というに無知なんですが、イスラム教徒の国では一婦多妻が許されている場合がある、というか、そっちの方が多いのかも知れないですが、インドネシアでも例外的に許されるが、あるクラブの設立によって例外が拡大するかも、という懸念です。
 面白いのは、、イスラムの教典に基づいた一婦多妻制度への反論で、教典で、一夫多妻の記述があるのは戦時中のことであり、寡婦や孤児を守るための制度であっただけだ、というように、議論を組み立てています。

 一婦多妻でも一妻多夫でも、社会の事情によって制度が生じ、倫理的には同意さえあれば、原則としては問題ないようにも思いますがーーー但し、多妻を認めて多夫を認めないのは不平等ーーーー一応日本では一夫一婦制度になっていますし、一夫一婦制度が絶対だ、と思う人もいるでしょうから、誰とでも、恋愛は自由ですけど、ここらへん宗教の違いというのも理解しておいたほうがいいかもしれません。


RIO DE JANEIRO, Dec. 17, 2009
U.S. Dad's Brazil Custody Battle Hits Snag
Brazil's Supreme Court Delays Return of 9-year-old Sean Goldman to his U.S. Father


 以前紹介したブラジル人女性がアメリカ人男性との子供をブラジルに連れ帰り、その後ブラジル人と結婚して、無くなってしまった場合、親権についての問題の続報。

 アメリカに連れ戻すような裁判所からの命令があったようだが、しかし、子供の意見も聞こう、ということになったらしい。


16 December 2009

Scotland's deer are changing shape due to hybridisation



Legislation already exists to protect the red deer on many of Scotland's islands from crossbreeding with sika deer, but mainland red deer remain at risk


 スコットランドの鹿が日本鹿と交尾して、混合種が増えて、スコットランドの赤鹿を日本の鹿から守る法律がある、という。




White Americans' majority to continue until 2050, report says
The economic downturn and stepped-up immigration enforcement are slowing the growth of minority groups.

By Eric Bailey
December 18, 2009


 アメリカでは、2050年までは白人が大多数を占める、という予想。
 それ以降は、だんだんマイノリティになる、ということですかね?
 白人種を守る法律ができたりして?


17.12.2009
Study finds right-wing violence in Germany on the rise



The upward trend in right-wing violence seen over the past few years in Germany will likely continue through 2009, the head of Germany's federal criminal police agency said on Thursday. More than 20,000 politically motivated crimes were committed in 2008, the highest number since the government began counting them separately in 2001.

"On average, two to three right wing-motivated violent crimes are committed in Germany each day, and about three anti-Semitic violent crimes each month," Joerg Ziercke said at a press conference in Berlin.

Eighty-five percent of violent crimes ended in bodily injury, totalling nearly 1,000 in 2008. Three-quarters of these crimes were committed in public spaces such as train stations or streets near bars.


While right-wing violence occurs in both western and eastern Germany, the motivations for it often differ, according to Uwe Backes, director of the Dresden-based Hannah Arendt Institute for Research on Totalitarianism.

"In the eastern state of Saxony between 2003 and 2006, the motivation of violent crimes has largely changed," Backes said. "Violence against people with opposing political views and people with alternative lifestyles was more common than violence against immigrants or other minorities."

But in the western state of North Rhine-Westphalia, xenophobic violence has been most prevalent, Backes said.

The Hannah Arendt Institute also released a study on Thursday which indicates that election successes by the far-right National Democratic Party (NPD) may also fuel right-wing violence.


 ドイツ。右翼の暴力事件の増加。毎日2,3件の右翼による暴力事件がおき、月3件ほどユダヤ人に対する暴力事件が起きている、という。





 

格上げ

2009年12月17日 23時29分41秒 | Weblog
風邪ひいちまったようで、どうもいけない。

滝川クリステル、フジ以外の放送局初登場 WOWOWの中継番組に出演
2009.12.16 19:45


 こういうふうに、外国人の親をもつ人が日本で活躍していることは英語圏ブログでももっと紹介してよいように思う。

コンウェー司令官の三文芝居(きっこのブログ)

 真相やいかに、というところ。
 まあ、この件に関して追いかけているわけではないから、印象でしかないが、普天間の話題というのは、まず、そもそも、日本に関する記事などは、日本なんて世界で大した国でもなく、からかいネタのほうが優先するくらいであるし、英語圏でそれほど注目されているわけはない。

 ただ、確かに、日本の報道のなかに誤解を与えるところもあるように思う。例えば、電車のモニターでみたニュースでは、JNNだったと思うが、

普天間先送り、海兵隊司令官「遺憾だ」

 普天間基地をめぐり、鳩山総理が新たな移設先を模索する立場を表明しましたが、アメリカ政府は、現在の日米合意に基づくべきだとして、新たな移設先について改めて否定的な考えを示しました。

 表題は、司令官となっているが、しかし、文章ではアメリカ政府となっている。

 FNNでは、
普天間基地移設問題「決定先送り」 米国務省、日本政府との協議を続ける姿勢強調

日本政府が普天間飛行場の移設先決定を先送りする方針を決めたことについて、アメリカ国務省は15日、日本政府との協議を続けていくとして、表面的には冷静な反応を示している。
アメリカのクローリー国務次官補は「日本政府は、少し時間が欲しいと言ってきた。われわれは喜んで受け入れる」と述べた。
国務省のクローリー次官補は記者会見で、これまでの日米合意が最善だとして、アメリカ政府としてあくまでも、現行案の履行を求める意向を示した。
そのうえで、「この問題が複雑なことは理解している」と述べ、今後も日本政府との協議を続ける姿勢を強調した。
しかし、別の政府関係者は、決定先送りにより、2011会計年度の予算にグアム移転経費が計上されない可能性などを指摘している。

 
 で、おいらはよくわからないが、やはり、国務次官のほうが米政府の見解を代表するものに近いと考えてよいのではないか?

mozuさんの引用する記事
December 15, 2009
U.S. Should Stay Firm on Implementation of Okinawa Force Realignment
by Bruce Klingner


によると、

Many U.S. experts and media advocate that the U.S. should simply accept the new Japanese government's political rationale for altering the security accord. Some assert that the U.S. must embrace the new realities of the transformed Japanese political landscape.


 日本側に同情的な意見も、多い、という。


もっとも、

Doing so, however, would impair U.S. national interests by diminishing Washington's ability to defend Japan and maintain peace and stability in Asia.


 そうすることは、日本の防衛やアジアの安定を維持する能力が減退しアメリカの国益に適わない、とこの記事では主張している。

もう少し具体的にいうと、

if the Futenma unit redeployed to Guam instead, no new runway on Okinawa would be built. Japan would have thus lost a strategic national security asset, which includes the capability to augment U.S. or Japanese forces during a crisis in the region. Not having runways at Futenma or Schwab would be like sinking one's own aircraft carrier, putting further strain on the two runways at Kadena.

Redeploying U.S. forces from Japan and Okinawa to Guam would reduce alliance deterrent and combat capabilities. Guam is 1,400 miles, a three-hour flight, and multiple refueling operations farther from potential conflict zones. Furthermore, moving fixed-wing aircraft to Guam would drastically reduce the number of combat aircraft sorties that U.S. forces could conduct during crises with North Korea or China, while exponentially increasing refueling and logistic requirements.


 普天間がなければ、グァムの負担が増えて、中国や北朝鮮との有事の際、沖縄に滑走路がなくなり戦闘での機動性を欠く、ということらしい。

 ここらへんも、専門家の意見を拝聴したいものだ。

 ついでにもうひとつmozuさんのといったから、

Why is Mike Huckabee flirting with a Japanese WWII revisionist?
Tue, 12/15/2009 - 6:02pm


 ハッカビー氏と田母神氏の対談ということで、まあ、なんていうか、田母神氏もハリス氏に格上げしてもらったかと思えば、これまた、随分と格上げされている。しかも、Armchair Asia とかいう、日本の右翼オタクみたいなブログまで引用している。まあ、このブログ以前紹介したが、ワシントンやアジアを主題にしながら、例えば、慰安婦問題で、補償も謝罪もした日本についてその問題を取り上げながら、沖縄や韓国で、アメリカ兵に捨てられたアムラジアンやアメリカ兵や韓国政府の犠牲になった慰安婦問題には言及しないのである。

 田母神氏も極端な論者だと思うが、この方も極端な論者で、違いはというと、田母神氏は、日本の戦時下の犯罪について過小評価するの対して、例えば、こうしたアメリカの論者はアメリカの犯罪や不正についてはうまく、そして、ひたすら押し黙るのである。ここらへんは、アメリカのナショナリストのほうが一段と上手のような気もする。
 単純に自国の偉大さを称揚している分にはまだ、罪がない。他国と比べてすごいというと反感を買うし、差別的でさえあることもある。さらに犠牲者の尊厳を否定するようなことをすれば、非難されるのは必至であろう。もっとも、ここらへん微妙なところで、犠牲者カードの濫用には、淡々と事実で戦うしかない、といった感じか?


【石平のChina Watch】「暴力抗法」が予兆するもの (1/3ページ)
2009.12.17 08:03


中国・貴州省で昨年起きた暴動(共同)
 中国国内では今、「暴力抗法」と呼ばれるような事件が多発している。
 公安局・工商管理局・都市管理局などの司法・政府機関が法律違反や条例違反に対する取り締まりを行うとき、当の違反者が暴力をもって抵抗を試み、執行者に人身的危害を与えるようなケースである。




その根底にあるのは、現在の中国人民の法秩序に対する根強い不信と、法秩序の維持者である国家の権威に対する民衆の反発心理であるが、そのことの持つ意味は非常に大きい。


 中国のこうした側面を指摘すると反中ではないか、といわれそうだが、別に自分は反中ではない。中国でも米国でも、国力があり、力は潜在的な現実だし、その現実が日本に影響を及ぼすから、小国日本としては両者ともうまくつきあって行かなくてはならない、反中だ反米だ、と言っている贅沢はない、と考えている。

 で、この件に関しては、先日の投稿で紹介したBBCの記事でもいっている。中国は名目上法律はあっても実質的には法の支配がない、と。
  同様なことは、以前紹介した本にもあった。日本の刑罰は重いか、軽いか

 中国では法律よりも属人的な権力がものをいう、わけですね。今回の天皇との会見の問題でも、法律ではないけど、属人的な権力よりも、公平な規則の遵守が重要なんだ、というところが理解されたかどうか?
 
Pennsylvania police accused of cover-up in immigrant's murder
High school students charged with federal hate crimes following the killing of Luis Ramirez

Ed Pilkington in New York
guardian.co.uk, Wednesday 16 December 2009 18.07 GMT



The police chief in a small town in Pennsylvania and two of his officers are being held in prison accused of having organised a cover-up following a brutal attack on an illegal Mexican immigrant by a group of white high school students which ended in the Mexican man's death.

The indictments bring the full weight of US federal law down on Shenandoah, a declining rustbelt town of about 5,000 people 80 miles north-west of Philadelphia. The allegations also cast light on the relationship between senior officers and the teenagers they were supposed to be investigating.

The charges stem from the night of 12 July last year when a group of students from the local Blue Devils football team, who had been drinking, set upon Luis Ramirez who was out walking with his fiancee.

Witnesses said they hurled abuse at Ramirez, calling him a "dirty Mexican" and "spic", punching him to the ground and then kicking him in the head. Ramirez, 25, who had lived in the US illegally for six years as a strawberry and cherry picker, died in hospital two days later.


 ペンシルバニアで、不法移民のメキシコ人ーーーまあ、外国人ですねーーに対する暴力事件・ヘイトクライムがあったが、警察がもみ消してしまったのがばれてしまった、というわけですね。

 法律・権利というのは不正から生まれる、と言われることがある。不正が社会で蔓延して、ある程度その不正が社会で認識されるようになると、その不正から保護するために権利が誕生する、と言われることがある。権利一般にそういえるかどうかは、別にして、わりに説得的な理論だと思うのですが、つまり、権利というのは、歴史的社会的条件に依存するわけです。ここらへんを理解しないで、欧米に同化させようとしてかなんだか、わからないですが、欧米の人が日本で日本人に内緒で外人の権利、権利と叫んでもなんにもならない。

 外国人に対するめだったヘイトクライムもないわけで、それ以外に、問題があるなら、日本人一般が認知できるように、正式に裁判で、訴えるなり、公式に苦情を言うなりして日本の社会に参加して、それで、社会的に認知されて立法ということにつながる。英語で自国の政府に誤った情報をチクって外圧を加えようとなんて姑息なことしているうちは、日本人から仲間と思われないのもしかたがないでしょう。 そういう外国人の方は例外なんでしょうけども、普通の外人は普通だから目立たない。そういう姑息な外国人は目立つ、わけです・・・・・。

 ・・・・他にもためておいたやつがあったのですが、なぜかどこか行ってしまった。だるいので好都合、ということで、今日はこのへんで、失礼します。m(_ _)m

 
 更新

ああ、ついでにこれも、


鳩山首相の反米姿勢は芝居」? (ステージ風発)

2009/12/17 22:41



Japan Delays Decision on Moving U.S. Marine Base
By MARTIN FACKLER
Published: December 15, 2009


Political analysts say Mr. Hatoyama has few realistic options for locating the base besides Camp Schwab. That has led some analysts to wonder whether he may ultimately agree to the original location, but only after first making a show of resisting Washington.


鳩山首相は普天間基地の(予定どおりの)キャンプ・シュワブへの移設以外には現実的な選択肢は少ないだろう、だから鳩山首相は結局は既存の合意に沿って、元の移設先への移転に同意することになるが、まず最初にアメリカに対して抵抗するというショー(芝居、見世物)を演じてみせねばならないのだろう、との分析

ということで、古森氏は、鳩山氏の反米は、みせかけではなく、自然にわいてくる態度だ、としています。
 記事では、抵抗の猿芝居をしているのだ、というわけですが、ぼくは、単純に八方美人で、不決断、というだけの気がする。

「この延期は普天間移設問題に早期の決定を求めてきたアメリカ側の当局者たちをさらにいらだたせることになる」ということですが、しかし、沖縄県民をもすでにいらだたせており、今度の選挙で、仮に反対派の市長が当選したら、もう、政権として、言い訳でのできる後戻りはできないでしょう。

 打つ駒を用意もしていないで、突撃!!!という発想は卒業したいものですね。

 それとも、打つ駒はちゃんと用意してあるんでしょうか?

つづき

2009年12月16日 08時13分54秒 | Weblog
Dec. 14, 2009
New Focus on Dangers of CT Scans
Dose of Radiation Varies Greatly from One Hospital to Another; Skyrocketing Scans Could Lead to 29,000 New Cancer Cases
Font size Print E-mail Share 0 Comments By Jonathan LaPook


 これはCTスキャンの危険性について。以前にも紹介したことありますけど、CT検査は大量の被爆と同じほどの放射線を浴びることになるので、危険性が指摘されています。




日加ハーフのセーラ 女優デビューはいきなり主演
2009.12.15 08:51


 ハーフの人の活躍。芸能界では昔からハーフの人というのはわりに活躍していたわけですけど、一方で、若い人達のロールモデルになって、われわれの一人としての認知が深まっていいことです。芸能以外の企業でも他の日本人と同じように、活躍してもらいたいし、活躍できるような社会であってもらいたいものです。




Spread of Islam feared by 3 out of 4 Germans
Published: 11 Dec 09 10:14 CET

Nearly three quarters of Germans fear the spread of Islam, according to a survey released on Friday.
Guttenberg refuses to resign over air strike - Politics (14 Dec 09)
Retiree makes emergency call for more toilet paper - Society (14 Dec 09)
Nationalisation of Austria's HGAA costs Bavaria €3.75 billion - Business & Money (14 Dec 09)
A poll by Infratest dimap for public broadcaster ARD showed a third of those asked expressed great concern that Islam was growing too quickly in Germany. Thirty-nine percent were still worried about Islam’s impact on society, but to a lesser degree. Only 22 percent said they had no problem with the religion.

A separate survey for daily Berliner Morgenpost and broadcaster RBB showed, however, that a majority in the German capital did not support banning the construction of mosques with minarets as Switzerland did following a recent referendum on the issue.

Fifty-three percent of those Berliners surveyed rejected slapping such restrictions on Muslim houses of worship, whereas 40 percent supported such a move. Seven percent had no opinion on the matter.

Both surveys polled 1,000 people each.



 ドイツでは、4分の3の人が、イスラム教徒に対して不安感を抱いている、と。


Growing Concern over Imposition of Violent Islamic Law in Spain
Martin Barillas December 14th 2009
Cutting Edge Senior Correspondent

Sources in Spain’s Ministry of Interior express growing concern over the rise of Islamic law, known as sharia to Muslims, and the increase of Muslim separatism. In Spanish mosques, groups are emerging which promote Islamic judges and policing that have a growing influence over Muslims living in Spain.


 こっちは、スペインですけど、イスラム法に対する懸念が高まっている、と。


Amir Khan: If I were white, I'd be a superstar
British holder of WBA light-welterweight title argues he is not fully accepted because of his Asian Muslim background

guardian.co.uk, Saturday 5 December 2009



The British boxer Amir Khan believes he is not fully accepted in this country because of his Asian Muslim background and insists he would be regarded as a "superstar" if he were white.

Speaking before the defence of his WBA light-welterweight title against Dmitriy Salita in Newcastletomorrow night, Khan spoke of his frustration at how his attempts to break down racial barriers had been stymied by bigotry, whereas he had been treated "like God" since moving to the United States.

"I can only say that sometimes ,skin colour does make a difference," Khan said. "I know for a fact if I were a white English fighter maybe I would have been a superstar in Britain, and the world."

Khan, who won a silver medal at the Athens Olympics in 2004, has been booed in each of his three fights since being knocked out by the Colombian Breidis Prescott last year. He admitted that the racist abuse he has received on internet forums hurt, but said it made him more determined as a boxer. "It made me come back even stronger," he said. "It made me a better fighter. I'm proud to be British."


 で、こっちは、イギリスですけど、ボクシングのチャンプになってもイスラム教徒だと、イギリスでは十分受け入れてもらえていない、と。

 欧州における、イスラム教、イスラム教徒の問題というのは、非常にわかりずらいですね。異なるものに対するヨーロッパ人の恐怖なのか、異なる規範を押し付けようとするイスラム教徒の傲慢さなのか、あるいは、他のなんなのか?



普天間移設先、与党3党で再検討 岡田外相訪米で調整

ある出席者は「米国、日本、沖縄、3党連立の考え方のどれを優先するかではなく、四つがどううまくいくかを話した」と語った


 これなんか、典型的に根回ししようと、みんないっしょ、的な感じでですけど、うまくいくわけがない。米国とすれば、日本、沖縄、3党連立、ひっくるめて日本の立場をはっきりさせろよ、と思うのは当然でしょう。


米政府、米軍再編の再交渉に応じない姿勢

 というわけです。

 民主党のあまっちょろすぎる外交認識。



天皇陛下会見、岡田外相「ルール上、実現困難と認識



外務省は11月30日に中国側に会見できないと伝えている。

 外務省が14日の自民党外交部会で説明したところによると、中国側から訪日日程の正式な通告があったのは祝日の11月23日。外務省は翌24日に宮内庁に会見の検討を要請したが、26日に宮内庁からルール上、実現できないとの回答があった。外務省は首相官邸とも調整したうえで、中国側に見送りを伝えたという。

 
 そこまで、伝えた後、どうしてしまったのか、という事ですね。

天皇の面会は自民党からの要請(きっこのブログ)などと言われ、あるいは、他のところで、中曽根元首相の名前などもあがっていますが、問題は、党の問題ではない。
 時の権力者が天皇を恣意的に政治の渦中に引きずりこんだ、ということが問題なわけで、右翼も左翼もない。

 それにしても、前原氏、今回も、早く漏らしすぎたのではないでしょうか?
 期待していたのですが、メール問題といい、八ッ場ダム問題といい、ちょっと迂闊なフライングが目立ちます。
 

共産委員長「小沢氏は憲法読むべきだ」


「陛下の行為は、国民が選んだ内閣の助言と承認で行われるんだ、すべて」
 小沢氏は14日の記者会見でこう断言した。
 憲法は天皇が行う国事行為として、国会召集や衆院解散などを列挙している。外交文書の認証や外国大使・公使の接受も含まれるが、外国賓客との会見は国事行為ではなく、もっと天皇の意思を反映した「公的行為」に分類される。
 公的行為は、国事行為ではなく純然たる私的行為でもない国の象徴としての公的な活動と解釈される。(1)国政に影響を及ぼさないこと(2)天皇の意思が大きな意味を持つ-の2点を要点としており、具体的には、国際親善活動のほか、全国植樹祭や戦没者追悼式へのご出席などがこの公的行為に該当する。
 公的行為は、小沢氏がいう「内閣の助言と承認」を必要としない。また、国事行為の場合は天皇に拒否権はないが、公的行為には憲法上の規定がないため、必ずしもその限りではない。

 
 確か、天皇の行為については諸説あるように、うろ覚えしているが、これが通説なのかもしれない。

 日米関係はなんやかや言っても国民から遠い話だが、天皇の問題にまで迂闊なことをしたために、鳩山氏、小沢氏に対する打撃は案外大きなものになるかもしれない。副首相との会談もうまくいったことだし、はやいところ正式に謝罪表明してけじめつけたほうが、いいのではないか?


The Marmot's Hole

Korea… in Blog Format
Korea Still ‘Prostitution Paradise’: Japanese Internet

by Robert Koehler on December 15, 2009



Koreansentry December 15, 2009 at 4:19 pm

Yup nothing wrong, Japan is also paradise for prostitutes any way. Now days entire world is prostitution paradise except for North Korea.

Japenis still travel for getting experience with Korean sluts, they think they are better than 2nd graded Japussies.


 韓国のマーモットブログ。日本人にとっては、韓国はいまだに売春天国という記事を紹介している。

 コメント欄では、Japan をもじってJaペニスだの、Jaプッシーなどなど、英語圏の普通のブログでは、こうしたのは、削除される場合が多いが、まあ、韓国のブログですから、致し方ないのかもしれない。


  そういえば、このKoreanSentryという人、最近売り出し中の海外韓国ナショナリストなのかもしれない。先日も、Japan Probeで
The Pervasiveness of anti-Japanese imagery in South Korea

November 17th, 2009 by James

 11月17日の投稿で、言い負かされたのち、

Comment by KoreanSentry
2009-12-14 09:20:44
Actually Korean resistance was always there. Otherwise there wouldn’t have been tens of thousands died from it.
No, Korea doesn’t need to change, it’s time for Japan to come up clean and change


 一月以上立って、誰も見ていない時期になって書き込み。

 敗北→後に誰も関心を亡くした頃勝利宣言、という公式は、一部韓国人の常套手段なんだ、とういことを聞いたことがありますけど、海外の韓国人にまで”遺伝”してしまうところが、文化の継承の不思議なところでもあります。


Dec. 13, 2009
Growing Body Parts
Morley Safer Reports On The Amazing Science Of Regenerative Medicine Growing Body Parts


 遺伝子だか、なんだかで、耳やら指やら人工的につくってしまう。



Policemen on charges over Meblourne rape claim
Milanda Rout From: The Australian December 15, 2009 12:00AM


A WOMAN who fled her home to escape her violent father was allegedly raped and indecently assaulted by two South Australian policeman who were in Victoria to help in the aftermath of the Black Saturday fires.


 警察の不祥事。

以上


ついでに、.debito.org/?p=5433#comment-188044

Tomd Says:
December 15th, 2009 at 1:21 am
“In the end, we’re talking a failure to integrate minorities in both cases. [...] What I meant was invest in education programs, skill training, and the like ”

It’s my understanding that the traditional roma do not want to integrate, and that they do not want their kids to have a modern western education. Of course, this is no justification for racism (and does not even apply to non-traditional roma) and the mainstream society should continue to reach out to them ― but the present situation is not simply from lack of trying.

Adamw Says:
December 15th, 2009 at 3:54 pm
odeena,

i suspect that the eu has enough on its plate thinking up crime prevention strategies to stop the corrupt romanian and bulgarian stealing even more EU money than they already have to work on crime prevention strategies for the roma.
the roma are not the problem in romania.


ここらへんに、有道ブログの人々の2重基準やジプシーあるいは、ルーマニア人ブルガリア人に対する差別意識を感じたら、錯覚でしょうかね?

急いで

2009年12月16日 08時13分26秒 | Weblog
急いで・・・

December 13, 2009 by The Kansas City Star
Despite US Laws, Thousands Still Virtual Slaves in America
by Mike McGraw and Laura Bauer
魚拓

"Neither slavery nor involuntary servitude...shall exist within the United States, or any place subject to their jurisdiction." - 13th Amendment to the U.S. Constitution, atified Dec. 6, 1865

Sebastian Pereria told a friend last year about his life in America.

How he wanted to see his wife and children in India, but his boss kept his identification papers and wouldn't let him go.

Other waiters who worked with him at a Topeka restaurant told of how they were forced to work 13-hour days, six days a week. They talked of how the boss underpaid them and pocketed their tips.

In the end, Pereria, 46, got his wish. He finally arrived home last year.

In a coffin.

The U.S. government could not help Pereria, even though they said he fit the criteria for being a human trafficking victim. Other waiters he worked with got help and were rescued from the Globe Indian Restaurant. But for Pereria, even in death, a judge remained unconvinced.




Around the country, some victims exemplify the more exotic definitions of trafficking - those sold into the sex trade or into forced labor. But many, like Pereria, find themselves in mundane jobs. Incurring heavy debts while trying to find a better life, they become financially chained to their traffickers and work for low pay or in dangerous conditions.

They toil in factories and massage parlors, on fruit and vegetable farms, and inside homes, hotels and restaurants from California to Maine. Stripped of their humanity, they're often threatened with their lives, or their families' lives, if they don't submit to the traffickers' demands.

The victims are not unlike Dareyam, a 42-year-old Indonesian woman held captive for 18 years, half of those in the United States.

Kept as a housekeeper on the West Coast, she was forced to clean house naked and to sleep on the floor. She could not use the indoor bathroom, forced to go in a plastic bag outside.

"My lady, she was mean, evil, crazy, you know," Dareyam told The Star.

Another Indonesian woman, Ima, 29, worked long hours caring for two children, cleaning a home on the West Coast and never making a dime. Verbally abusive, the woman who enslaved her once hit Ima so hard she needed stitches.

After three years, she wrote a note to a housekeeper next door. Please help me, I can't take it anymore. It took Ima hours to find the courage to write those eight words.


 移民が奴隷と重なるところが多いという視点、について先日指摘しました。日本でも、パスポートなど取り上げて低賃金で働かされる研修生などの事件が報道されることがある。
 上記記事はアメリカの記事です。やり口は似たようなもんですかね。


European minorities suffer more discrimination as crisis bites
LEIGH PHILLIPS

09.11.2009 @ 17:40 CET
 魚拓



And then, even more bluntly: "I'm sorry, but I can't rent to you. I've had too many problems with black people. It's out of the question."

"I asked why, as she'd been so nice on the phone," she told EUobserver. "She said: 'I never imagined you were black because you speak such good French'."

Trying to calm the young translator in training, the woman said: "Well, maybe you can rent it, but I'll have to talk to my husband and you would have to pay two months' deposit instead of one."

Steph initially agreed to the demand in order to get the flat, but later recovered her pride and decided she was not going to take it.




But her stance was moot in the end, as she received a telephone call the next morning from the lady to say that her husband was adamant that they were not going to rent the apartment to someone who was black.

Age, disability

Steph eventually found an apartment, one even better than the flat that had been put for rent by the bigoted landlady, but her story is a common one across Europe,


 で、これは、外国人お断り、というか、黒人お断り、のケースですね。不動産賃貸のケースです。ヨーロッパではめずらしくないそうです。

 日本の場合では、言葉の問題などで外国人に部屋を貸すのをためらう場合が多いようですが、日本語ができないだろうとか、その他、個人を十把一絡げにくくって拒絶するのは、よくない。ケースバイケースで、不安な点は契約で限定していくべきでしょう。

Posted on Fri, Dec. 4, 2009

Allegations of racial tensions at South Philadelphia High

By Kristen A. Graham
INQUIRER STAFF WRITER


Chaofei Zheng hiked up his shirt to reveal an angry bruise about four inches long on his right side. He pointed to a matching yellow and purple mark above his left eyebrow.

"I'm scared to go to school," Zheng, 19, a freshman at South Philadelphia High, said through a translator today.

Zheng is one of several - community organizers say 30 or more - students who were attacked at the school on Thursday, targeted, they say, because they're Asian.

Racial violence at the school is not new, but students and activists s


racialicious.com


 学校のいじめ。人種間対立、で、この場合には黒人対アジア人。あまりメディアで注目されていないのは、わりに所得が少ない層の問題だからではないか、という考察をしているようです。


Obamaville: Springs Tent Community Has Sign Tying President To Homelessness (VIDEO)
digg stumble reddit del.ico.us

First Posted: 12-14-09 1


 オバマ村
 ホームレス問題に注目をひくために、ホームレスのテント村に、オバマの名前を使った、と。
 日本でも、鳩山村とか、小沢村とかいう、テント村でも作ったらどうでしょうね。
 どうも、自民党は与党慣れして、野党として与党を責めるやり方が下手なようですね。


2 Teens Arrested In Homeless Man's Shooting Death

Detectives Say Security Guard Saw Suspects Make Getaway, Wrote Down License Plate

POSTED: 2:58 pm EST December 14, 2009


POMPANO BEACH, Fla. -- Broward Sheriff's Office detectives have arrested two teenagers accused of killing a homeless man and shooting his friend outside a Pompano Beach apartment complex

Detectives said the motive for the shooting was robbery.

 これは、そのホームレスに対する襲撃。強盗目的だそうです。



正三角形?

2009年12月15日 00時26分08秒 | Weblog
13 December 2009
Climate activists condemn Copenhagen police tactics


Climate change groups have criticised Danish police for using heavy-handed tactics after they detained 968 people at a rally near the Copenhagen summit.


 コペンハーゲンで開催されている気候変動に関するサミットでは、968人が勾留されたそうです。

 これだけ強硬な手段をとるとなると、デンマークでは、国際会議は開くべきではない、という結論を採る人もいるかもしれませんね。

 もっとも、、警察の取り締まりがあると不都合が多いので、ぼくも日本で国際会議を開催されるのは、あまり好きではありません。

13 December 2009

Craig Sweeney victim's payout "significantly increased'


The girl, then three, was taken from Rumney, Cardiff in January 2006 and sexually assaulted by Sweeney, then 24.

Sweeney drove to England and threw the girl out of the car after a police chase.
He was jailed for life in June 2006, but was told he could seek parole after just over five years


 犯罪被害者への補助金が引き上げられた、というニュースなのですが、その犯罪というは、3才の少女が性的暴行をうけて、警察に追い詰められたさい、少女を車から投げ出したのだそうです。無期刑のようだったのですが、5年で仮釈放になったようです。


 Japan Probeでイスラム教の話題がでると、コメント欄はつねに熱戦になるのでちょっと面白いし、また、こちとらイスラム教およびイスラム教徒に関して無知なもんですから、勉強になるのですが、

British Muslims feel the most patriotic in Europe, survey claims

Riazat Butt, Religious affairs correspondent
guardian.co.uk, Sunday 13 December 2009 18.39 GMT



In Leicester, 72% of Muslims born abroad said they felt British and this figure rose to 94% among UK-born Muslims. This compares with 49% of Muslims who considered themselves French and 23% who felt German.

 
 これは面白い記事で、イギリスのイスラム教徒はイギリスに対して、愛国的な人がフランスやドイツのイスラム教徒よりずっと多い、というのです。
 これに関して、様々な宗教や文化に対するイギリスの柔らかな態度が効をなした、という分析もあります。New poll shows why multi-culturalism works 

 将来の日本にとっても参考になる発想だと思います。

 因みに、 ヨーロッパにおける人種差別をまとめたウィキの記事をみつけたのでおいておきます。Racism in Europe


Is Your Doctor Outdated?
Physicians May Not Use Most Updated Guidelines When Treating Patients
By TODD NEALE
Dec. 12, 2009


 アメリカ、町医者が医学の進歩についていっていない場合、時代遅れの診断処方を受けることがある、という記事。日本でも同じでしょうね。


Disney's First African American Princess - ABC News

 ディズニー映画ではじめて黒人プリンセスもの、ということで、まあ、白雪姫だとか、なんとか、ヒロインは白人が大勢を占めてきたのがようやく有色人系、そして、黒人のヒロイン役登場、というわけです。

 日本のアニメなんかは、髪の毛や目の色など、人種を超えたものが多いのですが、肌の色でブラウン系やブラック系などももうすこし、出してみたらどうか、とも思います。


WATCH: More Women Taking Stands
 
 アメリカ。女性が積極的に自分たちの立場を主張するようになってきた、フェミニズムというより、正しいことをしっかりと主張するのは当然である、と。まったくその通りであります。日本人女性もときになぜか女性が女性の敵対することがありますが、正しいと思ったことはちゃんと主張すべきであります。

Studies Confirm Looks Still Matter for Working Women
Psychological Reasons Behind Why Better-Looking People Get Promoted
By Laura Sinberg, Forbes.com
Dec. 13, 2009

 
Women who advance most at work, studies agree, are more attractive, thinner, taller and have a more youthful appearance than their female colleagues who are promoted less often.


 もっとも、アメリカは女性解放されている、と思いきや、やっぱ、魅力的でやせていて若作りの女性のほうが昇進されやすい、そうです。


Watche Sexy Nativity Scene Creates Uproar
 
 ショーウインドーでセクシーなマリア様を展示したら、大騒ぎになった、ということで、ここらへん、アメリカの意外に保守的な一面でもあります。

もっとも、日本でも大仏もっこりキーホルダーが東大寺から抗議をうけた、というニュースが以前ありましたね。


Can Anyone Get a Fair Trial in Italy?
What the Amanda Knox verdict tells us about the Italian legal system.

BY ANNA MOMIGLIANO | DECEMBER 10, 2009


 イタリアでイギリス人に対する殺人の罪に問われたアメリカ人女性に関するFPの記事。

 イタリアの裁判は信頼するに値しない、と。

 普通に考えると、単純に一部アメリカ人の強烈なナショナリズムのように思うんじゃないでしょうか?

 ただ、やはり多少、洗練されている。

 イタリア司法におけるいくつかな個別の不正事例を取り上げ、あるいは、イタリア司法に批判的なイタリア人の意見を採り上げて、だから、司法全体もおかしいだろう、、だから、この事件もそうだろう、といった論法は、日本についてもやられますから、一部のアメリカ人(やイギリス人)が得意とする論法なんでしょうね。

 もちろん、仮にそれらの批判が正当だとしても、この事例でそうとは限らないのですが、なんとなくそんな気にさせられる。

 真似ろ、とはいいませんけど、日本の一部ナショナリストの論法は赤子の手をひねるくらいに簡単に論破されるほど稚拙なものがあるのは、見ていて忍びないものがあります。


12 December 2009

No respite for China's human rights dissidents


 BBC 中国の反体制の人のインタビュー
 中国は無法国家である、と。

 日本では、日中友好となると、中国のこうした側面に目をつむるメディアがある。他方、もっと、日中友好の方向へ向いたほうがいいのに、中国を敵視してばかりいるメディアもある。やはりバランスが重要だと思います。

 さて、その中国

 民主・山岡氏「日米中は正三角形であるべき」上海のシンポで

 正三角形であるべき、と主張するのはいいとして、正三角形になるように、それ相応の日本に実力・国力・戦力など力があるのか、というと全然ない。また、その方向への準備もしていない。全然ないのにそういうことをいっているのは馬鹿ものであるとしかいいようがない、のであります。
 
 以前、首相は「日本の盧武鉉」と米国 社民党に引きずられ同盟に亀裂  という記事をみて、そこまではないだろう、と思っていましたが、案外近いものになってきているのかもしれない。

 で、小沢氏、宮内庁長官は「辞表出してから言うべき」特例会見問題で
 
 というように小沢氏が権力者としての刃をむいてきた。

 今回の件は法律論ではない。違法かの問題ではなく、不当か?の問題である。

 時の権力者が、公平なルールを破って、自分の都合や特定の権力のために、天皇を盾にしたり、天皇を利用したりする、こうした天皇の利用法が日本の過去の歴史から言って、いい結果を生んでこなかった、という歴史の教訓があるわけで、天皇の体調を慮んばかってということよりも、そちらのほうが問題であり、この点、左翼の論者がなぜもっと騒がないのかちょっと不思議であります。

習副主席の特例会見問題で鳩山首相の指示を擁護 中国紙

 ところで、今回の件は、中国が強引に会わせろと言った、とか、なんとか、の問題ではない。仮に言ったとしても、それはそれで、あちらさんの戦略として、理解できないわけではないわけで、それを拒絶できなかった日本の側の問題である。

 日中友好は必要である。
 しかし、今回の鳩山内閣のやり方は間違っていた。
 これについて、副首相が帰国した後にも追求して、けじめをつけさせておくのが重要だと考えます。




 

日本では結婚すべきでもない、子供ももつべきではない!!

2009年12月14日 23時56分36秒 | Weblog
debito.org/?p=5448
US Congress Lantos HR Commission on J Child Abductions issue: Letters to Obama & Clinton, my submission for Congressional Record

Posted by debito on December 14th, 2009



In sum, it is my belief that, with Family Laws in Japan as they stand, nobody (Japanese citizen or non-Japanese) should get married and have children in Japan

要言すれば、現行の家族法のもとでは、日本では、(日本人でも外国人でも)何人も結婚すべきではないし、子供を持つべきでもない、というのが私の信条であります。


 有道センセがアメリカ議会の調査機関に提出した手紙の一部である。

 、暴力的手段で、日本人の子供を拉致するエージェントを、また、国民が外国人を殺しても容赦されるとする記事を、日本に関するデタラメを並べて日本に来るな、という記事を紹介し、日本人レイプ被害者の実名を公開し、加害者外国人を事実隠蔽してまで擁護し、こうした変わった信条を持つアメリカ出身の日本人が一部在日外国人にはいまだに陰に陽に支持されている、というのは、今後の移民や帰化について重要な問題を提起しているように思います。

 ま、日本の家族法について、いろんな意見があっていいのですが、すでに、日本の国会には請願したのでしょうかね?

 日本の国籍をとっても、日本社会に参加しなければ、いつまでたっても日本人からわれわれの一員とみなされることはないでしょう。

 
debito.org/?p=5435#comment-188011
Anything else on “Anti-Americanism” here will be deleted.


 因みに、有道ブログでは、反米コメントは削除されるそうです。


更新
コメント欄より

こんなニュースを見つけました。
【世界おもしろ法律事典】英語が話せないのは違反!?
http://sankei.jp.msn.com/world/america/091130/amr0911300905004-n1.htm
http://cbs11tv.com/local/non.english.speaking.2.1266949.html
ここには写真も
http://www.mizozo.com/weird/10/2009/23/dallas-rookie-cop-gives-ticket-for-non-english-spe....html

知らなかった?

2009年12月14日 17時44分20秒 | Weblog
 更新で、センセがヨーロッパにおけるジプシーに対する非人間的扱いについてソースを求めているのに驚いたことを書いた。本ブログでもジプシーや Roma で検索していただければ、かなり出てくると思うが、読むのがめんどくさいという方には、ビデオがいいかもしれない。

 ルーマニアに限定してみても、

YouTube

 一部ジプシーの住まい

Romanian Gypsies at the Dump

Gypsy Village in Romania


 
 学校でのいじめ

Racism in school (gypsy executed)
Attacking the unarmed gypsy without reason by his classmates. He was injuried seriously and his face was totally smashed and damaged irretrievably.



 警官の扱い

romanian cop arresting gipsy kid

 ただ、差別されるのは、特にジプシーだけとは、限らないかもしれない。
Romanian policemen brutally beat shop owners & destroyed their belongings

 中国系だろうか、東洋系の商店が警察により破壊されている。

 
 キューバ系アメリカ人も(これ以降文字になるが・・・)

Christina Milian Experiences Racism in Romania on Film Shoot
 
 黒人も

What life is like for "Black" Romanians.
BLACK ROMANIANS MAKING A WAY FOR THEMSELVES IN THEIR HOMELAND

By CHUCK TODARO

Posted by RUNOKO RASHIDI





 もっとも、そのルーマニア人も近隣諸国からは差別されているらしい。

Anti-Romanian discrimination
From Wikipedia,


Anti-Romanian discrimination and sentiment or "Romanian-phobia" (Romanian: antiromânism,[1] românofobie) is hostility toward or prejudice against Romanians as an ethnic, linguistic, religious, or perceived racial group, and can range from individual hatred to institutionalized, violent persecution. Anti-Romanian discrimination and sentiment has been present in various degrees among the peoples and/or governments of countries bordering on Romania, either toward Romania itself or towards Romanian ethnic minorities residing in these countries.


 あるいは、近隣諸国からだけとも限らないのかもしれない。
 
 アイルランドでも、

Love UCD, Hate Racism
Submitted by Bridget Fitzsimons, News Editor on Tuesday, 27 October 20094 Comments
In light of recent racist attacks on a UCD student, Bridget Fitzsimons asks why Ireland’s attitude to non-nationals has not changed





Attacks focused on members of the academic community are not exclusive to UCD. A maths lecturer in Trinity College Dublin, Dr Calin Lazaroiu, who is originally from Romania, was attacked twice in less than 48 hours in Dublin. The first attack on Dr Lazaroiu left the lecturer with a fractured skull and a broken nose. Sickeningly, the second attack occurred as he was leaving a doctor’s surgery where he was treated in the aftermath of his first beating.


 北アイルランドでも

Racist gang attack family's home


A gang smashed windows at this house in south Belfast
A Romanian family has been targeted in a series of racist attacks in south Belfast.
A gang smashed windows and terrorised pregnant women and children in attacks on two houses on Belgravia and Wellesley avenues.


Two teenagers charged over racist attacks on Romanian families in Belfast
0 Comments | Scotland on Sunday (Edinburgh, Scotland), June 21, 2009
Byline: Ian Graham


 イタリアでも

Romanian actress battles racism in Italy
Emigrant heads 'charm offensive' to counter anti-Romanian feeling

By Peter Popham in Rome


 もっとも、これらの事件では、ルーマニア人とロマ(ジプシー)は区別してくれ、というルーマニア人からの声もある・・・つれない話である。
 

 ドイツではルーマニアの学生が処女を売って、学費を稼いでいる、ということが話題になったそうである。

Teen who auctioned her virginity for £8,000 may lose half... because prostitutes in Germany are taxed at 50% of earnings
By ALLAN HALL
Last updated at 2:04 AM on 22nd May 2009



Tax authorities in Germany are poised to claim 50 per cent of the money that a teenage student earned for 'auctioning' her virginity because they claim it was 'tantamount to prostitution'.

Romanian-born Alina Percea, who is a student in Germany, was paid £8,800 in cash for a weekend of sex with the Italian businessman after she auctioned her virginity online.

But tax officials in Berlin regard the 18-year-old's act as 'nothing more than prostitution'.

Prostitution is legal in Germany - but it is heavily taxed.



 因みに、ドイツでは売春は合法らしい。ただ、税金を払え、といわれたそうな。


 ヨーロッパを過度に美化している人は、見たくなかったかもしれない。

 また、いわゆるヨーロッパ、あるいはEUの内部とて、一様では全然ない。

 欧米でも日本でも諸問題を抱えている。

 日本の問題を語るのは、いいが、欧米を美化して、日本を卑下するのは間違っている。
 
 日本の問題を語るのは、いいが、日本人と語らずして、日本人と議論などして、日本社会に参加せずして、あなたが日本人の「われわれ」の一人としてみられることは永遠になかろう。

 


本当に変わる?

2009年12月14日 07時05分41秒 | Weblog
ノーベル平和賞受賞演説が話題になっているようだ。

地政学を英国で学ぶ

 英米での報道や論評は、保守派を中心にけっこう高評価


オバマ大統領のノーベル平和賞受賞演説全文
REMARKS BY THE PRESIDENT BARACK OBAMA

 さらっと読む。

 演説冒頭、世間から批判されていることに関して、上手くかわしている。

 まず、この点、日本の政治家も注目すべきだ。
 批判の存在をみとめ、それを真正面から受け止めて、それにうまく応答することは、政治家や、論争家にとっては必須の技能だろう。


 内容に関して、朝日の論説については、産経の古森氏からの批判がある。
 
 たしかに朝日の読みは偏っている。普通に読めば、日本人が好きなガンジー風の絶対平和主義的を尊重しつつも批判し、正義の戦争論を展開している。

 参考 War & Ethics a new just war theory

 そのなかで、アメリカの政策や実践をさりげなく正当化しているから、アメリカの一部保守が喜ぶわけである。

Armed for reality
The president's foreign policy shift
 via Mozumozu


 朝日としては、正戦論の適用基準があいまいで、そのあいまいな基準で、現実の戦争を合理化しやすいこと、道徳的リアリズムは、それはそれでいいが、道徳的リアリティに適合している、と錯覚して、安易に、介入したり、あるいは、現実の戦争を合理化しやすいこと、また、実際、オバマ政権のもとでも、CIAによる拷問の実態などの公開に消極的であることなどを、、つついた方が朝日らしい、論調になっただろう。

もっとも、平和や人権尊重のために、戦争が必要なときもある、ということは、日本の平和ボケ論者も肝に銘じておくべきであろう。


 天皇の政治利用に関しても、今回の演説に関しても、なんとなく朝日の刃が鈍ったような気もしないでもない。

 天皇の政治利用といえば、

When You Meet an Emperor, Smile(Shisaku)
via mozumozu


That the Japanese would go against their own rules and receive China's heir apparent at short notice would be the proof of not just the greatness of China but the greatness of the one chosen to lead China.

直前の通知にも係わらず、日本人が規則を破ってまで、中国の後継者と会見するのは、中国の偉大さの証明であり、中国の後継者の偉大さの証明でもある。

Li might just be going out of his way to show that a Chinese leader cannot only can meet the Emperor whenever he wishes but that when he meets the gentleman he feels no need to contort himself into an L-shape like that young American president did.when he meets the gentleman he feels no need to contort himself into an L-shape like that young American president did.

I must admit: I look forward to the video of the mutual greeting.

中国の指導者だけが、天皇と会見でき、彼(習近平国家副主席)は、アメリカの若い大統領のように、L字型の深いお辞儀なんかする必要も感じないと見せようとするかもしれない。二人が挨拶する場面の録画が楽しみだ。


 というように、国際政治の権力闘争にまで、天皇を巻き込ませてしまった、鳩山首相の罪は重いーーーーというならまだしも、shisaku氏はむしろ日本の官僚の対応が過敏すぎるとして、そっちに批判的なのである。

 ここらへんに天皇制に対する歴史認識の甘さなのか、日本の政治の仕組みに対する理解の浅さなのか、あるいは、自民党嫌い、官僚嫌いのあらわれなのか、は定かではない。

定員の100倍殺到、小泉ジュニア超人気ツアー(読売)
小泉進次郎ツアー50人枠に5千人 横須賀で海軍カレー(朝日)

 読売と朝日がめずらしく野党のニュースを伝えている。


自民党は本当に変わったとみられる(ような)方針(を示すこと)だ」と記者団に語った


 全くその通りである。

 それには、むしろ、自民党内部の旧勢力をいかに丸め込むか、の戦術も必要かもしれない。