Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

メディアによる政府・行政の政策・運営の監視・批判の強化を  他

2011年05月14日 23時03分33秒 | Weblog


朝日社説
2011年5月13日(金)付 米議員提言―脱「辺野古」への一歩に


嘉手納統合は、これまで何度も検討されながら、日米双方の事情で結局は見送られてきた案である。米側は、空軍の航空機と海兵隊のヘリコプターを同じ基地で運用することに強い難色を示してきた。米側が軟化したとしても、嘉手納周辺自治体の理解を得るのは容易ではない。

 当山宏・嘉手納町長は早速、「町も住民も断固反対だ。国外移転しか道はない」と語っている。2万人を超す嘉手納周辺住民が、夜間、早朝の飛行差し止めと損害賠償を求めて、裁判を起こしたばかりでもある。


困難はある。



沖縄知事、嘉手納統合案「入り口に」 検討の余地示唆

2011年5月13日19時46分



 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、同県の仲井真弘多知事は13日、レビン米上院軍事委員長らが県内の米軍嘉手納基地への統合を提言したことについて「(解決の)入り口にはなるかもしれない」と記者団に語った。普天間飛行場の県外移設が仲井真氏の持論だが、統合しても現在より嘉手納基地の騒音が減るならば案を検討する余地はあるとの考えを示した。

 仲井真氏は、レビン氏らがいまの嘉手納基地の部隊や施設の国内外への分散に触れたことを指摘。日米両政府が「騒音が明らかに減る保証」を示せば、地元に説明する「入り口論」になると語った。

 開発段階で墜落が相次いだ新型輸送ヘリ「オスプレイ」を普天間飛行場に配備する計画については「(宜野湾の)町の中であんな危険なものはダメだ。それより早く普天間を動かしてもらいたい」と反発した。


 しかし、突破口にはなりえる。

原発敷地内に医師不在 作業員死亡、心筋梗塞か
2011.5.14 21:43


 福島第1原発の敷地内で作業していた60代男性が体調不良を訴えて死亡した問題で、東京電力は14日、作業員らが宿泊する敷地内の免震重要棟の医務室には当時、医師が不在だったことを明らかにした。一方、男性が搬送された病院の救命救急センターの医師は取材に「死因は心筋梗塞の可能性が高く、放射線の影響は考えにくい」と説明した。


 ということであろうとも思う。しかし、放射能の影響は別にしても、作業員の労働環境に関しては当初から問題にされていた。

 犠牲者がでないとわからないのか、あるいは、犠牲者がでてもわからないのか?
 
 原発対策態勢の不十分さについて、一方では、いまだに政局の動向に力を入れつつも、他方では、大きな問題視しなかった、マスコミも少しは責任を感じるべきであろう。

 ジャーナリストたちが問題意識をもつこと、その問題意識のもとに、たんにセンセーショナルに論じるのではなく、証拠、専門家の意見など裏をとりながら、問題にして、記事を書く一層の努力をお願いしたい。


東電トップ報酬半減でも3600万だったなんて

 3600万くれるなら、私も土下座まわりに参加してもよい。


生食肉基準、再三の要請に厚労省「前例ない」

 全国消費者協会(東京都中野区)の戸口つとむ事務局長は「厚労省は現場からの声をくみ取らず、前例がないという理由で問題を放置した。職務怠慢の責任は重い。市民の命を守ることが行政の役割のはず。今後は、事件が起きてから対処する姿勢を改め、予防するための危機管理にあたるべきだ」と指摘した。(酒本友紀子)

(2011年5月14日11時19分 読売新聞)


行政が現場や消費者・国民の声をくみ取らないのは厚生労働者だけの問題ではない。

苦情に関して、より素早く回答し、責任の所在をより一層明確化する制度が必要なのである。

NYT
Japanese Reactor Damage Is Worse Than Expected
By HIROKO TABUCHI and MATTHEW L. WALD
Published: May 12, 2011


東電のメルトダウン発表について、


One of the most startling findings announced Thursday was that water levels in the reactor vessel, which houses the fuel rods, appeared to be about three feet below where the bottom of the fuel rods would normally stand. Ever since the reactor shut down, workers’ primary task has been to keep pouring water into the reactors to ensure the nuclear fuel remained covered so that it would not melt. But the new information suggests the fuel was uncovered for at least some time, probably early in the crisis.


startling findings って、海外では、partial melt down って報道していたべ?
NYTはそのような報道なかったっけ?
自分たちの報道を信じていないから、Startling findings になるのだろうか?



David Lochbaum of the Union of Concerned Scientists, a nonprofit group usually critical of the nuclear industry, agreed that the temperature readings were a good sign.

He said he believed that the damage to the fuel at Reactor No. 1 was already finished, and that even if some fuel rods were still standing ― and therefore exposed ― they were no longer hot enough to keep melting.

“As bad as things are,” Mr. Lochbaum said, “they’re getting better.”


 原発産業に批判的な専門家も、これ以上溶解する温度ではない、悪い状態ではあるが、改善はしている、

 という専門家の意見をいれてバランスをとっている。

 危険は潜在しているが、リスクは徐々には減っている。ただ、時間がかかりすぎる。

ロシアトゥデイ

Solitary Confinement Widely Used in US
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Published: 14 May, 2011



As Amnesty International released its 2011 Human Rights Report, it issued harsh criticisms at dozens of countries, from Afghanistan to Uzbekistan, from China, to Zimbabwe.

There are also criticisms of the United States for detentions at Guantanamo Bay and in Afghanistan, but there was little mentioned about a form of punishment that's becoming more and more widespread: the use of solitary confinement.
When you think of the measurements, six by nine by twelve, you may think of a large box or a tiny restroom, but for more than 25,000 people in America, those are the measurements of their home. At times it is a space reserved for the most dangerous criminals in the world, but for many others, like Robert King, it is a space reserved for the innocent.


どれだろうな?

これか?

Amnesty International | Annual Report 2011 | The state of the
あるいは、このことか?

World Report 2011 | Human Rights Watch

まあ、いずれにせよ、アフガン、中国などの人権状況、あるいは、米国のグァンタナモでの勾留に関して手厳しい批判をしているが、米国の独房について触れていないのはいかがなものか?と。
ロシアトゥデイ
Georgia passes anti-immigration bill
permalink email story to a friend print version
Published: 13 May,


ジョージアでもアリゾナ同様の反移民法が通過した、と。


05/13/2011

Terrorists Have Rights Too
What International Law Says about the Killing of Bin Laden



The elimination of al-Qaida figurehead Osama bin Laden earlier this month was widely celebrated. But was it the right thing for the US to do? International law expert Kai Ambos argues that killing him was both illegal and morally dubious.


オサマビンラディン殺害に関して国際法からして、違法であり、道義的に不当であったのではないか、と、国際法学者。

 わりにスッキリと筋が通っている記事。
 被疑者にも人権がある。 戦争ではない、仮に戦争だとしても、オサマは、司令官にあたらない、という意味では違法であり、自由民主主義国は、敵と同様な野蛮な行為をせず、敵にも最低限の権利を認めるべきであったのにしなかった、という点では道義的に不当である、と。

更新
@DanielKahl
ダニエル・カール


Uploaded YT video about int'l media's piss-poor reporting on Japan. Do they have some sort of vendetta? http://bit.ly/kx4MXX #japantsunami



@DanielKahl
ダニエル・カール
Their whole performance is pretty condescending twrd Japan, don't you think? They treat JPN like some petty dictatorship in the 3rd world.
2時間前 webから
suzukyと他4人がリツイート




@suzuky
suzuky


前からそう。日本は人民に思想表現の自由がなく、男性優位社会だからエロアニメが大手を振っていて、女性は人権がなく、老人がいばっていて、民主的でない、したがって遅れているのだが、なぜか機械化が進んでいて、カネだけはもってると思われている。そしてなぜか伝統文化があるとも。




suzuky suzuky
まあ、でもアメリカのロウワーなメディアって、端的にいって、外国になんて全然興味なくて、アメリカ・イズ・ナンバー・ワンとしか思ってないみたいだし……。
1時間前
返信 @suzuky ↑

@tomojiro
tomojiro

@suzuky 悲しいのは今回の震災に関しては特にドイツのメデイアが全くそのような「変な日本」とい視点で取り上げていることですね。今回の震災の海外報道で一番がっかりしたのはポジティブな側面を強調するにせよ、ネガティブな側面を強調するにせよ、ステレオタイプが未だに根強いことですね。
1時間前 Echofonから


@tomojiro
tomojiro


昨日、朝日新聞に掲載されていたドイツの社会学者ウルリヒ・ベックのインタビュー。完全に賛成するわけではないけれども面白い。この人の『危険社会』という書籍は必読! http://tinyurl.com/3qnr3z2


2011年05月13日12:19
カテゴリニュース書籍
ドイツの著名な社会学者ウルリッヒ・ベックさんの朝日新聞インタビュー記事「原発事故の正体」全文引用いたします。


 面白い観点は、

「19世紀、欧州などでは、近代という時代が生み出す不確実性やリスクに対処するための仕組みが開発されました。たとえば、失明したり腕を失ったりする危険に向き合うために、お金で補償する保険という仕組みが発達した。これは進歩を可能にするために社会契約だったともいえます」

「ところが、保険制度は原子力事故のリスクに対応しきれません。備えられている額は、必要な額よりははるかに少ない。実際のところ、保険という仕組みを超えているのです

--つまり、問題の大きさに見合う解決策がないということですか。

「現代の問題を19世紀の枠組みで解決しようとするのは誤りです。たとえば、複数の化学工場からの有害な排気にむしばまれた町の住人が、賠償を求めて裁判を起こす。ところが被害は明らかでも因果関係がはっきりしないからと裁判で負ける。また、チェルノブイリ原発事故による犠牲者について、数十人という見方もあれば、はるかに多い数を挙げる説もある。なぜ、そうなるのか。事故の影響が広範で複雑で長期にわたるからです。チェルノブイリでは、まだ生まれていない人が被害者になることだってあるかもしれない」


 いわゆる原発の直接犠牲者について比較できるかどうか?脱原発の人たちは、なぜか、おどろおどろしい結論を導きたがるが、そうした戦術には問題がある。水力発電などでもより大きな犠牲者がでているからである。

 楽観的な見方だと、原発事故があった場合、今回の事故では放射能による医学的な被害はなかろうというものもあるが、穿った見方をしても、せいぜい、ある人がガンになってもその人が原発事故の放射能により被害をうけたか否かは不明な場合が多い、ということでろう。

 適切な避難をすれば、むしろ医学的にはそれほど大きな問題はない、というのが私は妥当な結論だろう、と考えている。
 しかし、 問題は、避難する人達への補償に対する保険であろう。

 今回の対応はひどすぎる。

 原発維持派・推進派の人達は、この問題点を解消できなければ、維持・推進の説得はできない、と考えるべきであろう。



 

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6 コメント

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メルトダウンと燃料棒露出 (入人)
2011-05-15 02:22:10
私は基本的にNYTは大嫌いですが、これに関してはそれほど問題ではないのではないでしょうか。

> One of the most startling findings announced Thursday was that water levels in the reactor vessel,
> which houses the fuel rods, appeared to be about three feet below
> where the bottom of the fuel rods would normally stand.

> startling findings って、海外では、partial melt down って報道していたべ?

これは実際、燃料棒が「一部」露出と言われていたものが「全部」露出であるとわかったわけで、重大な状況の変化ではあると思います。
一部でも水に浸かっていればそこから熱が逃げ、さらに水蒸気が上部の燃料棒をも冷却するという形で不十分ながらも冷却機能が保てます。ところが全部が露出していると燃料は加熱するに任されてしまいます。これは非常に危惧されている事態です。もちろん、予想以上に深刻な事態に陥っていたとはいえ、ある程度歯止めがかかっていたということ自体は不幸中の幸いではありますが。

また、melt downという言葉には正確な定義はありませんが、少なくとも燃料棒が露出することではなく、その結果燃料棒が溶けて中身の核燃料が燃料棒の外に出てしまわなければmelt downとはいいません。例えば、一瞬燃料棒が露出しても次の瞬間水がぶっかけられて冷却が行われれば(これ自体、平時の基準で見れば重大事故ですが)melt downには至っていないといえます。

そういう意味で、このNYTの記事は特におかしなことを書いているとは言えないと思います。
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Unknown ()
2011-05-15 03:27:05
なるほど、

たしかに、おっしゃるように、

「燃料棒が「一部」露出と言われていたものが「全部」露出であるとわかったわけ」でしょう。そして、その点についてのstartling findings の前に指摘されています。



It showed that the water level in the reactor was much lower than expected despite the infusion of tons of water since a devastating earthquake and tsunami knocked out the plant’s crucial cooling systems.

この順序からするとそれが、Startling findings である、という意図なのかは微妙なところではないでしょうか?


primary task has been to keep pouring water into the reactors to ensure the nuclear fuel remained covered so that it would not melt.....

But the new information suggests the fuel was uncovered for at least some time, probably early in the crisis.

That indicated that the exposed fuel has probably melted and slumped to the bottom of the vessel in little pellets, Junichi Matsumoto, a Tepco spokesman, said Thursday at a news conference.

とうところまで含めるとやはり、

露出を防いて、溶解を防ぐために水をかけていたが、露出していた、(そして、溶解して底に墜ちていた。)ということがStartling findings だ、といっているのではないでしょうか?


また、

1)海外の報道ではpartial melt down といっていた。

2)入人さんのご説明を読むと

「少なくとも燃料棒が露出することではなく、その結果燃料棒が溶けて中身の核燃料が燃料棒の外に出てしまわなければmelt downとはいいません」
とありますから、

3)従って部分的でもメルダウンしていたなら、燃料棒は露出していたことが前提になる、

ということではありませんか?

4)また、メルトダウンしていれば、それが底に墜ちている、ということではないでしょうか?

つまり、部分的メルトダウンしていたとする、、英語圏のメディアでは、露出して燃料が落ちていた、というのは、承知の事実の筈で、とくにstartling findings と形容するほどのものなのか、どうか?



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Unknown (入人)
2011-05-15 11:26:44
>露出を防いて、溶解を防ぐために水をかけていたが、露出していた、(そして、溶解して底に墜ちていた。)ということがStartling findings だ、といっているのではないでしょうか?

はい、それはおっしゃる通りだと思いますが、実際それはstartled findingであったと思います。私の知る限り、海外報道でも燃料棒が「全部」露出しているという見方は一般的でなかったと思うので。
また、今回の東電の発表では燃料の大半が底に落ちた、ということのように思われますが、それも想定を上回る事態のように思えます。

>3)従って部分的でもメルダウンしていたなら、燃料棒は露出していたことが前提になる、

これはおっしゃるとおりだと思います。

>4)また、メルトダウンしていれば、それが底に墜ちている、ということではないでしょうか?

これについては私もはっきりしたことを理解していませんが、もし「メルトダウン」というのが燃料棒損傷のことであれば、必ずしもそうではないというのが私の理解です。たとえばこれは福島とは比較にならないほど小規模な事故ですが、これをメルトダウンと呼ぶ人はいないでしょうし、また燃料が落ちていればもっと深刻な放射能漏れになっていると思います。
http://www.asahi.com/national/update/0506/OSK201105060054.html

ここからは完全に憶測ですが(が、NYTの記者の知識が私を大きく上回ることはないでしょう)、燃料棒の損傷のイメージは、私は「電池の液漏れ」だと思っています。電池の液漏れでも、小さな穴が空いた状態、そこから中身が一部噴き出した状態、中身がほとんど外部に漏れてしまった状態と色々な深刻さが考えられます。今回の場合「中身が一部噴き出した状態」だと思われていたのが「中身がほとんど外部に漏れてしまった状態」だと判明した、ということだと私は理解していて、それが事実なら確かにstartled findingだという評価は妥当と思った次第です。
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Unknown ()
2011-05-15 14:11:23
>私の知る限り、海外報道でも燃料棒が「全部」露出しているという見方は一般的でなかったと思うので。


ここは、読みの問題ですけど、私はそのことよりも、melt というところに焦点があったんではないか、と読んでいます。



もし「メルトダウン」というのが燃料棒損傷のことであれば、必ずしもそうではないというのが私の理解です。

→ここらへん、メルトダウンという言葉を使っていた人が、どのような意味で使っていたかにもよりますよね。
まあ、英語圏の記事でも、それほど意味がわかってつかっていたとは思いませんが、melt メルトというくらいですから、、溶ける という意味で使っていた、と考えてよいのではないでしょうか?



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Unknown ()
2011-05-15 14:48:28
議論の補強として、WSJを取り上げておきます。

http://online.wsj.com/article/SB10001424052748703730804576318470827245128.html

Some U.S. experts said Tepco simply has acknowledged what U.S. nuclear experts already believed was the case―that severe core damage has occurred which allowed radioactive material to migrate outside the thick steel walls of the pressure vessel. One indication of this breakdown in normal protective barriers has been the high radiation readings in the containment area and reactor building.

Previously, Tepco officials had said they believed there had been "damage" to the fuel rods but didn't specify what that meant. On Thursday, for the first time, officials conceded that the fuel rods likely had "melted," crumbled or changed shape, and that the fuel had probably fallen from its casings.

The nuclear industry lacks a technical definition for a full meltdown, but the term is generally understood to mean that radioactive fuel has breached containment measures, resulting in a massive release of fuel.

こちらのほうが適切。もっとも、溶解していたのではないか、というのは、米国の専門家のみならず、日本の専門家も言っていましたが。

つまり、米国でも報道などでは---
そして、日本の専門家もーーー部分的なメルトダウンしているとは言っていた。
とくに驚くべきこともなかろうに、なにを驚いているのか、あるいは、驚いたぶりをしているのか、というのが投稿の趣旨です。

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Unknown (Unknown)
2011-05-15 19:53:47
1号機が2.3号機よりもましと考えられていたのに、全損メルトダウンとなると、2,3号機も全損メルトダウンという可能性が高いのでしょうか?特に3号機は2ヶ月もたってるのに、温度計を信じるなら、いまだに高温で全く冷えてないように見えます。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110515-OYT1T00446.htm
今後燃料が格納容器から漏れ出し、外界にでてプラント敷地内を汚染して、作業不可能にならないのか、圧力容器の底が抜けて、水と反応して水蒸気を発生させて爆発をおこすことはないのか。
最悪な事態ばかり考えてしまいます。
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