Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

お人好し 他

2011年05月22日 04時02分24秒 | Weblog



本来、破綻会社であれば、まず役員と従業員、株主、金融機関が損をかぶって負担するのが「株式会社と資本市場の基本ルール」だ。ところが、今回の賠償スキームでは、株主は株式が紙くずになる100%減資を免れ、銀行も融資や保有社債の債権カットを免れた。
長谷川幸洋 2011年05月14日 ニュースの深層


これはこれで筋が通っているし、わかりやすい。

他方、発信箱:つじつまが合わない=福本容子
 そもそも、原発が国策で「最後まで国が前面に立ち」責任を持つというのなら、最終的に東電が全賠償を負う、あの計画は変。

 東電にお金を貸してきた銀行に「責任」を求めるというのも、何の責任?となる


という意見もある。原子力政策は資源の乏しい我が国が国策として進めてきた、のだから、東電や銀行にあんなに責任を負わせるのはおかしい、ということだろうが、しかし、関与の度合い、責任の度合いが違うのだから、東電、銀行に責任をもってもらうのはそれほど辻褄が通っていないわけでもない。


いつまた連帯責任を求められるかわからない電力会社に、今まで通り大事な預金を回すことは難しくなる。そこまで考えた?

 ついでにもう一つ。政府は「新成長戦略」で、金融立国を目指す、と言った。日本をアジアの金融センターにする、とも。つじつまを合わせるなら、どこまで責任問えるか分かんないけど人気ないとこに負担させちゃお、はやめないと。


この視点はあってもいいかな、とは思う。
もう少し専門家たちの意見を聞いてみたいところである。

社説:論調観測・大震災と社説 課題掘り起こす役割も

 そうした節目に際し、論評していくのが社説の大きな役割である。しかし、大震災に伴って起きているのは原発問題だけではない。とりわけ、とかく見過ごされがちになっている課題を掘り起こしていくのが大切な仕事ではないだろうか。


当たり前ではないか、と思う。いまさら、こんなことを言っているから、日本の大手メディアは政府からの情報の垂れ流しと揶揄されるのである。今後課題・問題意識・ビジョンをもって頑張ってもらいたい。



首相の海水注入中断「人災」…谷垣氏徹底追及へ


しかし、谷垣という人もよほどお人好しで、周囲からもっと菅を責め立てよ、といわれると、やる、といった感じか。芯が通っていない。

 菅個人の問題より、でっかい国の政策問題をなぜ、つつけないのか、対案とともにそれをつつくことで、追い詰めようとしないのか? 

 こんなことばかりやってきて、またメディアもこんなことばかりにうつつをぬかして、日本の重要政策は長年ないがしろにされてきたのである。


社説:震災と日中韓 融和から協力深化へ

今回の訪問は特に意義があったとも思わないが、
 経済的な相互依存、エネルギー利用や環境問題、防災体制などを考えると、日中韓の協力推進が相互利益の増進につながるのは明らかだ。震災支援で国民感情のしこりがほどけつつあるこの機会を生かし、個々の懸案で対立が生じても決定的な関係悪化に至らせない知恵を、それぞれが出していきたい。

という視点は重要である。

アルジャ

Japanese shipwrecks destroyed during World War II could lead to an environmental disaster in the Pacific.

全部見てはいないのだが、第2次大戦中の日本の戦艦などの瓦礫からの油などが太平洋の海水を汚染しつつある。

映像を見るとわかるが、透き通る海水に黒い油が沈没した船から漏れ出ている。国際法上どうなるのかわからないが、こうしたことは早め早めに問題意識をもって積極的に取り組んでいったほうがいい。

Japan Times


Saturday, May 21, 2011

ANALYSIS
Pact is welcomed but abuse concerns raised

By MINORU MATSUTAN

ハーグへの取り組み、分析というより、欧米人、とくに欧米人男性むけの広告記事。

 日本人女性の声をがない。

 この点、日本人女性もわるい。いままで、欧米から日本人男性に抑圧される被害者として語られてきて、得する面もあったせいか、それについて沈黙、あるいは、それを利用してきた。
 しかし、今回の件では、拉致の当事者として犯罪者扱いされている。

 ハーグのこの協約に関しては、私はその趣旨が悪いとは思わない。問題を子供のいた国で解決するというのは不合理なことではない。
 
 しかし、日本人が知らなかった問題も多い。これまで、英語圏の報道では日本の離婚に伴う不合理な側面が報道されてきた。確かに、面接権の行使をより確実に実行させる制度などは日本でも問題とされており、改善が必要である。
 他方、日本の報道では、例えば、米国で離婚をすると移住の自由がなくなり、子供をめぐってがんじがらめになることなどあまり知らされていなかった。


 国際結婚の行く末: 在アメリカ 国際離婚とハーグ条約
参照。

 また、家庭内暴力で離婚した女性の声もあまり報道されていない。

 圧倒的に欧米人配偶者に偏った情報しか流通していなかった。
 この点、連れ去りをした側の日本人女性の側も声をだすべきであったし、これからもっと声を出すべきである。
 体験談をあつめたものなどを出版や、あるいは少なくともネットでだしていくべきだ。

NYT


Japan Closer to Giving Rights to Foreign Parents
By NORIMITSU ONISHI
Published: May 20, 2011



The issue attracted attention when an American man from Tennessee, Christopher Savoie, was arrested in Japan after trying to take his two children to an American Consulate in 2009. His former wife, Noriko Savoie, had violated an American court custody decision by taking their children to Japan. The Hague convention requires children in such cases to be returned to their countries of usual residence.


同じ問題で、あのサボイエがなかば、英雄に祭り上げられ、サボイエ事件がハーグが適用されるケースである、という。
 仮にあれにハーグが適用されたら、悲劇であろう。ハーグ条約の悪用の典型のようなものである。

 ただ、これにしても、他の問題でも、日本人が英語圏で声を出さない。情報を発信しない。
 ニフコJapan Timesのような日本の英語紙も日本人の声、日本人女性の声を無視する。
 その一方、極右の悪役ばかりが、海外の報道でとりあげられる。

 英語圏の情報網では、日本は手込めにとられているようなもの。

 最近声を出しているのがアラブの民である。

 シュピーゲル
05/20/2011

Rising Literacy and a Shrinking Birth Rate
A Look at the Root Causes of the Arab Revolution


 識字率の高まり、教育の普及、失業率の高さなどから、民衆の声が高まっている、と。
 論者のおフランス万歳的な態度が見え隠れするところは鼻につくが、わりにまともな論評ではないか、と思う。


These freedom movements are not anti-Western. On the contrary, in Libya, the rebels are calling for more support from NATO. The Arab revolution has set aside the cliché of a cultural and religious uniqueness that supposedly makes Islam incompatible with democracy and supposedly destines Muslims to be ruled by at best enlightened despots.

SPIEGEL: It's noticeable that you downplay the significance of the religious and economic factor in your interpretation. What makes you so sure?

Todd: I don't disregard it; I just think it's secondary.


But according to the law of history that states that educational progress and a decline in the birth rate are indicators of growing rationalization and secularization, Islamism is a temporary defensive reaction to the shock of modernization and by no means the vanishing point of history. For the Muslim world, that vanishing point is far more universal than people are willing to admit. The notion of unchanging Islam and the Muslim essence are purely intellectual constructs of the West.





PIEGEL: Osama bin Laden sought to conduct this clash of civilizations with spectacularly staged acts of terror. Does his death mark the political end of al-Qaida?

Todd: His ghost may continue to fascinate people. His admirers can try to keep the flame alive. But the horribly brutal action taken by the United States actually came at the worst possible moment. Al-Qaida was already politically dead before the death of Bin Laden. The organization never became a mass movement.


 いわゆるアラブの宗教勢力というものが、西洋による虚構の構築物である、というのは、私もそんな気がする。

Todd: Yes. The Arab Spring resembles the European Spring of 1848 more closely than the fall of 1989, when communism collapse

アラブの春が共産主義の崩壊より、むしろ、1848年革命に似ている、という。


EUobserver

Japan: Ashton was wrong on China arms ban
Typhoon off Japan. Tensions between Japan and China have flared up over the past year (Photo: Nasa)

ANDREW WILLIS

19.05.2011 @ 09:29 CET


EUOBSERVER / BRUSSELS - A recent proposal by EU high representative Catherine Ashton to lift the bloc's arms embargo on China was a "mistake" which caused great "concern" in Japan, a senior Japanese diplomat has said

.
 中国への武器解禁、日本が異を唱えている、と。

 欧州の理性ってどんな感じだか、想像してみてください。

ロシアトゥデイ

Is it the end of the world as we know it?
permalink email story to a friend print version
Published: 21 May, 2011

ABC
It's the End of the World as We Know It
May 20, 2011 4:

CBS

May 20, 2011
How Harold Camping marketed the Rapture
Self-made prophet with $117 million radio network spreads worldwide message that the Apocalypse will begin at 6 p.m. ET Saturday
Font size Print E-mail Share 124 Comments By Bill Whitaker


 5月21日は地球最後の日、バイブルがそう言っている、と信じて、逃げている一部のアメリカ人。

 ロシアトゥデイ

American middle class is crumbling
permalink email story to a friend print version
Published: 20 May, 2011



Americans are enduring what many are calling a historic economic collapse. Yet most have no understanding of what is going on or what caused this to happen.
The economy and policy are overshadowed by entertainment and fluff news. The US media is failing to deliver the story behind the collapse to the American.
American TVs and newspapers are full of sex scandals, humorous debacles and entertainment hype. The reality of the economic concerns faced by most Americans are not being covered – leaving most Americans in the dark about what exactly is going on or what the future may truly hold.
Senior analyst Max Fraad Wolff from Greencrest Capitol explained that rise in low income industries and an erosion of the middle class and unions has led to a steady decline in the overall economy and job market.
This affects the ability of Americans to own homes, pay for healthcare and eventually retire. As costs rise and incomes decline, the people suffer.



Presently there are more Americans on welfare, food stamps and unemployment than ever before. Many people have maxed out their access to benefits and are unable to receive any government support. Due to budget cuts more and more states are cutting benefits offered to those in need, driving up the poverty and homelessness rates.
The Average person getting out of college now has then of thousands of dollars in debt, and yet is earning less than someone would have if they graduated ten years ago.
Majority of middle class Americans cannot afford college any longer. Tuition rates are high and the prospect of debt is daunting from both loans and credit cards.


 米国 中流階級の崩壊。

 似たようなことは日本でも言える。


ガーディアン

Nick Griffin and the fall of the BNP
There is still considerable potential for an anti-immigrant populist party in Britain, but it's not going to be the BNP

Matthew Goodwin
guardian.co.uk, Saturday 21 May 2011


反移民勢力がなくなるとはいえないが、BNPはおしまいやろう、と。

ガーディアン


What would independence mean for Scotland's racial minorities?
Scotland's 'other' has firmly been the English. What happens when it starts to look more inward?

The Guardian, Friday 20 May 2011

スコットランドが独立したらスコットランドのマイノリティーはどうなるのだろうか?と。


surveys tell us that the Scots are no more exclusionary in their attitudes than the English.

With only around 2% ethnic minorities, however, it's a theory of tolerance that is yet to be tested and, as any student of nationalism will tell you, there's a fine line between inclusive and exclusive national identities. Until now though, and sectarian issues aside, it appears that Scotland's "other" has firmly been the English – what happens when it starts to look more inward?


スコットランドでは英国人がマイノリティーになるそうです。


Perhaps with the exception of Herman Rodrigues' 2006 exhibition on Scotland's Asian communities, little is said of the "new Scots"


新しいスコットランド人について語られることは少なかった、と。


日本でも新しい日本人についてもっと語っていくべきであろう。




最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2011-05-22 18:24:44
ハーグ条約関連で確かに日本人女性の声は全くきこえませんね。
日本国内でも日本人女性がどう思ってるのかも聞こえない。
欧米人と結婚=勝ち組みたいな考えが、日本人女性の中にあるような気もしていましたが、現実にはこんな状況もあるわけですが、そういう認識をもって欧米人と付き合っているのかと、心配になります。
個人的な考えなので、偏見かもしれないのですが、欧米男性が日本人と結婚するケースは、本国で自国の女性に相手にされない、田舎や辺境で、自国の女性たちが結婚生活をおくりたいと思わないような地域出身の男性に、あてがわれるような感じになっているケースが多い気がします。
嫁不足だから日本人を嫁にもらおうみたいな。

それから日本人と欧米人との間でトラブルになると、欧米政府、マスコミは徒党を組んで日本、日本人叩きをするのは、鯨漁でもはっきりしています。
インドや中国でも似たような親権問題が発生しているはずですが、欧米政府がインドや中国に対し、日本に対する執拗な圧力をかけているという話は聞きません。
日本は弱いから叩くだけ叩いて、自分たちの要求、欲求を吐き出すための、サウンドバックの様になっているように感じます。
抗議しない、攻撃してこない相手は、国際社会ではカモにされる、叩かれるだけなのでしょう。
今回のケースで日本政府が圧力に屈した場合、日本は圧力をかければ屈するから、交渉なんてする必要ないなという事になり、何か問題がおこるたびに脅され、圧力をかけられ、日本の矮小化はすすんでいくでしょう。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。