さくら日記でございます。

うれしいこと、楽しいこと、わたし的オススメ品などなど
書かせてもらってます。読んでいただけたらとっても幸せです。

★世界一!高い志でここまで積み上げた「マツダ」

2019-09-29 07:02:48 | 「本」

お疲れ様です。
皆さまお元気ですか?

今日は本です。
「マツダ 心を燃やす逆転の経営」です。

あなたは、どんな車に乗ってますか?
「車売れてるランキング」
でちょっと検索してみると、
いろいろと出てきました。

とりあえず、価格COMの
「自動車 人気・注目ランキング」
を見てみると

1位がトヨタ RAV4(2019年モデル)
2位がトヨタ アルファード(2015年モデル)
3位がトヨタ カローラツーリング(2019年モデル)

トヨタが強いですね
そして、

4位マツダ CX-5(2017年モデル)
5位マツダ MAZDA3 ファイスバック(2019年モデル)

マツダが食い込んできました。

続いて、トヨタのハリヤー
スバルのレヴォーグ、マツダのCX-8
スバルのフォレスター、日産セレナ e-POWER
です。14位にはスズキのスイフトスポーツ
15位にはホンダ フィットハイブリッド
が入ってます。

その他にも
いろいろとランキンがあります。
データの収集方法など、
サイトごとに様々だと思うので
一概にこの車がナンバーワンとは言えませんが
皆さまが気になる車はありましたか?

ということですが、
今日はその中の「マツダ」の本です。


なかなかおもしろいです。
なんで、今人気が上がってきたのか?
それがわかります。
そして、今後の目指していることも・・・

マツダにかぎらず、各社
同じような思いで、世に車を出していると
思いますが
この、マツダーストーリーも
なかなかグットです。
経営に携わる人にも、オススメかもしれません。

私が若かりし頃は、
マツダの車を購入すると、下取り価格が安くなって
マツダ意外には下取りを出せない
いわゆる。「マツダ地獄」なんて言葉もありました。
それが、現在の人気メーカーにたどり着くまでの
ストーリーです。
興味がある方は是非一読を!

まずは、昔のマツダ
私の相棒、ユーノスロードスターでも
わかるとおり個性的な車が多い
個性を重視する企業だったそうです。

経営陣からも
「一にも二にも個性だ。個性がなければダメだ!」
なんて言われていたそうです。

レイモンドチャンドラー著の
主人公、フィリップ・マロー風に言うと
「個性がなければ生きる資格がない」・・・
そんな感じだったそうです。

なので、
赤いコスモ、サバンナRX-7
赤いファミリア
、そしてルーチェ
今の世代の方は、見たことがないと思いますが
数々の名車が存在したことは確かです。




ですが、社内事情はというと
新しい個性を創り出すには、心機一転
作り直し!
この作業が多発です。
しかも、それぞれの個性
共通点も少なく、すべてを白紙にもどしての
スタートとなると
会社的には、かなりの負担になります。

それに、続いて「リーマンショック」
「大震災」さらに「フォード傘下」に入る
数々のピンチをむかえます。

ですが、今のマツダがあるのは
ピンチの中でも、
世界一という理想を求め続けた社員の存在が
あったから

そんなふうに感じます。

本の表紙を1枚めくったところに書かれてます。
「ドイツ車よ、今にみちょれ」
こんな心意気がマツダ社員の力になったのでは
ないでしょうか。

そして、その思いが今につながる
基本的なコンセプトが
2000年にマツダのブランドイメージとして
打ち出されます。
「ZOOM - ZOOM」という言葉です。
この言葉は、子どもが車の玩具を走らせるときの
「ブーン、ブーン」というという擬音
それの英語の表現
なんだそうです。

車を運転するワクワク感やときめきを
ユーザにもたらすこと

これを象徴する言葉として、この言葉が選ばれたそうです。

そんな、基本コンセプトのもの
個性あるマツダを、ひとつひとつを積み重ね上げた
その結果が今につながるそうです。

そこに至る数々の逸話は
本の中に数多く紹介されています。
やっぱり一読していただくのが一番よいのですが
その中から
ちょっとだけ切り取ってみたいと思います。

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◆「誇り高くありたい」と思わない人はいるの?
・・・

金井 
ルマン24時間というレースでは世界一に
なりましたが、
エンジンとしては世界を制覇するもの
にはならなかったので、
ちょっと席巻したけど制覇はしなかった。

- 
ちょっと席巻(笑)。
ロータリーにはまだこれから先があるようですが。

金井 
そうそう。そこは何も言えないけど。

- 
でも確かに、「こんなもんだ」という人がいても、
自ら「負けたいんだ」と言う人はいませんね。

金井 
モノ造り革新の始まりのところでも言いましたが
自分が弱い、と認めることはいいんですよ。
正しい、だけど、そこで「だから、どうせ」となったら
それは誇りを捨てることになる。
「今に見ていろ」と考えているのなら
その人は誇りを持っている。

ただね、「今にみとれ」と思っていても、
コスト目標が厳しいとか
工場の設備をがらっと変えないといけないから
とかの理由で
「よそはできるけど、うちはできない」とか
そんなことをぐずぐず言っている連中はいるわですよ。

だったら、制約を全部取ったらできるんだろうと
迫ると「やった、待ってたぜ!」と言って
がーっと出てくるやつと、
「いやいやいや・・・」
と次の言い訳を考えるやつとがいるんだけどね(笑)

◆「言いわけこそが、制約条件なのです」

- 
考えてみると、金井さんの「制約を外せ」
というのは、その人の誇り、
プライドに対する挑戦なんですね。

「君は、制約を外してあげても
世界一になりたくないの、負け犬でいいの、

三流と言われていいの、
じゃあ君はなにかやりたことがあるの」という。

自由を約束するようで、
実は厳しい問を突きつけている。

金井 
そう言われて出したもに対して
「まだ志が低い」とかいわれたらね(笑)

- 
さらに厳しい(笑)
志が低い、って
頭が悪い、能力が低いと言われるより
効きますね。ぐさっときます。

金井 
頭が悪いとか、
能力にケチをつける言い方はダメ・・・
たまにはしますねどね。
志が低いというのはよく言いました。

目標が低いとか、期待した数値に届かない
となったら、

たいては言い訳が始まるわけです。
そして、その言いわけこそが制約条件でしょう。

ぎりぎりの議論を詰めていくと、
実は問題は外部の制約じゃなくて
「一生懸命やったけど、
自分たちはここが分かってないいだ」

ということが分かる。

分かってないことが分かるというのは
大進歩ですよ。
何が分かってないかが分かっていないのが
普通なんですから。
すごいことです。

そうしたら次は

その穴を埋めていけばいい。
何をやればいいのか。もう分かっている。
・・・

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ながながと書いてしまいましが
こんな感じです。
最終的には人に戻るって感じでしょうか?
そして、いまから更に
世界一を目指して走るという「マツダ」
今後に期待したいと思います。

ということで、
今日は「山中浩之」さんの
「マツダ 心を燃やす逆転の経営」でした。

 
 
 
 


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