さくら日記でございます。

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★もしかしたら、今一度読み返し自然について 考える時がきているのかも?「木村さんのリンゴ」

2020-12-16 18:50:14 | 「本」


お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日は久々に本のご紹介です。
2013年の少し古い本で
本人の著作ではありませんが
すごくおもしろいというか
これからの私たちの生活環境を考える
上では是非、一読をオススメしたい
そんな本です。

本の題名は
「木村さんのリンゴ」です。
サブタイトルは
「自然栽培に成功した奇跡の秘密」です。
著者は「小原田泰久」さん

この本が発売された当時も
少し気になっていて
その内容も映画化されて話題に
なっていたのですが
そのまま見ずじまいでした。

みなさまはご覧になられましたか?

奇跡のリンゴ 予告編 Movie Walker

話はリンゴを無農薬で栽培している木村さんの話です。
しかも実話です。

そんな木村さんの本を読もうと思ったのは
我が地元が誇る、UFO関係情報の一人者
 高野誠鮮さんの動画をYOUTUBEで見たのがきっかけです。
ちなみにこの動画です。

地球カレンダーの残りの枚数 温暖化の本当の原因 秘密喫茶 居皆亭(いるみなてい)vol.33 ~ 高野誠鮮 × 三上丈晴 ~ 1/6 

この先の話はまだまだ続くのですが
気になった方がいらっしゃいましたら
YOUTUBE検索下さい。

そんな木村さんからのメッセージ
まず、はじめにこの本から情報入手です。

この本にもありましたが
リンゴが実るまでには
通常、13回の農薬の散布が必要
です。
ですが、家族でリンゴ栽培をする中
この農薬の影響で奥さんが体調を崩してしまう
そんな状況になってしまいます。

ですが、りんご栽培は
この農薬を使用しなければ成り立たない
それが実情。

ですが、大切な奥さんを
辛い目にあわすわけにはいかない

そんな想いから
農薬をまったく使用しない
無農薬での栽培に挑戦したお話
です。

と簡単に書きましたが
その挑戦は、想像を絶するものです。
現在のリンゴ栽培では
無農薬は、とてもではないですが
現実的なものとは言えません。

その影響でリンゴがまったく実らない年が続き
家族は、農薬影響とは
まったく違う辛い日々を送ることになったのは現実です。

本には、
食べるものが無く
いろんな雑草を食べたこと
娘の学用品を買うことができず
ひとつの消しゴムを3人の娘で
3つに切って使ったこと・・・

多くのことが書かれてましたが
これは、体験した人しかわからない事だと思います。

こんな厳しい状況ですが、
家族は木村さんの想いに協力
ついには、奇跡的に11年後にリンゴが実りました。

そして、この「TEDx」の講演でも語られていますが
その過程で自然から多くのことを学んだことも事実です。

Miracle apples | Akinori Kimura | TEDxMeieki 


この講演、大推薦なので
興味がある方は是非ご覧下さい。

無農薬でリンゴ栽培を始めると
1メートルの枝に100匹以上の害虫がいました
農薬を散布すればその害虫を一瞬にして
取り除くことができますが、

無農薬栽培では、その虫を手で一つ一つ
取り除いていきます。

それを家族みんなで行います
気の遠くなるような作業です。

頑張っても、頑張っても
それでも、何年もリンゴは実らない
それが現実でした。

ですが、8年くらい経過した頃から
状況が変わってきました。
リンゴの木に探さなければ害虫がいない
そんな状況になったのです。

なぜなんでしょうか?
虫がいるから農薬を散布する
ですが、木村さんは農薬を一つも使用しませんが
虫がいない状態になりました。

木村さんが語るに
これは
「自然の生体の本当の姿ではないか」
なんだか納得できるような気がします。

人間はいろいろと考え
生活は豊かになってきた
そんなふうにも思いますが
それが行き過ぎて、
だんだん自然から離れている

人間にとって不必要なものを
「害虫」と行って取り除いてしまう。


本来なら「害虫」と言われる虫たちも
自然の中で自分の役割を果たしている

それを、無理やり崩すことで
どんどんバランスが崩れて来ているのは

そんな気がします。

昔はあったんでしょうか?
「うつ病」など精神的な病
「ガン」などなど
人間が自然を崩した、その弊害が
形として現れたものが
そのような社会問題となっている

これも、また根拠がある訳ではありませんが
そんな気がしてなりません。

「TEDx」の講演で木村さんが
おもしろい表現をしています。

「リンゴは世界中でつくられています。
 アダムとイブと時からリンゴ
 ニュートンの引力もリンゴ
 白雪姫もリンゴ

 リンゴは何か新しい歴史を作るときに
 出てくる果物で

 そして、会場のみなさまがお持ちになっている
 iPhone、これもアップルです」


そして、今農業のルネッサンスを
みんなで起こそうよ
と呼びかけてます。

まさに、今私たちが取り組むテーマなのでは
そんなふうに感じました。

これが2013年の出来事です。
この気づき、現在はどこまで活かされているでしょうか?

正直、人間中心の考えは進む一方
それが現実かもしれません。
ですが、この本を読みながら
いまいちど、
わたしたちが自然について考える時がきている
そんなふうに思った次第です。

ということで
今日は
もしかしたら、今一度読み返し自然について
考える時がきているのかも?「木村さんのリンゴ」
でした。

 
 
 
 
 


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