さくら日記でございます。

うれしいこと、楽しいこと、わたし的オススメ品などなど
書かせてもらってます。読んでいただけたらとっても幸せです。

★わかり易くコミュニケーション、論理的に考えるって大切なんだと今更実感しています。

2020-01-28 05:43:36 | 「本」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日は本です。
「苅野 進」さんの
「10歳でもわかる問題解決の授業」です。

私事なのですが、現在54歳との年齢ですが
会社の社員になる面接に挑戦してみないか
との話になり、
いろいろと話のなかで
「では、挑戦してみよう」
ということになり、いろいろと対策を始めました。

私の人生、一言で表現するなら
お恥ずかしい限りではございますが
「行き当たりばったり」
という言葉がピッタリきてしまいます。

ですが、今回はそんなわけには行きませんでした。
上司からのアドバイスもあって、
いろいろ準備をしました。

そうですね。
学生から社会人になるときに
いろいろと考えるそれです。

「会社が求めている人材は○○なので
私は△△のように取り組んで頑張ります」

といった話です。

何を今更って感じで思っていましたが
いろいろとやってみると
難しく、勉強になる
確かに自分のためには
なっている、そんな実感がありました。

そこで一番思い知らされたのが
大切なことを整理
言葉にして伝える
です。
メチャクチャ難しです。

いかに今まで、それに取り組んで
こなかったということを
思い知らされました。

あたりまえなのですが、
大切なのは
相手に物事を筋道立てて考え
伝えること

相手に何かを伝える場合
自分が分かっていてもしかたがありません。
自分の想いが伝わって
はじめて結果となる
そんな、小さい子どもでも
理解していることを
今更ながら再認識です。

そんな中で、先輩から読んでみろ
ということで渡されたのがこの本です。

というところで
前置き長くてすいません。
まずは著書の「苅野 進」についてです。

東京大学文学部を卒業後
経営コンサルティング会社を経て
2004年に学習塾ロジムを設立
しました。

コンサルタント時代は
社会人向けロジカルシンキングの
研究、指導にも携わっていた
こともあり
小学生から高校生を対象に
論理的思考力、問題解解決力を
テーマにした講座を開講しているそうです。

なので、この本のテーマも
さることながら、
著者自身がそのテーマに取り組んでいるので
とてもわかり易い内容でした。

では、その中から少しご紹介です。

■決断には”充分な情報が必要”は誤った神話

何かを行うと時
それに関する情報収集はひとつ大切なテーマに
なると思います。

ですが、この本では、その全く逆の意見を解説しています。
はたして、情報が無い中で物事を進めることが
「吉」となるのでしょうか?

それはこんな根拠からです。
「100%の確信を求めて情報の海をさまよっても
ただの無いものねだりでしかない」

ということなのです。

どういうことかと言うと
情報を集めるために調べているだけで
多くの時間が過ぎ去ってしまい
「もう疲れてしまった、先送りにしよう・・・」
となってしまうケースが多い
ことです。

「苅野」さんが経営する塾でも
よく遭遇するケースなんだそうです。

確かにテーマが重要であればあるほど
完璧な対応をしたいので
失敗しないために情報を
片っ端から集めます。

これはこれで、間違いではないと
思いますが、
情報収集だけで、すべてが予想できるとは
限りません。

さらにこの行動が
「情報が不十分だから意思決定出来ない」
逆にこんな状況になる可能性が
非常に高いです。

今は情報化がすすんで
物凄くスピードの速い時代です。
なので「苅野」さんは語ります。

■まずは限られた情報と時間で問題解決を回そう

問題解決のための意思決定のコツは
「与えられた情報のなかで
すばやく意思決定する技術」
なんだそうです。

要は、今もっている情報で「仮設」を立て
リスクは当然事前に検討すべきですが
とりあえず「実施」してみる

そして、不具合があれば
それを修正していく

これが現実的な最善の方法だと語ります。

そんな時のポイントは
1.判断材料をできるだけ集めておく
2.それでも残る不確定要素を明確にしておく
3.決断後の修正プランを考えておく

というところです。

この本では
こんな感じで論理的に物事を進める
考え方やポイントを解説していきます。

また、その時の具体事例や練習問題
なんかもあります。

さすが、塾の先生ですね。
このような考え方が身に付けば
物事の対応がかなり変わってくるような
気がしました。

まだまだ、具体的な素晴らしいアイディアが
満載なのですが、
今日はこのくらいにしたいと思います。

ということで
今日は社会人になろうとしている学生の方
はもちろん、日々仕事に頑張って取り組まれている方
にも何かのヒントになるのではないか
そんな本のご紹介でした。
興味がある方は一読下さい。

 
 
 




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