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お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?
今日も、こちら金沢メッチャ寒い日です。
昨日の朝方気温はマイナスでした。
トップの写真は
通勤途中に通る、久保市乙剣宮の手水舎です。
ここは、普通の神社のように水が流れてなくて
いつも、波紋一つなく静まり返った手水舎
なのですが、今朝はご覧と通り氷が張ってます。
この気温になると私たちを悩ますものが一つ
今日は、その「融雪装置」の話題です。
確か昨年の2月14とか15だったと思います。
昨日のような晴天、
なのに「融雪装置」から水が流れている
そんな日だったと思います。
そこで、「すってんころり」
転んだ拍子に「大腿骨頚部骨折」
それから、はや一年です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/55/46ca373faf6e701db54affb0ce28cbd9.jpg)
今年もその季節がやってきてしまいました。
まずは、その「融雪装置」なるもの
イメージをご覧下さい。
30.1.13融雪装置、活躍中! 20HD
こんな感じの装置です。
この水によって積もった雪を
溶かしてくれる。
北陸の私たちの生活にはかかせない装置なのですが
こいつから水が出だすと
溶けた雪が排水側に詰まってしまうのでしょうか?
水が流れず、辺りは水浸し
そんな風景があちらこちらに続出です。
歩いていても濡れるし、
横を車が通ると、水しぶきをかけられるし
といったことがあり
ちょっと厳しい面があります。
ですが、無ければ無いで
雪が溶けず、交通がストップ
なんてことにも繋がってしまうので
無くしてしまうわけにはいきません。
そんな融雪装置なのですが
昨日は晴天なのに、このマイナス温度のためか
あちら、こちらで水が流れ出てます。
そして、その全てと言ってもいいかもしれません。
その水が、カチカチに凍っているのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/36/9e2258afe84dd2a8b01ceed5da9b1d31.jpg)
なので、その上を歩くと
ご想像通り「すってんころり」です。
下手すると、私のように
骨折なんて大きな怪我をすることもあります。
せめて晴れた日は水を出さない
そんなふうに何故ならないのだろうか?
その氷を見るたびに思ってしまいます。
なので、そんな疑問を解決するために
この「融雪装置」について
ちょっとネット検索してみます。
■融雪装置の仕組み
まずは、気になるその仕組みです。
この融雪装置、
正式な名称は「融雪パイプ」と言って
地下水を組み上げて、
小さい穴から散水する仕組みです。
冬でも地下水は13~14度
地上の温度よりかなり高いので、
その温度差で、雪を溶かしているようです。
そして、その水が出るタイミングですが
こちらは、手動で水を出すものと
降雪センサーが雪を感知し
自動散水する仕組みがあるそうです。
ですが大きな疑問
なぜこんな晴天なのに水がでているのでしょうか?
「降雪センサー(スノーコン)」というページが
あったので、そこからの情報です。
http://www.snowcon.com/pdf/kihon.pdf
どうも「水分」と「雪温」の2つの要素で
判別しているようです。
どうも「水分」と「雪温」の2つの要素で
判別しているようです。
まずは、センサーの電極に雪、雨等の水分を短絡
させると条件が成立します。
さらに、センサーの温度設定(規定値で、+0.3度)
以下になると条件成立です。
この他にも降雪センサーの仕組みはあるかもしれませんが
この条件だったら、マイナスの晴天
なんらかの条件で水分を検知すれば
水の放出ということになってしまうかもしれませんね。
■融雪装置の問題
そして、融雪装置の問題、晴天時の凍結が気になりますが
その他にもあります。
多くの地下水を利用するということなので
その水がなくなると、水位が低下して取水不良
になったり、周囲の井戸が枯れたり、
ひどい場合は、地盤沈下ということもありえます。
なので、手動だと全ての道を目視確認するこも
難しいので、水を出しっぱなし
そんな状況に落ちいることが考えられるし
現に、センサーで対策することで
地番沈下がおさまったとの例もあるそうです。
なので、降雪センサーの仕組みは
しかたがないのかもしれませんね。
■その他の雪対策
前面展望 融雪装置の無い雪道と融雪装置のある道路 2018/1/28
この動画にあるように
やっぱり北陸では、この「融雪装置」
必要ななものですが、なんとか違う方法で
解決できないかなあ・・・
と思うのは私だけでしょうか?
そうそう、別の対策と言えば
北海道に出張に行った時には
この融雪装置、ひとつも見かけませんでした。
零下になる日が多い地域、水をだしたら
それこそ、ツルツルでパニックに・・・
ということになりかねません。
現地の人に聞くと
「ロードヒーティング」なるものがあって
電熱線や熱パイプで
道路の表面を1~2度程度に温め、
降雪がすぐに溶けるようにしているそうです。
電気代などランニングコストも気になりますが
温度が1~2度ということで
比較的安価なんだそうです。
できれば北陸もこの仕組みに
入れ替えて欲しい!
冬になると正直、そんなふうに感じてしまいます。
この他にも凍結防止剤を散布するなど
雪対策いろいろとありますが
融雪装置の改善。できることなら
してほしい。そんな感じです。
今日はながながと書いてしまいましたが
無いと困るけど、晴れた日に動くと危険なものは?
それは「融雪装置」
でした。
みなさまも北陸にこられたとき
十分にご注意下さい。
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