さくら日記でございます。

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★無いと困るけど、晴れた日に動くと危険なものは? それは「融雪装置」

2020-02-08 10:15:21 | 「その他」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日も、こちら金沢メッチャ寒い日です。
昨日の朝方気温はマイナスでした。

トップの写真は
通勤途中に通る、久保市乙剣宮の手水舎です。
ここは、普通の神社のように水が流れてなくて
いつも、波紋一つなく静まり返った手水舎
なのですが、今朝はご覧と通り氷が張ってます。

この気温になると私たちを悩ますものが一つ
今日は、その「融雪装置」の話題です。

確か昨年の2月14とか15だったと思います。
昨日のような晴天、
なのに「融雪装置」から水が流れている
そんな日だったと思います。
そこで、「すってんころり」
転んだ拍子に「大腿骨頚部骨折」
それから、はや一年です。


今年もその季節がやってきてしまいました。
まずは、その「融雪装置」なるもの
イメージをご覧下さい。

30.1.13融雪装置、活躍中! 20HD 

こんな感じの装置です。

この水によって積もった雪を
溶かしてくれる。

北陸の私たちの生活にはかかせない装置なのですが

こいつから水が出だすと
溶けた雪が排水側に詰まってしまうのでしょうか?
水が流れず、辺りは水浸し

そんな風景があちらこちらに続出です。

歩いていても濡れるし、
横を車が通ると、水しぶきをかけられる

といったことがあり
ちょっと厳しい面があります。

ですが、無ければ無いで
雪が溶けず、交通がストップ

なんてことにも繋がってしまうので
無くしてしまうわけにはいきません。

そんな融雪装置なのですが
昨日は晴天なのに、このマイナス温度のためか
あちら、こちらで水が流れ出てます。

そして、その全てと言ってもいいかもしれません。
その水が、カチカチに凍っているのです。


なので、その上を歩くと
ご想像通り「すってんころり」です。
下手すると、私のように
骨折なんて大きな怪我をすることもあります。

せめて晴れた日は水を出さない
そんなふうに何故ならないのだろうか?
その氷を見るたびに思ってしまいます。

なので、そんな疑問を解決するために
この「融雪装置」について
ちょっとネット検索してみます。

■融雪装置の仕組み

まずは、気になるその仕組みです。
この融雪装置、
正式な名称は「融雪パイプ」と言って
地下水を組み上げて、
小さい穴から散水する仕組み
です。

冬でも地下水は13~14度
地上の温度よりかなり高いので、
その温度差で、雪を溶かしている
ようです。

そして、その水が出るタイミングですが
こちらは、手動で水を出すものと
降雪センサーが雪を感知し
自動散水
する仕組みがあるそうです。

ですが大きな疑問
なぜこんな晴天なのに水がでているのでしょうか?

「降雪センサー(スノーコン)」というページが
あったので、そこからの情報です。
http://www.snowcon.com/pdf/kihon.pdf

どうも「水分」「雪温」の2つの要素で
判別しているようです。

まずは、センサーの電極に雪、雨等の水分を短絡
させると条件が成立します。

さらに、センサーの温度設定(規定値で、+0.3度)
以下になると条件成立です。

この他にも降雪センサーの仕組みはあるかもしれませんが
この条件だったら、マイナスの晴天
なんらかの条件で水分を検知すれば
水の放出
ということになってしまうかもしれませんね。

■融雪装置の問題

そして、融雪装置の問題、晴天時の凍結が気になりますが
その他にもあります。

多くの地下水を利用するということなので
その水がなくなると、水位が低下して取水不良
になったり、周囲の井戸が枯れたり
ひどい場合は、地盤沈下ということもありえます。

なので、手動だと全ての道を目視確認するこも
難しいので、水を出しっぱなし
そんな状況に落ちいることが考えられるし
現に、センサーで対策することで
地番沈下がおさまったとの例もあるそうです。

なので、降雪センサーの仕組みは
しかたがないのかもしれませんね。

■その他の雪対策

前面展望 融雪装置の無い雪道と融雪装置のある道路 2018/1/28 

この動画にあるように
やっぱり北陸では、この「融雪装置」
必要ななものですが、なんとか違う方法で
解決できないかなあ・・・
と思うのは私だけでしょうか?

そうそう、別の対策と言えば
北海道に出張に行った時には
この融雪装置、ひとつも見かけませんでした。

零下になる日が多い地域、水をだしたら
それこそ、ツルツルでパニックに・・・
ということになりかねません。

現地の人に聞くと
「ロードヒーティング」なるものがあって
電熱線や熱パイプで
道路の表面を1~2度程度に温め、
降雪がすぐに溶けるようにしている
そうです。

電気代などランニングコストも気になりますが
温度が1~2度ということで
比較的安価なんだそうです。

できれば北陸もこの仕組みに
入れ替えて欲しい!
冬になると正直、そんなふうに感じてしまいます。

この他にも凍結防止剤を散布するなど
雪対策いろいろとありますが
融雪装置の改善。できることなら
してほしい。そんな感じです。

今日はながながと書いてしまいましたが
無いと困るけど、晴れた日に動くと危険なものは?
それは「融雪装置」
でした。

みなさまも北陸にこられたとき
十分にご注意下さい。


 
 
 
 


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