KENSEI みえの会

会員間の連絡用ブログ

畑に行こう・畑で食べよう

2017-12-05 16:57:21 | 健生みえの会便り

  

スタッフが諸々の事情で急遽来れなくなる。

シニア世代ではごく自然のことだ。

しかも5年ほど続けているとどんなに少ない人数でも動じることはない。

逆に無い知恵を絞れと激励されている様でもあるからね。

それともこのシニア世代を突き上げてくる社会背景を

各自が自分の事にしているからかな。

スタッフ6人健生メンバー。

余川翁体調不良で初の欠席、今日はわれらにまかして下さい。



今年(2017年12月)最後の、「シニアと子供のコラボ・畑に行こう畑で食べよう」

我々スタッフに目の覚めるようなやる気を与えてくれる。

シニア世代に、第三幕を謳歌せよ!

声援してくれているかのようにも聞こえてくる。

何と心強い発信ではないか!

さてさてどんな目の覚めるような発信だったのだろう。

☆焼き芋にするサツマイモを、

水槽のなかでゴシゴシと〈タワシ〉で洗う。

これが面白くて止められないという。

土で真っ黒な芋がゴシゴシ「こする」と

みるみる真っ赤な色に生れ変る。

〈タワシ〉も初めてお目にかかるそうだ。

最近はスポンジ類が多いからね。

このタワシは優れもので子供の力では皮はむけない。

土だけが綺麗におちる。ゴシゴシ、ゴシゴシと洗い続ける。

止めたくない。

もっとやりたい!

     

 



☆洗ったサツマイモを濡れた新聞紙に包む。

さらにアルミホイルで二重に巻きつける。

熱心に取り組んでいる子供がいた。

その子はこの日の「焼き芋」の為にやってきたのだという。

焼き芋好きなその子は芋を網の上で転がしたり、

生ピーナツを焼いて周りの人たちに食べてもらっていた。


炭の火は危なくないか?という心配はすぐに吹き飛んで、

その子と火との間合いは 

大したものだった。

こんな場面に出会えることもあるのだなと

何だか気持ちがほのぼのとした。

こんな子供達を側で見ていると

我々までやりたくなってくる。

☆さて次は里芋掘りだ。

青い大きな葉が広がって、

茎しなやかな曲線の株元は土の中ヘめり込んでいる。

その先がどうなっているかは分からない。

スコップを抱えた子供が里芋を掘りはじめる。

株元の周囲にスコップを立て、踵(かかと)で押し込み、

皆んなでよいしょっ、よいしょっと引っ張る。

大きな土の固まりがボコっと抜けた。

その土を払って見えてきたのは親芋だけで

子芋は付いていない。

スタッフ 「・・・・」


   



つぎの株に移って、そして子供達が掘りはじめる、

しかし芋は付いていない。

青青とした茎の元は20センチ程の黒い土、

でも子供達は手で土を丁寧に払って

夢中で遊んでいる。

皆んなが土をいじってあそんでいる。

芋があろうがなかろうが歓声を挙げている。

しかしこれは、子供達が植えた里芋なのだ、

子芋をいっぱい付けた里芋掘りをさせてあげたいと、

願わずにはいられない。

来年こそはと肝に命じている。 ゴメンね!

となりの畝にはサツマイモが残っているので、

せめて実の付いているものを体験させてやりたい。

里芋がサツマイモに変わっても良いだろう。

サツマイモ掘りをやってもらった。

根っこの様なサツマイモを大事そうにコンテナへ。


そう今年はサツマイモ掘りが雨で延期に、

そして中止になったので代わりにスタッフで掘って、

参加申込み者」に届くようにしたのだった。

☆遠く県外からの参加者が数名いた。

2年ほど前からお父さんと参加していたのだが

何しろ遠距離ゆえに大変で続かなかったと言う。

が子供にせがまれて、鈴鹿在住の祖父に頼み込んで

ようやく参加出来る様になったという。



   


この「シニアと子供のコラボ」は

今回に限らず毎回刺激をくれる。

「現役のパパ、ママ」はこの企画が友達作りの場にもなってるし、

又客観的に子供を見れる空間でもあるんです、と話してくれた。

そして「ひと息つける場」でもあるのだとも。

丸5年も継続して実施していると参加者も入れ替わってくる。

子供の年齢が高くなり感心が薄まり小さな子と入れ替わっている。

自然な流れですよね。

スタッフより参加者のみなさんの方が「この企画の真価」を知っているかも。

ここはやはり「シニアと子供のコラボ」の醍醐味だな!


よし 大いに遊ぼう!

 

(記 大平)






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽しそう (余川)
2017-12-06 15:22:26
 お子さん達の元気で楽しそうな顔々。何時もの仲間の、芋焼き、カレー、飯炊き、見ていると懐かしい気持ちと残念という気持ちが湧きあがってくる。  写真で拝見すると、楽しい雰囲気が、伝わってくる。目下、一日一日回復の方向だが、左手が今一つ動き難い状態。是非、次回は、参加したいものだ。
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お待ちしています。 (大平)
2017-12-07 10:27:48
 余川さんから見てもらって嬉しい限りです。今回もまた「新鮮な刺激」を貰いましたよ。これまでで初の欠席は、さぞかし無念だったでしょう。日々回復との事何よりです。是非とも次回は参加ください
。一同、お待ちしていますね。
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