東京 DOWNTOWN STREET 1980's

東京ダウンタウンストリート1980's
1980年代初頭に撮影した東京の町並み、そして消え去った過去へと思いを馳せる。

品川区大井町周辺を歩く~その三:二葉から大井町駅周辺

2015-02-02 18:53:56 | 品川区
二葉の通りから、少し角を曲がって行ったところに、相慈寺がある。「首から上守り神 脳天大神」という看板がインパクトがある。大正14年の創建。蔵王権現がある町だから、というわけでもないのだろうか。


金峯山修験本宗東京別院大照山相慈寺というのが正式なフルネーム。


不動堂の扁額が掛けられている。修験道というのは調べてみるととても日本的で興味深いところがあるように思う。


境内社も幾つもある。


二葉の通りに戻り先に進むと、大井町駅前に出る。その手前あたりに、大井蔵王権現神社がある。西大井の苗木踏切の辺りで権現台という地名が出て来たが、この蔵王権現社に由来するものであるようだ。


創建は不祥だが、鎌倉時代に溯る起源があるとも言う。大井の光福寺の由来と関連したもので、了海上人の生誕に関連して創建されたという。(猫の足あとより)蔵王権現という神様は、修験道の神様でもあるらしい。


今はビルの谷間に鎮座しているが、歴史のある神社であることを感じさせる水盤などおかれている。


しゅういがりんかい線の開業以来大きく様変わりする中で、社殿も建て替えられたようだ。


脇に境内社も祀られている。


そのすぐ近くには、伏見玉光稲荷大明神の小さな社が祀られている。大井町駅前に社屋を構える不動産会社の幟が立てられている。


石造りの祠が祀られている。この企業の祭神ということだろうか?由来などは不明。


この大井町駅周辺は大崎駅周辺と並んで、大きく雰囲気の変わったところだ。かつては、東急線の接続駅でもあり、駅前が広々していて、阪急だけが目立つ印象だったのだが、JR側の駅を中心に駅ビルができ、それを中心に大規模店舗が並ぶようになって、かつての面影はなくなった。
駅前もまるで違う街のように変化している。かつては、こんな感じの店が幾つもあったように思うのだが…。


駅周辺の変化の一つには、道路の変化も大きい。品川区役所の前から来ている道が大幅に拡張されている。古くからの町並みも僅かに残るが、巨大なビルが背後に聳えるようになっているのが、今の大井町。


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