東京 DOWNTOWN STREET 1980's

東京ダウンタウンストリート1980's
1980年代初頭に撮影した東京の町並み、そして消え去った過去へと思いを馳せる。

目黒・世田谷を歩く~その三十一:池尻稲荷神社

2015-06-14 18:31:29 | 世田谷区
さて、三宿神社から出て来て国道246号線を越えてくると、大きな鳥居が目に入ってくる。池尻稲荷神社だ。いまは、国道が大きな道路になって、首都高速道路の高架線も通っているので、そちらがメインのように見えるが、実はこの裏手を大山街道の旧道が通っている。大山街道の多くの部分は国道に呑み込まれているのだが、一部は並行して残されているところもある。 新道を直線的に建設したことと、集落などがある場合はそれを . . . 本文を読む

目黒・世田谷を歩く~その三十:三宿神社

2015-06-13 17:47:53 | 世田谷区
鳥山川緑道を下ってくると、三宿神社があった。この神社の由来は調べてみると、中々面白い。元は江戸時代までは、ここに多聞寺という寺があったそうだ。江戸末期に廃寺になったと言う。明治になって、三宿村にも神社が必要だと言うことでその跡地に建立されたのが、この三宿神社だという。 昭和三年在郷軍人会青年団三宿支部の銘のある、「笑和乃池」という石碑。 境内は奥に広く、奥に行くほど高さを増すようになってい . . . 本文を読む

目黒・世田谷を歩く~その二十九:太子堂

2015-06-10 05:02:26 | 世田谷区
円泉寺には、というよりこの寺の名前よりも世に知られてきたのが、この境内にある太子堂である。聖徳太子を祀ってあるから、太子堂。しかも、それが関東の世田谷にあるというところが面白い。私にとっては、太子堂という名前はお菓子屋さんの名前として最初に意識されたことを思い出す。かつては我が家の近所の商店街の中にも、量り売りのお菓子を売る店があり、その名前が「お菓子の太子堂」という店だった。調べてみると、今も駅 . . . 本文を読む

目黒・世田谷を歩く~その二十八:林芙美子旧居と円泉寺

2015-06-07 19:02:54 | 世田谷区
さて、太子堂八幡神社を出て歩き回っていると、淡島通りに出て来て、三軒茶屋から下北沢へと通じる道と交差していたりする。その道を少し三軒茶屋方向に戻る形で進んでいると、立派な石の鳥居が目に入ってきた。御嶽山と刻まれている。 道路に面した鉄の門扉は閉ざされており、神社というわけでもないのかなと思って、帰宅後に調べてみた。御嶽山の山岳信仰を元にした神道の一派ということらしい。木曽御嶽山を信仰する御嶽山 . . . 本文を読む

目黒・世田谷を歩く~その二十七:太子堂八幡神社

2015-06-06 18:08:11 | 世田谷区
目青不動を出て住宅街を歩いて行くと、緑道があり、西山橋跡の石碑が建てられていた。 ここは鳥山川緑道というそうで、目黒川の上流の一つ。その跡が暗渠化されて、緑道になっている。 そこからは上り坂。少し行くと、太子堂八幡神社が見えてくる。農村であった太子堂村の面影を感じることの出来る場所と言えるかもしれない。 門前には弁天社がある。厳島大神とも書かれており、水の神様ということなのだろうか。農 . . . 本文を読む

目黒・世田谷を歩く~その二十六:目青不動

2015-05-24 18:50:53 | 世田谷区
国道246号線を越えて、東急世田谷線の三軒茶屋駅を回り込むようにして進んでいくと、高層ビルの立つ賑やかな町から古風で静かな町へと雰囲気が移り変わっていく。世田谷線は玉電の生き残りでもある電車。この三軒茶屋から下高井戸の間を結ぶ路線。その線路に沿った道が参道になっている。 木の柱の間を抜けて右に曲がると目青不動、最勝寺の入り口である。 門前には馬頭観音が並んでいる。大山道の時代に、街道で使わ . . . 本文を読む

目黒・世田谷を歩く~その二十五:西澄寺と正蓮寺

2015-05-22 06:11:10 | 世田谷区
目黒から世田谷に掛けて歩いているのだが、この方面には大きな街道があったわけではないし、かつては農村地帯であり、むしろ何もなかったことがその後の宅地化が進行する上ではプラスになっていった側面が大きい。ということは、古い町の遺構などはそれ程多い訳ではないとも言える。そんなこともあって、神社や寺を中心にみていくことになるのだが、それはそれで面白さもあって自分では少しアングルが変わった様にも感じていたりす . . . 本文を読む

目黒・世田谷を歩く~その二十四:駒繋神社

2015-05-21 05:47:41 | 世田谷区
さて、蛇崩の道を進んでいくと、三宿から五本木へ抜ける道と交差し、先に進むと下馬に入る。気が付くと、世田谷区に入っている。蛇崩川の暗渠を溯るようにして先に行くと、駒繋神社に出た。昭和26年に掛けられたという橋が迎えてくれる。蛇崩川は暗渠となり、水面は見えない。 「駒繋神社 祭神 大国主命 昔から「子の神」といわれ、出雲大社の分霊を守護神として祀る。天喜四年(一〇五六)源頼義、義家父子が奥州征伐の . . . 本文を読む

世田谷区立郷土資料館

2012-04-01 23:52:21 | 世田谷区
世田谷文学館を見に行ったついでに、世田谷区立郷土資料館にも足を伸ばしてみた。といっても、バイクで動いていたから気楽に足を伸ばしてと言えるけど、電車だと移動が少々面倒だったかもしれない。 開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)  「せたがやホタル祭りとサギ草市」と「世田谷ボロ市」(12月15日・16日)(1月15日・16日)  開催日は、事業終了時刻まで開館します。 休館日:毎 . . . 本文を読む