双葉町氷川神社

神社に興味を持つようになったのは、この神社を知ってからだったかもしれない。我が家の周囲を歩き回っていて、その範囲を広げていった時にこの神社を知った。板橋区双葉町の氷川神社である。


国道17号線から中板橋方向へ入っていく道筋、さらに1本裏の通りに入ると染め物関係からの信仰が厚い日曜寺という寺がある。その横を抜けて、ずっと進んでいき、飽きた頃に右手を見ると坂の上に神社が見える。それがこの双葉町氷川神社だった。


町中の神社ながら、長い立派な参道がある。良く木々も育っていて、中に入ると喧噪から離れてシンとした静けさが感じられる。


石神井川の北側の板橋宿上宿の氏神である。14世紀頃に創建されたらしい。


元々この辺りは字根村だったので、根村氷川神社とも呼ばれるようだ。


手水舎も良い雰囲気。


水が出ていないのが惜しいけど、落ち着いた雰囲気が気持ちいい。


社務所もきちんとしているけど、良い古び方をしている。


神楽殿もこんな感じ。


そして、社殿は堂々としている。あまり詳細な解説がないのだが、いつ頃の建築なのだろうか？


この直ぐ裏手には環七が通っていて、膨大な数の車が走っているのだが、この境内には静けさがあって嘘のよう。


心地良い神社なので、時々散歩しながら見に行くようになった。