都電荒川線荒川二丁目停留所の目の前にある施設、それが東京都下水道局三河島水再生センターである。東京では一番古い下水処理施設で、大正11年3月に開設された。そして、それ以来の施設が今も残されていて、敷地外からもレンガ造りの建物が見えるので、一体中はどんな風になっているのだろうかと思っていた。見学は申し込めば可能なのだが、荒川区の広報で「さくら鑑賞会」という催しが今日、明日(3月28、29日)に開かれ . . . 本文を読む
「東京・遠く近き」というタイトルのエッセイは、登山関係の評論で知られる近藤信行氏の著作で、丸善から発行されている「学鐙」に1990年から1998年頃に掛けて全105回に渡り連載されていた作品である。氏は1931年深川清澄町の生まれで、早稲田大学仏文から大学院修士課程を修了され、中央公論社で活躍された。その後、文芸雑誌「海」を創刊し、現在は山梨県立文学館館長を務められている。残念ながら書籍化されてい . . . 本文を読む
足立区千住寿町、要するに北千住の国道四号線沿い、その大通りの東側に一軒だけ背の高いマンションの狭間に残っていた旧福田園茶舗。既に閉店して久しい様で、貸店舗の貼り紙も色褪せているのだが、取り壊しになる。たまたま、昨日の3月22日に前を通り掛かったところ、解体工事の告知の貼り紙がされており、改めて今日も昼前に撮り直しに行ってみた。解体工事は、3月24日から始まり、4月30日までの予定。
千住寿町6-1 . . . 本文を読む
荒川区立荒川ふるさと文化館に久し振りに行ってみた。たまたま、「番付から見るあらかわ」展を開催していたので、見学してきた。
荒川区立荒川ふるさと文化館
東京都荒川区南千住6-63-1
TEL:03-3807-9234
休館日 ・・・月曜日 (月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館)、12月29日から翌年1月4日
開館時間 ・・・午前9時30分から午後5時 (展示室への入館は午後4時30分まで)
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旧中山道、仲宿交差点の裏手の辺りで、たまたま、今日は買い物に出掛けて、建物の取り壊しが始まっているのに気が付いた。驚いて一体どうなるのかと思い、正面に回ってみると、14軒の分譲住宅になると書かれていた。板橋宿の痕跡というのは、これまでにこのブログでも取り上げてきたが、それ程多くは残されていない。その多くはないうちの一つが、この大きな邸宅の周囲のレンガ塀であった。以前掲載した区の公報に掲載された、大 . . . 本文を読む
北区王子五丁目にある日本製紙北王子倉庫が、廃止されることになった。それに伴い、この倉庫まで引き込まれている専用線、北王子貨物線もその歴史に幕を下ろす。この貨物駅と倉庫の施設の北側に、この地の由来を示した案内が設置されている。
場所がこれで分かるだろうか。南北がほぼ逆転している、北が下の地図である。下側に隅田川が流れている。東北線の線路と隅田川の中間に赤い矢印で示されているところが、この日本製紙 . . . 本文を読む