上二人の子ども達が、実家から帰ってくるので、駅まで迎えに行った。
少し時間があったので、本屋に寄った。
ここ数日、本を読むということに取り付かれてしまっている私。
あの頃、何故私が真っ直ぐに家に帰られなくなっていたのか、感じてみたいと思った。
たくさん並ぶ文庫の題名を見ながら、本の帯を見ながら、内容を想像する。
手にとって、ぱらぱらと中身を読む。
私は、自分以外の人生を感じて居たかったのかもしれない。
感情移入できそうな本を探し、好きな作家を捜し求めていた。
私は、私から逃げ出したかったのだろう。
実際に逃げ出すことが出来なかったから、責めて他の誰かに一瞬でもなりたかったのかもしれない。
あの頃、買っていた本を読み直すと、私が問題を抱えていたことは一目瞭然だったりする。
「巨食症の明けない夜明け」「植物性恋愛」松本侑子著 集英社文庫
「ファザーファッカー」内田春菊著 文春文庫
「ガール」桜井亜美著 幻冬舎文庫
村上龍 村上春樹 柳美里 山本文緒 唯川恵 中上健次・・・・・・
それとアダルトチルドレン関連の数々の本
結構、トラウマなどをテーマに書かれた話も多い。
気に入った作家が見つかると、すべての文庫を読破した。
毎日の変わらない日常、逃れられない日常から、本を読むことで私は生きていたのかもしれない。
そう思うと、今も変わらないかもしれない。
本がブログに変わっただけで、数多くの人のブログを読み、人生を知る。
共感し、そして癒される。
身体に悪いわけでもなく、ただ日常生活に、少しばかり支障をきたしているだけだから、依存症まではいかないが、依存行為そのものかもしれない。
でも、あの頃のように、本を抱え込みたいとは思わない。
すぐ日常の、生まれたばかりの文章の方が、私にとって魅力的なのかもしれない。
気に入った本を、読みたい時に買う。
当たり前のことが当たり前ではなかった、あの頃。
今の方が、少しだけ、まともかもしれないな。
少し時間があったので、本屋に寄った。
ここ数日、本を読むということに取り付かれてしまっている私。
あの頃、何故私が真っ直ぐに家に帰られなくなっていたのか、感じてみたいと思った。
たくさん並ぶ文庫の題名を見ながら、本の帯を見ながら、内容を想像する。
手にとって、ぱらぱらと中身を読む。
私は、自分以外の人生を感じて居たかったのかもしれない。
感情移入できそうな本を探し、好きな作家を捜し求めていた。
私は、私から逃げ出したかったのだろう。
実際に逃げ出すことが出来なかったから、責めて他の誰かに一瞬でもなりたかったのかもしれない。
あの頃、買っていた本を読み直すと、私が問題を抱えていたことは一目瞭然だったりする。
「巨食症の明けない夜明け」「植物性恋愛」松本侑子著 集英社文庫
「ファザーファッカー」内田春菊著 文春文庫
「ガール」桜井亜美著 幻冬舎文庫
村上龍 村上春樹 柳美里 山本文緒 唯川恵 中上健次・・・・・・
それとアダルトチルドレン関連の数々の本
結構、トラウマなどをテーマに書かれた話も多い。
気に入った作家が見つかると、すべての文庫を読破した。
毎日の変わらない日常、逃れられない日常から、本を読むことで私は生きていたのかもしれない。
そう思うと、今も変わらないかもしれない。
本がブログに変わっただけで、数多くの人のブログを読み、人生を知る。
共感し、そして癒される。
身体に悪いわけでもなく、ただ日常生活に、少しばかり支障をきたしているだけだから、依存症まではいかないが、依存行為そのものかもしれない。
でも、あの頃のように、本を抱え込みたいとは思わない。
すぐ日常の、生まれたばかりの文章の方が、私にとって魅力的なのかもしれない。
気に入った本を、読みたい時に買う。
当たり前のことが当たり前ではなかった、あの頃。
今の方が、少しだけ、まともかもしれないな。