私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

子に教えられる

2006-04-28 21:30:10 | 日々つれづれ
4歳の長男が教えてもいないのに、英語で10まで数えていたり、今朝は「Hello, nice to meet you」なんて言っている。

親馬鹿丸出して
「すごいじゃん。英語習う?」
と聞いてみた。
長女も、次女も同じ頃、英語を習いたいといい始め(保育園の中で教えてもらえる)、何年間も習っている。

すると長男、
「そんなこと言って、自分が習わせたいだけでしょう。
 わかってるんだよ。
 僕は自分のことをよく考えて決めるんだよ。」
そう言った。


長女が生まれてすぐ、私は早期学習をしようと色んな教材を購入した
まだ、寝てばかりいる長女に、色んな絵の描かれたカードをフラッシュで見せたり、絵本を読み聞かせをした。

私は、母にたくさんの絵本を読んでもらって、そのお陰で本が好きで、文章を書くのが苦ではないと思っていたので、どうしても子どもに同じようにしてやりたいと思った。

そのせいかどうかわからないけれど、5ヶ月の頃には、「きんぎょがにげた」五味太郎 を読むと、逃げた金魚を見つけて、指を刺した。
私は嬉しくて、友達が来るたびにやってみせた。

ある日、同じようにしていると、突然泣き始め、本を破った。
それ以来、その本を見るのを嫌がった。
私も、無理強いをするのを辞めた。

それでも、本は大好きで、ハイハイするようになると、本を出してきては、読んでくれとばかり突き出した。
長女の要求のまま、私は本を読んだ。

3歳の頃、自分の夢を託して、長女をピアノ教室に連れて行った。
最初は喜んで弾いていた。
でも、ピアノに連れて行くために、私は随分無理をしていた。
急いで仕事から帰り、二人の子どものご飯を食べさせ、教室に連れて行った。
家事の合間に練習をさせた。

ある日、教室に着くなり辞めると言った。
月が替わったばかりだったので、今月いっぱいと先生はおっしゃってくださったのだけど、頑としてピアノを弾くことはなかった。

年中の頃、あいうえおに興味を持ち始めたので字を教えた。
なかなか覚えようとしない姿に、だんだんとイライラし始めた。
長女は、とても嫌がった。
そして、小学校に上がるまで字を覚えようとはしなかった。

もし、長女が自己主張をしてくれなかったら、だんだん私はエスカレートしてしまっただろう。
でも、それから救ってくれたのは、長女だった。

次女は、自分からピアノをやりたいといい始め、ピアノが大好きだ。
イライラした時、気分転換にピアノを弾く。
言われなくてもピアノの前に座り、楽しそうに練習している。

あいうえおも、おもちゃを使いながら勝手に覚えた。
私は無理やりに教えることもなく、聞かれることだけ教えていた。

長男は、早くから数字に興味を持ち、4歳になってすぐ公文に行きたいと言い始めた。
いつの間にか120まで数を数え、あいうえおも次女と同じようにおもちゃで覚えた。
カタカナに興味を持ち始めたので、ひらがなと一緒に書いたあいうえお表を作って壁に貼ってやった。
ムシキングやポケモンのキャラクターを見ては、カタカナを眺めている。

カレンダーも大好きで、5月の連休にいち早く気がついたのも長男だった。
あと何日行ったら休みだと、カレンダーを見ながら数えている。

親だから教えなければならない、なんて思っていた私を、まっとうな道に戻してくれ、子どもは自ら学ぶ力を持っていて、それを導くしかないのだと教えてくれたのは、他でもない子ども達だった。

私は、母の言うまま、字を覚え、絵を描いた。(・ バナナ
でも、それはもしかしたら母のお人形になってしまっていたのかなと思う。
子どもらしい感情を持たず、子どもらしくない子ども時代を過ごしてしまった。

でも、連鎖せずに済んだのは、子ども達がちゃんと反抗してくれるからかなと思う。
これから先も、子ども達の言葉に耳を傾けていこう。
子供たちは、色んな可能性や、色んな道があることを教えてくれる。


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カウンセリング27

2006-04-28 14:10:03 | カウンセリング
最初に、前回のカウンセリングから整理されてきた気持ち(折り合いをつけていくこと)を話しました。

それと昨日、コメントを書いている中で、整理されてきた旦那への気持ちをはなしました。(以下、コメントより抜粋です)

旦那と私は、育った環境がまったく反対です。
だから価値観が違ってしまっても無理はないと思っています。

今までわかってもらえないと思っていた同じことを相手は思っていたのだろうなと思います。
話が出来ないのは、旦那のせいではなくて、二人の価値観の違いのせい、お互いがお互いの価値観の違いを認め合わなかったことが原因だったなと思います。

ただ、その中で、
嘘をつくこと
約束を守らないこと
借金をすること
女遊びをすること
暴力を振るうこと
育児放棄
はどう見ても、旦那の問題だと思います。

価値観の違いによって生まれたものだから仕方ないと、やはり許せるものではないかなと思います。

そうしたくなった気持ちはわかります。
ただ、それはやはりお互い同じだと思うのです。
同じわかりあえないジレンマを抱きながら、旦那は、そういう問題を生み、私は生まなかった。
それは事実かなと分けて考え始めました。

私が悪いから、旦那がそういう行動を取ってしまったのではないと、それは旦那の抱える問題なのだと・・・・・


今までは、旦那の問題も自分の問題もごちゃまぜになっていました。
旦那の問題を自分の解決させなければならない問題として抱え込み、なだめたり、すかしたり、罪悪感を持たせようとしたり、人と比べたり、旦那をコントロールしようとしてきたのではないかと思います。

そしてまた、旦那の
「お前が○○だから、こうなった。」と言う言葉に、旦那の問題を自分の問題として取り込んできました。
でも、それは違うのだと、ようやく心の中で気持ちの整理が出来ました。

”人を愛する気持ち”と”その人と一緒に作り上げようという気持ち”は別なもの。
お互いの気持ちをすり合わせないうちに、幻想を抱いても駄目で、幻想の通りにいくことをコントロールしようとするのが共依存。
幻想を手放し、自分自身を見つめて、幻想以外に生きる道があることを見つけ、自分自身の問題に気が付いて整理されていくと、幻想にしがみつく必要がないと話してくださいました。

すべては、「この人は私を幸せにしてくれるのだ。」という幻想から始まったのだなと改めて思います。
「幸せは人から与えられるものではなく、自分で感じるもの」
「幸せな結婚生活は、最初からあるんではなくて、築き上げるもの」だと思います。

結婚は、恋愛の最終地点ではないのだと、これからのスタートなのだと、私はそういうことにも気が付かないままに居たのだと改めて感じます。
違った生き方をしてきたと思っていた母と同じように相手を選び、母は、父と出会い、運良くその幻想を今でも抱き続けることが出来ています。

母の場合、祖父を嫌って、祖父とまったく違う人を選んで正解だったのかもしれないけれど、
私の場合、父を好きになれず、父とまったく違う人を選んで、結局は祖父のような男性を選んでしまったのかなと思います。
無意識のうちに、母の感情を連鎖してしまっていることは、恐ろしいです。


ずっと、止まっていた生育歴を話していきました。
生育歴を話すと、また堕ちてしまいそうだと話すと、どんなに辛い経験もそこを生き抜いてきた力があることに気がつけたんだから、大丈夫。
そう思えなくなるときも来るけど、だからグリーフ(嘆く)するんだよと言われました。

眠れない夜」を最初に話しました。
話をしながら、寂しかった気持ちが湧き上がってきました。
でも、寂しいなりに自分で癒してきたこと、そして自分が子育てをしながら、同じように子どもに子守唄を意識的に歌ってきたことを話しました。

それと「学級委員の立候補」を話しました。
そのことで自己評価を下げてしまったこと。
それとは別に、人の過去とか今までどうして過ごしたかではなくて、今からどうしたいかという気持ちに人は共感するのだなぁと感じました。
それは、私の中でその時に生まれた新しい価値観として、私の心の中に今もあるのかなと思っています。

その頃の私は、ピンクレディを友達が踊っていても入れない、楽しそうにしているのを見ているのが好きだったり、バレーボールをしていても、皆とバレーボールをするのは好きだけれど、試合に出て失敗して迷惑をかけるのだったら補欠の方がいいと思っていたことをもう一度話しました。

その頃は、寂しくて人と係わりたくて、でも自分を出せなかったんだねと言われました。
それは最近まで、ずっとそうだったと話しました。
そういうジレンマを抱えながら生きてきて、底をついたのがブログを始めた時ではないかと言われました。

自分で考えたり、いろんな人とやり取りしたり、本を読んだりして、悩みを力に変えてきたんじゃないのと仰ってくださいました。

最初は、このブログの中で、ありのままの自分をさらけ出すことは出来なくて、こんなことを書いたら、嫌われるかもしれない、非難されるかもしれないと、少しずつ自分を出していき、それでも共感していただき、大丈夫なんだって安心し・・・・その繰り返し。
自分の殻を少しずつ破って、少しずつ自分を出して、ようやく自分の駄目な姿も、ここにさらけ出すことが出来たかなと思います。

それは、私だけの力じゃなくて、「大丈夫だよ」「私も同じだよ」ってコメントを残していただいたり、コメントは残さないけれど見守ってくださるたくさんの方々がいらっしゃることが、私に力を与えてくださったんだと思っています。

「私は大丈夫?間違っていない?」そういう気持ちでいっぱいだったブログを始めた当初。
相手のせいばかりにして、自分本位だった私のことを見守ってくださった方々、本当にありがとうございます。
今は、まだまだだけれど「大丈夫!」って思いながら前に進めたり、一つ一つの出来事がとても大切に思えてきました。

もし私が7ヶ月前、このブログを開設していなかったら、今の私は絶対にいないと言い切れるくらい、このブログを通して知り合った方々、見守ってくださっている方々に育てていただいていると思います。
どうぞ、こんな私ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。



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