4歳の長男が教えてもいないのに、英語で10まで数えていたり、今朝は「Hello, nice to meet you」なんて言っている。
親馬鹿丸出して
「すごいじゃん。英語習う?」
と聞いてみた。
長女も、次女も同じ頃、英語を習いたいといい始め(保育園の中で教えてもらえる)、何年間も習っている。
すると長男、
「そんなこと言って、自分が習わせたいだけでしょう。
わかってるんだよ。
僕は自分のことをよく考えて決めるんだよ。」
そう言った。
長女が生まれてすぐ、私は早期学習をしようと色んな教材を購入した
まだ、寝てばかりいる長女に、色んな絵の描かれたカードをフラッシュで見せたり、絵本を読み聞かせをした。
私は、母にたくさんの絵本を読んでもらって、そのお陰で本が好きで、文章を書くのが苦ではないと思っていたので、どうしても子どもに同じようにしてやりたいと思った。
そのせいかどうかわからないけれど、5ヶ月の頃には、「きんぎょがにげた」五味太郎 を読むと、逃げた金魚を見つけて、指を刺した。
私は嬉しくて、友達が来るたびにやってみせた。
ある日、同じようにしていると、突然泣き始め、本を破った。
それ以来、その本を見るのを嫌がった。
私も、無理強いをするのを辞めた。
それでも、本は大好きで、ハイハイするようになると、本を出してきては、読んでくれとばかり突き出した。
長女の要求のまま、私は本を読んだ。
3歳の頃、自分の夢を託して、長女をピアノ教室に連れて行った。
最初は喜んで弾いていた。
でも、ピアノに連れて行くために、私は随分無理をしていた。
急いで仕事から帰り、二人の子どものご飯を食べさせ、教室に連れて行った。
家事の合間に練習をさせた。
ある日、教室に着くなり辞めると言った。
月が替わったばかりだったので、今月いっぱいと先生はおっしゃってくださったのだけど、頑としてピアノを弾くことはなかった。
年中の頃、あいうえおに興味を持ち始めたので字を教えた。
なかなか覚えようとしない姿に、だんだんとイライラし始めた。
長女は、とても嫌がった。
そして、小学校に上がるまで字を覚えようとはしなかった。
もし、長女が自己主張をしてくれなかったら、だんだん私はエスカレートしてしまっただろう。
でも、それから救ってくれたのは、長女だった。
次女は、自分からピアノをやりたいといい始め、ピアノが大好きだ。
イライラした時、気分転換にピアノを弾く。
言われなくてもピアノの前に座り、楽しそうに練習している。
あいうえおも、おもちゃを使いながら勝手に覚えた。
私は無理やりに教えることもなく、聞かれることだけ教えていた。
長男は、早くから数字に興味を持ち、4歳になってすぐ公文に行きたいと言い始めた。
いつの間にか120まで数を数え、あいうえおも次女と同じようにおもちゃで覚えた。
カタカナに興味を持ち始めたので、ひらがなと一緒に書いたあいうえお表を作って壁に貼ってやった。
ムシキングやポケモンのキャラクターを見ては、カタカナを眺めている。
カレンダーも大好きで、5月の連休にいち早く気がついたのも長男だった。
あと何日行ったら休みだと、カレンダーを見ながら数えている。
親だから教えなければならない、なんて思っていた私を、まっとうな道に戻してくれ、子どもは自ら学ぶ力を持っていて、それを導くしかないのだと教えてくれたのは、他でもない子ども達だった。
私は、母の言うまま、字を覚え、絵を描いた。(私・ バナナ)
でも、それはもしかしたら母のお人形になってしまっていたのかなと思う。
子どもらしい感情を持たず、子どもらしくない子ども時代を過ごしてしまった。
でも、連鎖せずに済んだのは、子ども達がちゃんと反抗してくれるからかなと思う。
これから先も、子ども達の言葉に耳を傾けていこう。
子供たちは、色んな可能性や、色んな道があることを教えてくれる。
ポチッと押していただけると嬉しいです。
とっても励みになっています。ありがとうございます。
メンタルヘルスジャンル 恋愛・結婚(離婚)ジャンル
親馬鹿丸出して
「すごいじゃん。英語習う?」
と聞いてみた。
長女も、次女も同じ頃、英語を習いたいといい始め(保育園の中で教えてもらえる)、何年間も習っている。
すると長男、
「そんなこと言って、自分が習わせたいだけでしょう。
わかってるんだよ。
僕は自分のことをよく考えて決めるんだよ。」
そう言った。
長女が生まれてすぐ、私は早期学習をしようと色んな教材を購入した
まだ、寝てばかりいる長女に、色んな絵の描かれたカードをフラッシュで見せたり、絵本を読み聞かせをした。
私は、母にたくさんの絵本を読んでもらって、そのお陰で本が好きで、文章を書くのが苦ではないと思っていたので、どうしても子どもに同じようにしてやりたいと思った。
そのせいかどうかわからないけれど、5ヶ月の頃には、「きんぎょがにげた」五味太郎 を読むと、逃げた金魚を見つけて、指を刺した。
私は嬉しくて、友達が来るたびにやってみせた。
ある日、同じようにしていると、突然泣き始め、本を破った。
それ以来、その本を見るのを嫌がった。
私も、無理強いをするのを辞めた。
それでも、本は大好きで、ハイハイするようになると、本を出してきては、読んでくれとばかり突き出した。
長女の要求のまま、私は本を読んだ。
3歳の頃、自分の夢を託して、長女をピアノ教室に連れて行った。
最初は喜んで弾いていた。
でも、ピアノに連れて行くために、私は随分無理をしていた。
急いで仕事から帰り、二人の子どものご飯を食べさせ、教室に連れて行った。
家事の合間に練習をさせた。
ある日、教室に着くなり辞めると言った。
月が替わったばかりだったので、今月いっぱいと先生はおっしゃってくださったのだけど、頑としてピアノを弾くことはなかった。
年中の頃、あいうえおに興味を持ち始めたので字を教えた。
なかなか覚えようとしない姿に、だんだんとイライラし始めた。
長女は、とても嫌がった。
そして、小学校に上がるまで字を覚えようとはしなかった。
もし、長女が自己主張をしてくれなかったら、だんだん私はエスカレートしてしまっただろう。
でも、それから救ってくれたのは、長女だった。
次女は、自分からピアノをやりたいといい始め、ピアノが大好きだ。
イライラした時、気分転換にピアノを弾く。
言われなくてもピアノの前に座り、楽しそうに練習している。
あいうえおも、おもちゃを使いながら勝手に覚えた。
私は無理やりに教えることもなく、聞かれることだけ教えていた。
長男は、早くから数字に興味を持ち、4歳になってすぐ公文に行きたいと言い始めた。
いつの間にか120まで数を数え、あいうえおも次女と同じようにおもちゃで覚えた。
カタカナに興味を持ち始めたので、ひらがなと一緒に書いたあいうえお表を作って壁に貼ってやった。
ムシキングやポケモンのキャラクターを見ては、カタカナを眺めている。
カレンダーも大好きで、5月の連休にいち早く気がついたのも長男だった。
あと何日行ったら休みだと、カレンダーを見ながら数えている。
親だから教えなければならない、なんて思っていた私を、まっとうな道に戻してくれ、子どもは自ら学ぶ力を持っていて、それを導くしかないのだと教えてくれたのは、他でもない子ども達だった。
私は、母の言うまま、字を覚え、絵を描いた。(私・ バナナ)
でも、それはもしかしたら母のお人形になってしまっていたのかなと思う。
子どもらしい感情を持たず、子どもらしくない子ども時代を過ごしてしまった。
でも、連鎖せずに済んだのは、子ども達がちゃんと反抗してくれるからかなと思う。
これから先も、子ども達の言葉に耳を傾けていこう。
子供たちは、色んな可能性や、色んな道があることを教えてくれる。
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