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生命を感じる早朝の畑

霜をいっぱいつけたホトケノザ


朝露のクモの巣

ホトケノザはそれだけでも優しそうな感じだが、霜が降りた朝はなおさらだ。葉っぱの緑とピンクの花びらが一段ときれいだ。全身に霜をあびて朝日に照らされた姿は、生命そのものの感じさえする。
すぐそばの野菜はその逆で、太陽のもとでは元気いっぱいだったのに、霜の中でしゅんとしている。葉っぱを茎の付け根からとろうとすると、ポキンと折れてしまうことさえある。全身凍っているのだ。霜が降った朝の畑は真っ白できれいにみえるが、野菜は必至に耐えているのだ。しかし、太陽が霜をとかし始めると、野菜はすぐに本来の姿を取り戻してくる。
畑にはブルーベリーもあるが、どれも10cmばかりのクモの巣をいっぱい付けてキラキラしている。普段は目につかないのに、朝露のクモの糸が朝日をあびて光っているのだ。新芽も朝露がいっぱいでとてもきれいに見える。早朝の畑は、生命を感じる朝でもある。
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