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米良ダイコンの輪切り干し


宮崎県の冬は、他県に比べて圧倒的に晴れ間が多い。九州山地が季節風をブロックしてくれるためだ。そのため、2月を中心にプロ野球のキャンプでにぎやかだ。巨人、広島、ヤクルト、西武、ソフトバンク、オリックス、楽天・・・、加えて韓国斗山ベアーズもやってくる。ただ、2月に入り、春近しのころになると雨の日も少しずつ増えてくる。

この冬は暖冬だ。氷がはったのはたった1日。それも薄氷。いつもなら九州山地から吹き下ろす乾いた西風と、燦々とふりそそぐ太陽の光で千切りにしたダイコンはすぐ乾くのだが、今年はなんだかゆっくり・・・。それでも、自家用「せんぎり」や「いかんて」作りは、ほぼ完了。畑に残るダイコンは、まばらとなっていた。
まだ1、2週間は大丈夫だろうと思っていたら、陽気のためか、あっという間に塔が立ち始めていた。特に地域で昔からつくられてきた「米良ダイコン」は、10cmほどにも塔を立てていた。
ということで慌てて輪切り。それを編み枠の上に並べたのが上の写真。米良ダイコンは赤いものが多いが、白いのもあるためこんなふうになった。
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