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小さな助っ人コハナグモ


この1ヵ月、ほとんど雨が降らなかった日はない。時たまザーッと俄雨みたいに降る。植物にとってはありがたいようで、畑の黒豆の葉っぱもグングン伸びた。ある日、その葉っぱにコガネムシとイモムシがついた。葉っぱのあちこちにギザギザの穴。正月用にと思い植えた黒豆なので、数は知れている。そのため側をとおるたびに手で摘まみ上げて駆除していたが、葉っぱの上に助っ人が潜んでいた。透きとおったような緑色のクモが、小さなイモムシを捕まえていたのだ。

このクモ、カニグモ科のコハナグモのようだ。網は張らず、葉っぱの上や裏のほか花の中などにひそみ、飛んできた昆虫等を補食するようだ。カニグモ科の名前は、前の2対の足が長く大きく発達し、それを抱え込むような姿がカニにみえることから名付けられたみたいだ。もっと助っ人が増えて欲しいところだが、今のところ2匹。
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