男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

引き寄せの法則に対する思い込み

2014年05月29日 | 自己啓発と引き寄せ
引き寄せの法則は世界的に大ヒットして、知らない人はほとんどいません。私も嫌いではないので、よく研究をしています。

しかし、この「引き寄せ」という言葉に対して、ほとんどの人は勝手な思い込みや誤解をしています。

実際に引き寄せの法則の本を読んで実践した人に聞くと、なにも変わらなかったと、感想を述べている人がほとんどです。

「引き寄せの法則」というタイトルは、ずるいタイトルだと思います。誤解を与えるようなタイトルです。

LAW OF ATTRACTIONというタイトルの訳し方が違っています。商業戦略的にあえてそうしているのでしょう。世の中で注目されるには誇張表現や誇大広告は当たり前に行うことです。法に触れない範囲であれば。

悪く言うと、勝手な思い込みをしてしまうようなタイトルにして多くの人に本を買わせたのです。

何もしなくても、感情や気持ちを変えるだけで、財、愛、幸福などを引き寄せるようなとらえ方をしがちです。

ATTRACTIONには引き寄せという意味もありますが、魅力という意味も有ります。

つまり、良いものを引き寄せられるためには、自分に魅力がなければならないのです。

今の自分に魅力がなければ、魅力有る自分に変わらなければならないと言う事です。

今までの自分のままでは変わりません。収入も幸福実現も、あなたが変わらない限り今までの延長でしょう。いや、何の努力もしなければ後退してしまうかもしれません。

特に、「許容し可能にする方法」などと言って、(これも日本語として意味が通っていない約し方をしていますが、)「いい気持ちでいるだけでよい。」などと言います。

完全に間違いとは申しませんが、いい気持ちでいるだけで良くなる部分は限られています。もちろん、悪い気持ちでいるよりはましですが・・・。

良いものを引き寄せられる自分になることは、ただ、良い気持ちでいるだけではダメです。

自分が変わるとは苦痛を伴います。

消極的だった自分が積極的に、人を愛せなかった自分が愛するように、何の知恵もなかった自分が綿密な計画や行動プランを考える自分になるように、などなど・・・居心地がいいところだけに居ては、良い引き寄せなどできません。変わるということはしんどい思いをしなければなりません。

思いだけで感情だけで、良いものを引き寄せられるほど現実は甘くはありません。

引き寄せの法則が好きな人に多いタイプは、居心地が良い場所にいて良い現実を引き寄せたいと考える人です。そういう人は、その理論の中に身を置くだけで安心感と優越感を感じています。そして何度も何度も引き寄せセミナーなどに参加をしますが、自分を変える努力をしません。宗教等に頼りながらも自分を変えることができない人に似ています。

引き寄せの法則で大事なことは・・・

1.自分が変わること。

2.そして、良いものを引き寄せる為に行動することです。





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