男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

先祖という言葉はいつ頃から使われているか?

2011年10月22日 | 家系鑑定とアドバイスなど
先祖という言葉はいつ頃から使われているか?

日本書紀には、「とおつおや」「さきのおや」と読まれています。

「とおつおや」とは、究極の親、系譜の起点、開祖、始祖、つまり初代先祖という意味で、それに対して「さきのおや」は先に逝った親、先祖代々、つまり歴代先祖という意味です。

初代先祖といわれる人にも、もちろん親がいるのですが、分家して開祖となる人です。

後々、子孫にとっては先祖崇拝の対象となる人です。

源氏物語を見ると、「かの、せんそのおとど(大臣)は、いとかしこく」とある。

また、宇津保物語には「せんその御霊開かせ給へ」とあります。

これが一般的に使われるようになったのが鎌倉時代ではないかと言われています。
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