男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

イギリス王室家系のクセ

2009年04月27日 | 家系鑑定とアドバイスなど
これは実際に『ザ・ロイヤルズー封印された英国王室の真実』(祥伝社)や『カミラと英国王室』(グラフ社)に書かれている事実です。
チャールズ皇太子(以下チャールズさん)の四代前にさかのぼると、高祖父には王妃のほかに女性関係がありました。仮にこの人を一代目とします。二代目になると、長男が婚約中に病死しています。したがって二男が跡を継ぐことになり、三代目も二人の男子が生まれます。
三代目になると、長男が好きになった女性には夫がいて、それがもとで相手の女性は夫と別れ再婚します。結果的に略奪婚のようになってしまいます。これが王室で起こったことなので、長男は王位継承を辞退してこの代も再び二男が跡を継ぎます。
四代目になると、とうとう女の子しか生まれなくなったので、長女、公妃エリザベスは婿をとって王位を継承します。この人がエディンバラ公フィリップです。
五代目は、三人男子が生まれ、長男チャールズさんの好きになった恋人がカミラさんという名の女性ですが、何とその人には夫がいました。女性関係の多かったチャールズさんは、結果的にダイアナ元妃(以下ダイアナさん)と結婚して二人の男の子をもうけますが、カミラさんとの関係は止みませんでした。ダイアナさんは精神的ショックで摂食障害を起こすなどたいへんなストレスを受け、我慢できずにとうとう離婚してしまいます。
ダイアナさんが三六歳のとき、報道関係陣に追いかけられ悲劇の事故死にいたります。カミラさんは夫と離婚してチャールズさんと一緒になり、祖父母の代とまったく同じように略奪のような形が再現されます。
このように見ると、不倫や離婚、再婚などが家系に出てくると、長男が跡継ぎとして立てなくなったり、子孫の結婚の形が複雑になりがちで、同じような傾向が出てきます。これは、もちろんイギリス王室に限ったことではありません。つまり、子孫の結婚運は、じつは血統の集約と言っても過言ではないのです。
しかし話はこれだけで終わりませんでした。チャールズさんの相手のカミラさんは、調査によると何と、チャールズさんの(四代前の)高祖父の不倫相手の子孫だったのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする