HIMAGINE電影房

《ワクワク感》が冒険の合図だ!
非ハリウッド娯楽映画を中心に、個人的に興味があるモノを紹介っ!

エンターティメントってこういう事だよね 『後浦なつみ』コンサートDVD

2005年12月06日 | 雑記
 とりたてて私は、モーニング娘。やハロプロ系アイドルのファンではないものの、テレビ等の映像媒体への露出が凄いため、ついつい観てしまう。ウチの兄弟がハマっているので観ざるを得ないというのが半分本音なのだが… デビューしたての頃は企画モノアイドルで終わるのかなぁと思っていたのだが、どうしてどうして、もはや国民的アイドルグループの地位に登り詰めて、ローティーンの少女の憧れの存在にまでなっているではないか。これも彼女たちの努力と、プロデューサーであるつんく♂の緻密かつ大胆なプロモーション戦略の賜物であろう。

 ついこの間、弟が『後浦なつみ』のコンサートDVDを買ってきて、一緒に観ようと誘われたので何の気なしに観賞したのだが、これが面白いのなんの!ハロプロを代表する存在である松浦亜弥、後藤真希、安部なつみの3人が、でっかいステージを所狭しと駆け回り、踊り、力いっぱい歌うので、すげぇ~と感心、そして感動した。こういうコンサートもののDVDって部外者が観ても面白い物ではないのだが、さすがこの3人、ヒット曲をたくさん持っているので「おぉ、知ってる知ってる」とこちらの興味を惹きつけられる。

 決してマニアック・アーティステックに走らず、常に観客の望むものを100%答えてくれる。これが大衆娯楽なんだろうな、とDVDを観てそう思った。『後浦なつみ』自体は曲数があまりないので、このコンサートでは各個人の持ち歌を中心に構成されていたのだが、アルバム曲などのマニアックな曲は極力控えめにして、シングル曲などの比較的露出度の高いものを並べていたので、コアなファンはもちろん、一見さんでも観やすい作りになっていた。こういう事って凄く大事だと思う。もともとアイドル好きのつんく♂、よ~く心得ていらっしゃる。コア層・一般層の支持があってこそタレントは長い期間でも人気者になれるのだ。

 個人的には安部なっちと、ごっちんが2人で歌った『モーニングコーヒー』が良かったです。コーラスワークが見事で、聞いていて泣きそうになってしまいそうなほど。つい昨日もモー娘。の今年の春のコンサートのDVDでこの曲を聴いて泣きそうになりましたが。