HIMAGINE電影房

《ワクワク感》が冒険の合図だ!
非ハリウッド娯楽映画を中心に、個人的に興味があるモノを紹介っ!

三人寄れば… 『PAY OR DIE』

2006年06月01日 | 非ハリウッド娯楽映画
 自宅待機も一週間を超えると、だんだんシャレで済まなくなってくる。こりゃ別の仕事に就いたほうがいいのかも?
 映画の紹介をしてる場合じゃねェ…というものも、一応読んで下さっている方もいるので(どれだけいるのか分かりませんが)、《映画冒険家》と名乗っている以上キッチリやらせてもらいます。すいませんね、更新の間隔が長くって…(涙)
 
 今回は前々々回に書いた『クレオパトラ・ウォン』の続編(3作目)である『PAY OR DIE』(79)を紹介しようと思う。日本でも『ドラゴンレディ1』というタイトルでリリースされたことがあるので、観た方がいるのかもしれない。非常に少ないと思うけど。
 『クレオパトラ・ウォン』がアクション面でグダグダなので多少マイナスの評価だったので今回はどうかな?と危惧していたのだけれど、何が、どうして?!面白いじゃないの、これ!以前観た予告編(『DEVIL'S THREE』の別タイトルだった)の印象通りじゃん。
 
 犯罪王デブリンが、仲間に裏切られて愛娘を誘拐され、多額の身代金を要求される。彼は娘の為、犯罪王としてのプライドを捨て、敵であるインターポールの女エージェント・クレオパトラ・ウォンに救出を依頼する。ウォンはその言葉に嘘はないと知ると、強力な助っ人としてゲイのクンフー使いと、300ポンドの巨漢女占い師を招きチームを結成する。こうして凸凹トリオの笑いと格闘の珍道中が開始された…。
 
 というのが大まかなストーリーで、全編これご都合主義でトントン拍子に話は進んでいき、気が付けばあっという間に映画は終わっているという、いい加減と言っちゃぁいい加減なのだけれど、テンポがいいのでこれはこれでアリかな?という気にさせてくれる。
 
 天下の映画検索サイト・IMDbに載っているレビューではクソミソに書かれていたこの作品(83分間を返せ!とかヒドイのばっか)だが、私自身は十分に楽しめた。英語の台詞を理解してないのもあるのだけれど、主演のマリー・リーのアクションが一番のお目当てだったので、全~然気にならなかった。やっぱ何本もアクションやってりゃ上手くなるもんだな(殺陣師の技量にもよるが)。前作より表情の作り方なんかが数段進歩している。もう、このアクションシーンを観ただけでも十分モトは取れたって感じ。
 
 男たちよ、美女格闘アクション映画(東洋人限定)を観て萌えなさいっっ!!
           

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