窯元日記復活

びわ湖長浜観音ハウスで「正妙寺 千手千足観音像」を拝見しました。

上野ぶらぶらの続きです。京成上野駅近くにあるびわ湖長浜観音ハウスで「正妙寺 千手千足観音像」を拝見しました。この施設は長浜市の観音さま1体を常時、首都圏で無料で公開しているすごい施設です。このお像は江戸時代の千手だけでなく千足と・・めずらしい仏さんです。3月15日まで。

HPの解説から→「
他に例のない「千本の足」を持つ観音像。上半身は裸形で腰布を着し、両脚は膝頭を出して直立する。忿怒相で眉目をいからせ、口を開き、額には縦に第三眼を刻む。頭上は、天冠台上に九つの小面が横に並び、中央には仏面が一段高く載る。右手に錫杖、左手に戟を執り、両手首・足首には環釧を彫出する。脇足は左右各十九本を扇状に半肉彫で表わしている。
 他に例を見ない像容であるが、仏像は必ず儀軌・経典によって造られることから、江戸期に独自に創作されたものではなく、かつてこの寺に千足観音があり、戦火に遭って後に復興された可能性もある。また、鎌倉時代の天台系図像集『阿沙縛抄』『白宝抄』に「千足観音」の記載がみられ、この地にこの像が伝わる背景には台密の影響があったことが窺われる。
「再び会いたい」とのリクエストが多く寄せられ、KANNON HOUSEへ2度目のご出陳となった。」



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