窯元日記復活

月の桂   大和文華館で拝見

<月の桂>を大和文華館で拝見。ちょうど実がたくさん落ちていましたのできになったので・・・。



「精選版 日本国語大辞典「月の桂」の解説 
古代中国の伝説で、月の中にはえているという高さが五〇〇丈(約一五〇〇メートル)の桂の木。月の中の桂。月桂(げっけい)。転じて、月、月の光などをいう。《季・秋》
※是貞親王歌合(893)「久方のつきのかつらも秋はなほ紅葉すればや照りまさるらむ」 〔酉陽雑俎‐巻一・天咫〕
[語誌](1)日本においては早く「懐風藻」に「金漢星楡冷、銀河月桂秋」〔山田三方「七夕」〕、「玉俎風蘋薦。金罍月桂浮」〔藤原万里「仲秋釈奠」〕などとあり、前者は「月の中にあるという桂の木」、後者は「月影(光)」の意である。
(2)「万葉集」にも「目には見て手には取らえぬ月内之楓(つきのうちのかつら)のごとき妹をいかにせむ」(六三二)などの用例が見られ、好んで取入れられたことがうかがわれる。
(3)挙例の「是貞親王歌合」について「毘沙門堂本古今集註」では、「久方の月の桂と云者、左伝の註に曰、月は月天子の宮也。此宮の庭に有二七本桂木一、此の木春夏は葉繁して、月光薄く、秋冬は紅増故に月光まさると云也」と解説する。
出典 精選版 日本国語大辞典」

ちなみにこちらでは「月の桂 京都府、株式会社増田徳兵衞商店の製造する日本酒。「徳」は正確には旧字体。
出典 小学館デジタル大辞泉プラス」

「梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
中国原産で、日本へは古代に渡来した。
月の桂(ツキノカツラ)はその園芸品種の1つである。
樹高は3メートルから6メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は1月から3月である。
早咲きの品種である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
野梅系・青軸性の白い一重咲きの中輪(花径20ミリから25ミリ)である。
萼片は緑色で、花の色にも青みが加わる。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の mume は「梅」のことである。
写真は2月に小石川植物園で撮った。
学名:Prunus mume 'Tsukinokatsura' 」
(花図鑑 shokubutsu-zukan.net/blogs/kyohana/2010/02/post-69.html)

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