窯元日記復活

『慶溢萬齢印字緑釉盌』

赤膚焼史料『慶溢萬齢印字緑釉盌』




「慶溢萬齢」とは薬師寺東塔の擦銘文
「維清原宮馭宇
天皇即位八年庚辰之歳建子之月以
中宮不悆創此伽藍而鋪金未遂龍駕
騰仙大上天皇奉遵前緒遂成斯業
照先皇之弘誓光後帝之玄功道済郡
生業傳劫式於高躅敢勒貞金
其銘曰
巍巍蕩蕩薬師如来大発誓願廣
運慈哀猗<嶼の偏が犭>聖王仰延冥助爰
餝靈宇荘厳御亭亭寶刹
寂寂法城福崇億劫慶溢萬
齢 」
““福崇億劫 慶溢萬齢 さきはいはおっこうにたかく、 よろこびはばんれいにあふれむ”
印が編み目の盌の中央に打たれているところから、薬師寺関連かな?
盌部分はたたき皿のように伸ばして、盌型にして高台は付け高台かな?
釉は低下度釉の緑釉で焼かれている。「赤膚山」の印がある。






fomalhautpsa.sakura.ne.jp/Science/Horyuji/yakushiji-toto.pdf 
太田晶二郎君の薬師寺東塔檫銘の研究について (jst.go.jp) https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsahj/8/0/8_63/ _pdf/-char/ja

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