夢色

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基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

<ハートは一瞬の幻、掴み損ねないで。 ~西国第10番 三室戸寺>

2019-06-25 | 西国三十三所

今日は代休だったので、母と一緒に宇治へお出かけしてきました。
すんごい暑くてもうすっかり夏日・・・

宇治へ着いたらまずは、腹ごしらえ(笑)  
お目当てのひとつ、紫陽花パフェを食べに「伊藤久右衛門」へやってきました。
 キラキラ綺麗な、紫陽花パフェと宇治抹茶の「えすぷれっそ」
対象商品を買うと、ハート型紫陽花のコースターが貰えます
今回は、黄色のコースターだった
これだけじゃお腹減るので(笑)茶そば と かやくご飯のセットを分け分け  全体的に薄味の印象ですが、お出汁が美味しかった~!
お土産に、お抹茶の紫陽花きんとんと、インスタントのえすぷれっそとか、いろいろ。  もう一枚コースター貰ったよ~。こっちのほうが、紫陽花色
私たちが入った直後から、どんどんお客さんが入ってきて混みだしたので、ナイスタイミングでした
 店内も外も中国人だらけ。
暖簾の前で団体で陣取る迷惑営業通常運転なので、写真が半分しか撮れなかったョ


人心地着いたので、今日の目的地、「三室戸寺」へお参り。
 すでに汗だくの私w
   アジサイ寺と言われるだけあって、参道もお庭も紫陽花がたくさん。
今はアジサイ園が解放されています。   
  笑えるくらいに清々しい、まるで夏の空(笑)
  階段を上がったところに・・・  手水舎。
 顔はお爺さんで身体が蛇の、「宇賀神」像。耳を触ると幸せが、ヒゲは健康長寿、しっぽは金運、がついてくるということで、ナデナデ・・・

  本堂の前には蓮の鉢が並んでいます。

 若貴の手形。  勝運の牛 口の中にある玉を触ると、勝運が付くと言われてます。
反対側には、福徳兎  丸い穴から手を入れると、卵型の石があって、上手く立てると願いが叶うと言われています。

 人もいっぱいだったけど、千手観音様にお参り。  
お前立は、ご本尊と同じように、千手観音なのに珍しい二臂となっています。
  奥には三重塔。  青もみじが綺麗   ・・・眩しい・・・
アジサイ園に向かう途中の坂道に、、、  ハート紫陽花、発見~!
これ、こういう変異なのかと思ってたら、花の重さの加減とかでハートになって、数日すると丸になるんだって知らなかった・・・

アジサイ園ではたくさんの紫陽花が並んでいました。
今年は天気があまり良くなくて、花の出来はイマイチらしい・・・。見頃は過ぎていたのもあるでしょうが、少し色は褪せてきていました。
でもこれだけのたくさんのお花なのお手入れは、本当に大変だと思う
      歯抜けのハート(笑)
    もひとつハート発見  木々の間の日陰に入ると、涼しくて気持ち良かったです。
紫陽花も、日が当たってないところは元気だった(笑)

出口を出ると、お店がいくつか出ていました。
京焼の馥郁窯(ふくいくがま)、伝統工芸士の村上郁さんが出されているお店で、カワイイ香炉に一目惚れ 
 スタンダードな香炉は、
蓋を外さないと煙が抜けずにお香が焚けないらしいのですが、このオリジナルデザインの香炉は蓋をしていても煙が上に抜けてちゃんと火が消えないそうです。

ちゃんと印が入っているところで蓋が合うようにもなってるんだって。  カワイイ~
さらに、煤がついても味のある色味になるだけでべとつかないようになっているんだって。
香炉ずっと欲しかったから、こちらを頂きました
どの形のお香でも焚くことが出来るように、小さな剣山をサービスしてくださいました!
はやく試してみたいな~


せっかくの初宇治なので、三室戸寺を後にして、「宇治上神社」へ行くことにしました。
神社の左側に駐車場があると聞いたので車でずんずん進みましたが、途中めっちゃ狭い道になって、鳥居も出てきて、  もうあかんってなったら、鳥居をくぐった先にありました。。。
分かりにくい・・・
 車を降りて、この小さな橋を渡って、境内に入ります。「世界一狭い世界遺産」と言われているんだって
  拝殿の両脇には清め砂が盛られています。
  大きなご神木と、 かつて宇治七名水の一つに数えられていた「桐原水」。こちらで手を清めます。 

奥の本殿でお参り。 とっても横に長い建物になっています。
御朱印は通常の物を頂きました。
いろいろな作法とかにも一家言あるようでして(笑)説明書が沢山置かれていたり、貼られていたり・・・。対応してくださった方は嫌な感じは無かったのですが・・・。
しかし、これだけ書かれていても次に来たおばちゃんは何も読まずに御朱印帳を出して、やんわりと注意されていたので、やっぱり考え無しな人が多い世の中になったから仕方ないことなんだろうねぇ
情けないなぁ・・・。


まだまだ時間があったので、せっかくだから、と平等院まで行くことにしました。
 風光明媚な宇治川を渡って、、、スタンプ貰いに駅へ寄り道。  かわいいポスト発見~。
平等院」の南門側の駐車場へ停めてお参りに行きました。
境内には、たくさんの蓮がありました   蓮 大好き

 浄土院では、可愛らしい 舟を漕ぐ求世船乗観音像を拝むことが出来ます。 人生は船旅みたいなもの。御集印もいただきました。
お父さんとお母さんと、交互でお参りしてる間、ひんやりした石の上で和んでるワンちゃんに出会いました
 べっぴんナナちゃんです  ・・・おかあしゃん、なんか へんなひとが いるよ?
サービス満点の、睫毛がホワイトマスカラなカワイ子ちゃんでした! えへへ~


ナナちゃんにバイバイして、進むと、羅漢堂。  
鳳凰堂を後ろから眺めることも出来ます。  金色に輝く鳳凰。
 お不動さんでは、今日は御集印は出ていませんでした。 境内には、源頼政のお墓があります。  
隣には最勝院。  変わった形の建物。  藤の花、かな?細工が綺麗。

 鳳凰堂は工事中で、中は入れない事になっていました。足組でエサを探す鷺。

花は終わってたけど、立派な藤棚と、足元一面のドクダミ   藤のヒゲが くるんくるん。
観音堂の裏手には、源頼政が自刃した場所と言われていて、扇の芝と呼ばれていました。   
 鳳凰堂は横に大きい!時間的に逆光でしたので、中の阿弥陀さんも伺い知れず   
 今日の命綱(笑)  
ミュージアムで、鳳凰堂の内部の再現や、26体の雲中供養菩薩像、綺麗な天女様が彫られている梵鐘など、国宝も多数見ることが出来ます。
菩薩さんは楽器や旗を持っていたり、踊っていたり。
生き生きとしてて、なんか・・・楽しそう(笑) これで半分だったら、全部の52体集まってお迎えに来たら、そうとう・・・騒がしいやろうなぁ(こら。笑)
もともとは金色の菩薩さんたちなので、これらが金色の阿弥陀さんを取り囲んで、阿弥陀さんの頭上の御簾も金色で、柱や壁は極彩色で、それが阿弥陀さんの背後から夕日に照らされたとしたら、そりゃあ当時としては極楽浄土だったろうなぁと、想像するだけでドキドキします
個人的には、金色よりも色が落ちた木調のほうが好きだけども~

ここらでタイムアップ
車に乗る前に、ちょっとだけ赤い橋が見えたので川のほうへ行ってみました。
巣立ち前かな、ツバメちゃん達がいっぱい居た!  
 川の手前の「宇治 日の出園」で、抹茶ソフトクリーム食べちゃう~

 鮮やかな朱色の「喜撰橋」を渡ると、  浮島十三重石塔が見えてきました。
宇治公園は、中州みたいになっています。  向かいは川の合流点みたいで、爆音だった


綺麗なのをいっぱい観れて、満喫したので、一路家へと帰ります。
 良くうちにも遊びに来る黒猫'sが日向ぼっこ中でした 

 お土産はお茶色々あと、京野菜のドレッシングとか。
久しぶりにじりじりの中で歩いたから、暑くて大変だったわ~
着替えのTシャツ詰み込んどけば良かった(笑)
でも、初めての宇治、楽しかったです



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