夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

<何度求め、幾度 掬われ、都度拾われる、私の心は。 ~西国第27番 圓教寺>

2019-07-15 | 西国三十三所

姫路旅行1日目に続いて、2日目最後の目的地へ向かいます。
お昼を食べてる時間が無かったので、お腹減ったな~ってなってたら、途中で「白十字」を発見
テンション馬鹿上がりして、速攻車は駐車場へ(笑)
びっくりした~ 岡山近いからお店あるのかな~
my love わっふー  お土産に買うには時間がかかりすぎるので、断念して自分だけ食べました

ちょっと元気になって、なんとか到着しました~
念願の「書写山 圓教寺」まで、もう少し!
リュック背負って、まずは、「書写山ロープウェイ」に乗ります。
 途中すれ違い~。  姫路の街並みが眼下に広がります。
 到着  ここから更に歩いて向かいます。
ロープウェイを降りたら、歩いてすぐのところにお寺の入り口があります。
そこから本堂のほうへ有料シャトルバスも出ているのですが、可能なら歩きたいし。。。
お寺の方に聞いたら「20分くらいだから、若いし大丈夫よ~」ということなので、テクテク歩いて行くことにしました

と言っても、平地の20分と山道20分って全然違うんだよね~
山道ってキツイ・・・重力に逆らうのはキツイ・・・(笑)

 姫路城は山の向こう側なので見えないのですが、山の上ってやっぱり気持ちいい景色です。

 西国巡礼の道になってて、33カ所の御本尊が順番に並んでいる道を歩いて行きます。
   ひとつひとつ、行ったところは思い出しながら、まだのところは いつどうやって行こうかな~って思いながら。

ようやく山門が見えてきました。   
 塔頭寺院がたくさん並んでます。
「西の比叡山」と呼ばれるだけあって、とっても広い!
でも木々の緑と、素朴な年季の入った木の造りや、坂本みたいな石垣。   
気持ちの良い空気です。

 弁慶のお手玉石。

西国三十三所の御本尊 六臂如意輪観世音菩薩には、「摩尼殿」にお参りです。
 見上げる階段・・・(笑)  清水寺の舞台みたいに組木が素晴らしいお堂。
軒下に、5色の旗が掛かっています。
チベットのお坊さんがこちらに来られた時に、災害や地震が起きないように願いを込めて贈られた旗とのこと。

上り口に到着~。   靴を脱いで上がって曲がると、  広い廊下にでます。 
祝日で子供連れや大陸系が多くて、お堂の中は結構な騒ぎだったので、喧騒を逃れるために 緑を見ながらしばし休憩~。   
ラスト・サムライのロケ地はもっと奥なのですが、こちらも座っていボーっとしていると、癒されます
三十三所の御朱印を頂いて、出発。

 摩尼殿裏手のこの道、大好きだ。昔の人もここを通っていたんだと思うと、幸せな気持ちになる。  
少し上がると、突然視界が開けて、夢に見た この場所に。   思わず歓声の迫力。
やっと来れた感激で笑ってしまいました(笑)

お客さんが多くて落ち着かないので、先に本多家廟屋へ。
   5棟の廟屋。立派でした。


 ようやく少し人が空いたところから回ります。

  常行堂。普段は上がれなくなってます。
 大講堂。釈迦三尊像がお祀りされています。お参りするときに少しだけ見れました。
 大講堂、常行堂とともにコの字型に立ち並んで「三之堂」(みつのどう)と呼ばれる真正面にあるのが、食堂。
ここの1階が、トム・クルーズと渡辺謙さんが撮ってたところ。
今は写経スペースになってます。
1枚まるまるの写経もあるし、私は花びらに観音経の1部分 20文字だけを写経する、ミニ写経にしました。
 「具一切功徳 慈眼視衆生 福聚海無量 是故應頂礼」
観音さまは、あらゆる功徳を持ち、慈しみの眼差しで生きとし生けるものを見守っている。その福を備えていることは海の様に無量である。だからこそ観音さまを信じて拝みなさい。
っていう意味なんだって。
写経は良いね 精神状態が文字に出る(笑)
書いた後で、少し一息。
顔を上げると 大講堂。
  本当に目がこんがらがるくらいに緻密な組み合わせなのに、豪胆というか ごつごつとした粗削りな感じもある。
1階の奥と2階は、寺宝の展示室になってます。
 弁財天十六童子像。細かい!
 十二神将がユーモラスな子ばっかりで、右真ん中の子とか、「いぇ~い♪」って言ってそうで、思わず吹いた(笑)どの子も可愛すぎる~( ´艸`)
天台宗なんだけど、弘法大師さんの御手形とか、色んな仏像とか、たくさんあって、盛り沢山でした。
裏手に回ると、静かな景色。  
   岡田官兵衛と谷原半兵衛がお話していたところ。
下の広場は、岡田官兵衛が田中光成の陣構えを称賛していたところ。
ここに岡田くん達が居たのか~って、時を越えて浸ってました(笑)
岡田くん・・・恰好良かったろうなぁ・・・
笑。
いや、それは置いといても、とても気持ちのいい場所でした。
しばし座ってお寺の空気を堪能。
ここで修行するお坊さんは、何を想っているんだろう、とか、ぼーっと。
時間がもっとあれば、もっとぼーっとしたかったんだけど。

上から見る常行堂。   食堂の屋根とごっつんこする勢いで建てられてる3つのお堂。  
本当に素晴らしい建物です。  名残惜しい・・・。 

もう一つ、奥之院まで行きたかったので、こちらで大講堂の御朱印を頂いて出発。(こちらでは根本堂と2つ頂けるけど、今日は混んでたので1つだけ、とのことでした。)
 少し歩くと、奥之院が見えてきます。
 開山堂。
軒下の四隅には、左甚五郎作と伝えられる力士の彫刻があります。   頑張って屋根を支えてるの
でも、西北隅には居ないらしくて、どうも重さに耐えかねて逃げ出したと言うことです。。。可哀想に。。。
こちらでは、開山堂の御朱印と、なんと、チベット語の御朱印がいただけます!
チベットで修行されたお坊さんが居るときにだけ、書いていただけるとのこと。
日本語のほうはまた次に来た時に頂くことにして、チベット語の御朱印を頂きました。  

もっとゆっくりしたかった~。
でもそろそろ時間みたいです。。。

 護法堂の乙天社。  不動堂。
そして、関ヶ原で島左近と柳生が禅問答をしていた、護法堂拝殿。  
実はこちら、私が到着した時に 扉が開け放たれていて、中をお掃除していたのです!
先に開山堂にお参りを~と思って急いでしまってて、その光景を収めることが出来なかった・・・。
でも普段は開いていないところを見れただけでも、ラッキーだということにします
なんか、長くて大きな机?みたいな台?が置いてた気がしたんだけど・・・。
夢だったのかな~。
不思議な場所、書写山。

 綺麗な苔も沢山。

 最後に食堂をもう一度。  
・・・ここから見上げて、見てみたかったな~ ←まだ言ってる(笑)


 行き掛けと違う道を歩いて帰ろ~っと、と思い、てくてく歩いてると、人も少なくて、気持ち良いです
     


  もう少しでロープウェイ乗り場。
入場口を出た広場には、岡本太郎の碑がありました。  「言葉の いのちは 愛である」
気持ちの入っていない言葉では、何も伝わらないし、何も動かされない。
生きているものへの愛がある言葉は、意味は分からなくても 相手に伝わる。
ってことだとしたら、私にも理解る。

  帰りのほうが良い天気(笑)
でも暑かった~
次はもう少し・・・新緑の季節くらいが良いな・・・


  また来たい!平日人の少ない時に、またいつか来よう。
駅の出口には、まだまだ綺麗な紫陽花が沢山咲いてました  


 駐車場横には、トム・クルーズが大人買いしたという「千年杉」というバームクーヘンのお菓子を売ってる「杵屋」さんがあります。
季節限定の、瀬戸内れもん味にしました


疲れ果てたので、帰りにマクド見つけて、レモンジンジャーフィズ   レモンは恋の味、のわりに、一方通行のイラストはなぜ・・・?
 綺麗になった姫路城を見ることが出来ました!また来るよ~。


  SAとかで買い込んできたお土産たち。
帰り事故渋滞してたから地道に降りて帰ったので、めっちゃ時間かかって疲れた~!!!


それにしても、行きたいとこ ぎゅうぎゅうに詰め込んだ3連休でした~
行けるところ、行きたいところが増えていく、そんな幸せ



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