夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

<山良し!海良し!いざ、突入。~姫路旅行 1日目。>

2019-07-14 | Travel

午前中に「一乗寺」にお参りしたあと、次の目的地に行く前に、少々腹ごしらえをします

姫路と言ったら、、、アーモンドバタートースト
甘いものが食べたくて、寄り道しました。
イオンの中にある喫茶店「待夢」へ。   アーモンドトースト発祥のお店、とのことです。
 店内はレトロな昔ながらの喫茶店って感じ。
他の物もおいしそうだったんだけど~

 じゃーん 待ちに待った、アーモンドトースト
しかも、このふわっふわの厚み!  つぶつぶのアーモンドバターが幸せです~( ´艸`)
コーヒーゼリーとお菓子も付いてたよ。
人心地着いたので、急いで次に向かいます


どこへ向かっていたかというと・・・官兵衛ゆかりの「廣峯神社」ですっ
大河でも本編後の紀行の、最初のほうに出てきてたところ。
駐車場に停めてから、少し山道を歩かないといけません。

 駐車場横の鳥居。リュック背負って出発です。

 神社の境内、というより、山城に近い感じで、そこここに家々の跡が残っています。
こちらは谷口家跡。
目薬の木がありました。  
後々もそうなんだけど、どうしてもすべてを綺麗に整備するほどには手が回っていないし(する必要自体も、無いのかもしれないけど)、手が入っていないので、本当にこっちで合ってるのかなぁ・・・と少し心配な道行きです

しばらく歩いてると、ようやく随神門に到着です。 
素戔嗚尊をお祀りしているので、いろんなところに「蘇民将来之子孫」の文字がありました。   ひっそりと置いてあるけど、国の重文の宝篋印塔。

 本殿でお参り。
本殿前には御柱祭の祭場があり、結界が張ってあります。  手をかざすと不思議と火を焚いてるみたいにふんわり温かいの。ふしぎー
 本殿には、ひょっこり見つかったという、えべっさん(笑)
そして、右手には  木彫りの白馬。
「陸軍大臣 宇垣一成閣下 愛馬名ハ胡月」と書いた木札が立てかけてありました。
神輿を曳いていて、優しい顔をしているのだけど、なんだかリアルで
今にも動き出しそうでちょっとドキドキした・・・ すごく生気があったョ・・・
そっと、お利口だねって言ってきた。笑。
こういう色んなお宝が境内に散りばめられているのだけど、あまり説明書きが無いので詳しくは分からないまま見て回りました
 黒田家のパネル。   御神木。

廣峯神社は、陰陽道の祖といわれる吉備真備が創られた神社ということで、陰陽道にまつわる九星詣りというのが、本殿の裏手で行われます。
表と裏と二つお参りする形。
裏手に回る途中には軍殿八幡社や、  いくつもの末社が建っています。
本殿裏にある九つの穴に、それぞれ九星の札が掛かっていて、その自分の運命星の穴に 願い事を書いたお札を入れて、願い事を三回ささやく、という昔ながらの風習が「九星詣り」なんだって。
 それぞれの星で色が違う御幣とお守りは持ち帰って、木札は穴に入れてきます。
社務所脇の机に座って書こうとして、ふ、と隣を見ると、置いてあった護摩木にカナブン?コガネムシ?
分かんないけどパープルに輝くすごく綺麗な子が止まってて、「・・・生きてる?(´・ω・`)」と思ってそっと触角をツンツンしたら、「・・・やだ・・・」って触角をしゅっと引っ込めて、でもジッと止まったままでした(笑)  飛んでいかなかった(笑)


 本殿自体が横に大きな建物で、裏に9つの穴。  どの位置にどの九星が来るかは、その年によって違うみたい。
コロンと木札を落としてお参りしてきました。  

  カワイイでんでん虫、みたいな亀?(笑)
ここから10分くらい登ったところが、白幣山の山頂になり、もともとはそこに神社を建立したそうです。
磐座があるということで、向かうことにします。  

 ・・・・・・ えーと・・・。
・・・本当に、こっちで合ってるのかしら・・・。
 ・・・ほ・・・本当にこっちで・・・  ・・・いや、かんべえくん、軽~い感じで「家守家跡だよ☆」とか言ってるけどさ・・・
・・・  はっ!なんか幟が見える!  合ってるみたい!(笑)

ということで、ようやく到着!
 素戔嗚尊の荒魂を祀る荒神社と、 真備公を祀る吉備社。
その真ん中に磐座がありました。  
もう汗だく・・・

さて、黒田家跡に行こうかな・・・と・・・
・・・地図を見ながら、こっちに行けば、黒田家跡が・・・ある・・・の・・・・・・・・・か・・・?
・・・・・・  ・・・えーと・・・・・・・・・ 

・・・何度かウロウロと行き来して迷ったけど・・・あかん!これはヤバい気がする!
二度手間になっても一回社務所に戻ろう!
と決めて、一度本殿まで戻りました

分岐点まで戻って、薬師堂のほうへ回ると、  裏手に目薬の木。  
また、「黒田家跡、魚住家はこっちだよ☆」の看板。  ・・・ほんまやな?オイ・・・。

気を取り直して、とりあえず向かいます。
 魚住家。
その裏手に、獣道みたいな道が。
・・・本当にこっち・・・なのか・・・?  

 えっと・・・一応かんべえくんが軽~く案内してくれてますが・・・足踏み外したら落ちるよこれ・・・(´・ω・`)
ほんで、  ココを曲がると・・・・・・  ・・・唐突だなオイ!!!
  ・・・いやもう・・・・・・どこがどう屋敷跡なのか、全く分からないですが・・・
とりあえず、和製ラピュタ状態。  もしくは雨月物語的な
 多分、もっと上がっていくとさっき居た磐座に着くのだと思うけど、竹が倒れてるし、道自体が判別付かない状態だったので、ここでもう引き返します。
個人的には行けて満足ですし、ロマンは感じましたが・・・  
が!
普通の女の子が気軽に聖地巡り的な感じで行く場所ではないなと思いました
後々考えると、このご時世、獣や不審者が居てもおかしくはないかもだし・・・
まぁ、わざわざ此処にくる物好きな不審者も居ないと思いますが(笑)

ふもとに戻ってくると、  胡子社や、 茅の輪。
とりあえず、一度行ってみたいと大河観てからずっと思っていたので、本当に行けてよかったです!


そろそろ市内に戻って、ホテルにチェックイン
翌日お船を観に行くための駐車場の場所が分からなかったので、せっかく時間あるし、部屋に荷物置いて 偵察に行くことにしました。
上手くいけば電飾も観れるかも?!と思い、車を走らせてると、神社を後にしたころから降り出した雨が とんでもない土砂降りに・・・
いや~ん
さんざん彷徨いながら、なんとか到着したものの、雨が激しすぎて車を降りること自体を断念
何で港って、あんなに道分かりにくいんだろう(笑)
停めた車から、偵察だけして帰ります  また明日来よう~

ホテルに戻って、少し小振りになった雨の中、早めの晩御飯して寝よう、と決めて、てくてく駅へ向かいました。
 途中、町内会のお祭りに来てた じぷたを発見!

行こうと思っていたお寿司屋さんが定休日だったため、穴子のお店に行こうかとも思ったのですが、お腹はもうお刺身になってたので(笑)
飲み屋さんで美味しいお刺身と、  でか旨の穴子の天ぷら  
 日本酒も
女一人旅がそないに珍しいのか、何故か おっちゃん達が奢ってくれました(笑)

は~、朝一番に家を出発したのが大分昔みたいに、盛りだくさんの一日でした


<静かに濡れる古木の煌めき。 ~西国第26番 一乗寺>

2019-07-14 | 西国三十三所

3連休になってた3連休。
残りは、お船が来てるやん~ということで、姫路に向かうことにしました。
せっかくなので 初の姫路1泊して、西国参りと合わせて回ります(`・ω・´)ゞ

1日目は、途中の加西にある「一乗寺」へ。
途中のSAで、例の如く朝ご飯
 はちみつワッフルと、コーヒーで目覚まし。

一乗寺は駐車場があるので、山道といっても普通です。
お寺の入り口向かいに、綺麗な紫陽花が。
  なんちゃってハート発見

入り口で拝観料を納めて、お参りします。  ちょっと小雨降ってきて、うぉ~ しまった~となった。

だがしかし!
今日の私には、秘密兵器があるのだ ←笑
 ワークマンで買った、撥水リュック(笑)
中山寺奥之院への山登りで反省して(笑)リュック買おうと思って探してたんだけど、カワイイaneroとかは私はお呼びでないしがちリュックは荷が重いな、と探してたら、ワークマンが良いのでは、となって。
防水のほうが良いんだろうけど、マジックテープでクルクル巻くタイプはあまり使い慣れてないし、結構デカいから、、、
私は容量的にはそこまで本格的な登山しないし、このくらいでシティー使いできるのが良いかと思って。。。
黒とさんざん悩んで、お店ハシゴして、最終的に店員のオバちゃんに、可愛いか聞いてから買ったという(笑)
山では黒はハチが怖いって書いてたのと、なんか日が当たったら熱くなりそうで
良心的お値段も相まって、これに決めたの。
本命の西国一の難所の山登りに備えて、この週末天気悪そうだし、リハで使ってみようかと思って持ってきてたのだけど、大活躍でした(笑)
やっぱり、胸元と腰のホールド、大事!
階段上っても、本当疲れなくて、やっぱり必要だな~と思いました。
難点は、逆に荷物が容量に対して少ないから、中で位置が偏ると、少し疲れる
人間の感覚ってすごいよね。
あとは、小銭をポケットに出しとかないと、イチイチ上をクルクル巻き戻して、ジッパー空けて、お財布取り出すのは、正直面倒w
それにしても、良い買い物でした
ワークマンのHP見ても、ネット検索しても、ほとんどこのファインドアウトのリュック出てこないんだよね~なんでなんだろう。軽くて良かったけどな~。


そんなこんなで、リュック担ぎながら 162段の階段に挑みます 
 ちっちゃな道祖神ちゃま?

 まずは最初の階段を上がると、常行堂があります。
木造で質素で雰囲気があります。


 続いて2番目の階段を上がったら、  国宝の三重塔が。
反りも綺麗で、上に行くほど大きさが小さくなるから、全体的に優美でバランスに優れています。
真下からも、上の本堂からも、いろんな角度で見ても とても綺麗。
華美な装飾がない、木の色だけなのも 私好み
 相輪が高く、水煙は曲線美の文様で、空を透かしてはっきりと見えます。
気に入った!(笑)
最後の階段を上がると、本堂があります。   汗だく・・・

  本堂横の鐘楼。
本堂の天井には、これまでお参りされてきた方が納めた、たくさんの木札が打ち付けられていて、まるでたくさんの華が咲いているようでした。  
暑いんだけど、木々に包まれて、雨と土の匂い。
本当に山の狭間に立つお寺という感じで、静かで素敵な所です。

 裏手には護法堂などがありましたが、雨が少々強くなってきたので、駆け足になっちゃいました。

少し歩いたところに、奥之院があります。  木が傘になってくれるから、急いで向かいます
 開山堂の手前には、少し石段を登らないといけません。靴がスニーカーだから、滑りそうで怖かった

もちろんこんな天気の中、ここまで来られる方はほとんど居ないので、私だけです・・・(笑)  
 脇に川のようなものがあって、「賽の河原」へ行けるようでしたが、雨の中、賽の河原は行くものではないと思いましたので、ここで帰ることにします。

 階段とは違うスロープの参道のほうには、お地蔵さん達が並んでます。
緑の綺麗なお寺でした。  

お昼も過ぎたので、次の目的地へと急ぎます~