夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

TRIP SKY

2007-01-24 | た行

風が割れてく
後ろに白く 続け 足跡よ
氷の粒 急ぎ転がり落ちてく
中央の日輪 目指して
昼と夜の境を 斜線で切り込む 大きな体
何かが変わる
とてつもない何かが待ってると 信じてる
緊張まみれの鼓動は 轟音で隠すけど
時を遡って 限りなく素敵な何かが 道を創る
さぁ 翔びたとう
夢にまみれた心は 光より速く
ようこそ 裏側の現実へ
少しの肌寒さも すぐに消える


静かに満ちてくる自由に 負けない私へと     
変われ
昨日の全てに対し得る私へと
変われ


                                           ローマへ向かう機内にて


Tomorrow

2007-01-17 | た行

最大限に生きるのは 難しくて
僕はまた 夢に逃げる
朦朧とした海に漂うのが好き
朝の太陽が高く昇るまで
目隠しを取らないで
今更に ぬくもり探しても ね
君との隔たりは あまりにも冷えて
今夜もまた そんな暗い所で眠るの
仕方ないから 朽ち果てるまで 抱いてあげる
僕に流れる紅い血で 暖めてあげる
全て体温が移り終えたら 青い唇で キッスをあげる
君に映えるバラ
僕を生かす鎖

───二人には 思い出をくれる?


定義

2007-01-02 | た行

モノの価値は
自身で決めることじゃない
誰かにとっての何かであるんだ

存在意義は
与えられるものじゃない
自らの努力でやっと 勝ち取るものなんだ

それだけでは繋ぎとめられない
儚くとも 無限大の
ココロとカラダ


大切なもの

2006-12-22 | た行

何も真正面から体当たりするだけが能じゃない
逃げて 逃げて 逃げて
それで自分が守れるなら
あっかんべー残して
全速力で逃げ出せばいい

でも逃げて 逃げて 逃げて
自分を信じられなくなるのなら
半べそかきながら へなちょこアタック
かましに行くしか ないじゃないか

───どっちでも良いんだよ
どっちだって結局
 僕の大切な君だから




でも私は 自分に後ろめたく生きたくないので 逃げるつもりなど毛頭ないのです。


とても

2006-12-19 | た行

とても大事な最後のお別れを
出来なくて私は むしろ
良かったと思っていたのです
ふと 思いついた時にだけ
貴方に浸って
ふと 泣きたい時にだけ
散々涙して
それで良いのだと
思っていたのです
思っていたのに

それだから私は今 貴方に
帰れないでいるのですか?


月世界

2006-12-10 | た行

砂上の模様
波音を引き寄せて
艶やかに浮かび上がる
青白の世界
密やかに膨らむ蕾
時を追いかけて 囲まれた
小さなものたち
鐘の音に揺られ
ことりと 砂一粒が


月のエナジーは
隠れ家さえも捜し暴いて
内まで染み透り
中から壊しゆく
なんて切なく 剥がれる身体
月よりの道
この世の裏へと足音導く


捨てられた星々 玉座に集め
月へと差し出せ
開き始めた花から
周り広がる宇宙の中心
闇夜の虹は 昼を凌ぐ程に
霧に包まれ
階下ではうごめく青の精
海底で波打つ草原が
風の移ろいを捉え始めてる
ここでなら行き先 見つけられる


雲の中にもう一つの月
その中にもう一人の私
会えたから手を取って
螺旋階段 渦巻いて
降りてらっしゃい
貰った結晶 心に落とす───




                     石川賢治「月光浴」展に寄せて


と も だ ち

2006-12-06 | た行

歩くたび 回れ右しないよに気をつけながら
10年という時間 居場所信じるには長すぎた
「久しぶり」 で分かるかな
頭がハレツしそう

───目が合った瞬間 呼ばれたあだ名
変わらないね って ・・・ちょっと複雑なんだけど? 
安心したふうに笑って
少しは大人びた顔つき
見上げなきゃ話せないなんて ね


たくさんの夢に進め ススメ
ただ願うには 僕らは大人になりすぎた
この場所でちから一杯耐えるしかなくて
絶望するには 僕らは経験不足
あきらめの悪さは 変われない
だから叫ぶよ  頑張れ皆 頑張れ 私
大きな声で  頑張ろ皆 頑張ろ 私



10年ぶりの小学校の同窓会に寄せて。
こんな事考えてました(笑)
でもあれからも結構経つんだよね~。
早いなぁ。
・・・もうトシってこと?