山風景とデジタルコラボ+α                                   

コンテンツ作製のため、山風景等を素材にして様々な試みを綴ってみます。

九州三日目後半

2010年11月27日 | お出かけ
鹿児島発桜島行きのフェリー乗船レーンへ、バスが並んだのは出航14分前。
プリンセスマリン第十八櫻島丸が、12時発の我々が乗り込むフェリーです。
15分おきに出航していますから、焦ることはないのですが。


と、ちょうどそのとき桜島が爆発したんです。
今年は火山活動が昭和32年の観測以来最も活発で、既に爆発回数が800回を越えたんだとか。
その桜島へフェリーで向かうわけです。


となれば、
乗船したのち、すぐさま5階の展望デッキへ駆け上がり、撮影したいと思うのが心情でしょう。
当然、特等席に陣取りました。


そして、
12時ちょうどにフェリーは出航しました。


トモから振り返ると、鹿児島市街がどんどん遠のいていきます。


桜島までは、直線で約3.5km。薄曇に加え、黄砂か火山灰のせいかはわかりませんが、空が霞んでいるのが残念です。


僅か15分の所要時間ですから、すぐさまバスへ乗車しなければなりません。


そして、桜島の溶岩道路を東上します。


車窓右手には、戦時中、戦艦にみたてて攻撃訓練を行った沖小島が見えます。


おおー!走行中またしても爆発してくれました。
運転手さんにお願いして、道路脇に停車してもらい車窓からの撮影です。
バスから噴火地点までは、直線で3Km程度でしょうか?
実際は、爆発地点がすぐそこに見えるんですから、そりゃもう大迫力なのですよ。


そしてバスは、有村溶岩展望所へ到着しました。
観光客は、チャイニーズとコリアンがその大多数を占めています。


かつて大噴火した際に流れ出して固まった溶岩台地に、展望所は作られています。


階段に降り積もった火山灰も撮影しておきましょう。


さきほどの爆発雲が段々小さくなっていきますね。


火山弾飛来などの緊急時に備え、非難壕も各所に作られていますから、まあ、安全かな?


売店で、同行女性軍お勧めのバインジュースを飲んでみました。
こりゃ! 確かに美味しいです。


桜島には日本一大きな名物と、日本一小さな名物があるんですって。
桜島大根が、日本一大きなダイコンで、この小蜜柑が、日本一小さなミカンなのです。


さあ、全ての観光を終了しました。あとは、一路空港へ向かうだけです。
すると、バス走行中に深港あたりで、またしても爆発してくれたんです、桜島。
僅かの滞在時間中に三回もの爆発を直視できたんですから、皆様もさぞ満足されたことでしょう。


鹿児島空港までは、かなりの時間がかかるのかと思いきや、もう到着のようです。


オイオイ、まだ14時前ですけど! これじゃ、いささか早すぎではありませんか!


フライト時刻は、16時05分なのですよ。
どうやって、空港で二時間もの暇をつぶせばいいのですか?
もっとも、往路の羽田までのドタバタ劇では、ご免被りますけどね。
こんなことになるなら、開聞岳をあきらめたのが心残りになるではありませんか。


まあ、そう思ったところで、
到着してしまったものは仕方がありません。
ならば、展望デッキにでも上がってみましょうか。


YS-11退役のあとに新規導入されたプロペラ機体が見えました。


どこへ飛び立つのでしょうね。ジェット機が右から左方向へと離陸していきます。


などと、たそがれていたところで面白くもありません。

ならば、遣り残したあることを、空港で消化しておきましょうか。

つづく

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