山風景とデジタルコラボ+α                                   

コンテンツ作製のため、山風景等を素材にして様々な試みを綴ってみます。

2011元旦 その3 資料内容

2011年01月06日 | 歴史ネタ
「取り急ぎ」の冠付ですが、
専門家よりの資料が届きました。


出典書物は、なるほど!
地方史研究所『伊豆下田』昭和37年刊でしたか!

もちろん地元の図書館で拝読したことがある書物でした。
もしかすると当該ページのコピーが、手持ち資料の束に埋もれていたかもしれませんね。

あらためて資料を熟読しますと、仏像形式に近い垂迹形式ではないかとのこと。
右手に持つものは『桃』ではなく、宝珠であるとのこと。
さらには、光背と思われる朱色の円盤および、緑青・金泥に塗られた雲形の台座から推して、太陽神を象徴するかのような神像彫刻を考えることができる。等々の記載があります。

実は神官さんからある逸話と、日光月光菩薩の内の一体ではないか?との説を聴取していたのですが、某学芸員殿の見解ですと菩薩系は上半身裸であるはずの理由より、「ありえないだろう」とのこと。
「この像が天照大神かどうかの確証はないにせよ、神像であることは間違いない」とのことだそうです。

いずれにせよ、推定される製作年代の立像として価値あるものに違いはないでしょうから、元旦だけでも拝殿に飾り、広く一般に拝んでいただくのもよいのかなぁ。 などと思うでした。





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