森かずとしのワイワイ談話室

平和・人権・地球・子育て・教育・くらし・そしてまちを語る

今、ミャンマーで

2007-09-29 01:33:55 | これでいいのか金沢・日本そして世界
 ミャンマーの軍事独裁政権が暴走しています。世界の弱者の側に立って、ジャーナリズムを体現してきた長井健司さんが銃撃を受けて亡くなりました。もちろん、ミャンマーの人々が大量に拉致拘束され、デモ鎮圧の国軍!によって、殺害されています。私は、この事態に対し、満腔の怒りを表明します。そして、日本政府に求めます。平和憲法を持つ日本政府は、国際社会に働きかけ、武力では決して利益を得ることは出来ないことを知らしめなければなりません。
 今、私のところに届いたメール情報を転載します。


ビルマの人々を守れ
2007年9月26日

今日、数千の僧侶、アーティストそして一般市民が抗議運動のため、道を埋め尽
くしました。ビルマ僧侶連合の呼び掛けで起きているデモは、ビルマ国内の26の
市や街で平和的に行われています。しかし、これまでビルマ軍事政権がこのよう
な事態を鎮圧するためにとっている行動から考えると、大殺戮が行われるのは時
間の問題だと思われます。

200名以上の人々がすでに逮捕・拘留されており、その人々は拷問の恐怖の中に
います。また、この事件を取材しようとしているメディアの人たちは、カメラを
没収されたり、多大な嫌がらせを受けています。

国民民主連合のメンバー40人が8月23日に静かに始めたこの抗議行動は、500%の
過酷な石油価格高騰に反対を表明したことがきっかけとなった。

大きなうねりとなったこの抗議行動は、今や大きな民衆運動となっています。現
在のこの状況は、軍事政権が人々の民主主義と公正な社会への願望をことごとく
葬り、残酷な暴力を市民に対し行った1988年の民衆蜂起を彷彿させます。

ビルマの人々は、再び非常に重要な闘争の時期に直面しています。この闘争は、
今後のビルマの人々の人生を変えるであろうという意味で重要なのです。彼らは
単に石油の価格高騰に対し闘っているのではありません。彼らは自分の命、そし
て民主的かつ平和的な社会に生きる基本的権利のために闘っているのです。

私たち「武力紛争予防のためのグローバルパートナーシップ(GPPAC)」は、正
義、平和、そして民主主義を求めるビルマの人々と心を一つにしています。私た
ちは、このビルマの困難な時期に、国際社会がこの状況に関心を持ち続けること
を求めます。

また、私たちは豪雨にも関わらず以下の要求を出しつづけているビルマの人々に
支持を表明します:
1) ビルマ政府が人々の基本的ニーズに応えること
2) アウン・サン・スー・チーを含むすべての政治犯を釈放すること、
3) ビルマ国内での真の和解を行うこと

国際社会、特に国連及びASEANに関しては、ビルマ軍事政権に対し直接行動を起
こす時期が来たと信じています。すべての関係者が含まれた三者協議に代表され
る実体のある真の改革を始めるよう軍事政権に対し要求すべきです。これは
ASEANが真に思いやりと分かちあいの精神のある共同体を構築する意志があると
いうことを示す最大の機会です。その一方で、国連、特に潘基文国連事務総長
は、国連安全保障理事会の正式な議題としてビルマの問題をもう一度取り上げる
努力をするべきです。

軍事政権はすでに抗議者たちに対して実力行使をすると宣言しています。また、
メディアが最近の状況を報道することを阻止されているということも憂慮すべき
ことです。世界の指導者は今こそビルマ軍事政権に対して非暴力で抗議する者た
ちへの暴力的な弾圧をやめることを即座に求めるべきです。

ビルマの人々が嫌気が差している原因は、日常の経済的困窮にだけでなく実行支
配をしている軍事政権の国家の統治法にもあります。ビルマには正当な法などあ
りません。あるのは人びとに選ばれても、求められてもいない支配者が敷く秩序
です。

軍事政権が対話に参加し、ビルマの人々の正当な要求に耳を傾けるかどうかを厳
しく見守ります。そして、軍事政権が抗議している人々に対して暴力的な手段を
取らないことを強く求めます。

国際社会はビルマでまた新たな虐殺が起きることを見過ごすわけにはいきませ
ん。国際社会および民主主義を愛し平和を支持する人びとが、ビルマの軍事政権
の次の行動を注視しています。私たちは国家平和発展評議会に対して今回のビル
マの危機を対話によって解決するよう要めます。失敗するようであれば、ビルマ
の人々および世界中にいる彼らへの支持者は政権の交代を強く求めるでしょう。

さらなる詳細はwww.iidnet.org をご覧下さい。

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