昨日のドラマ工房キッズ・クルー公演に続いて、ティーンエイジャの青少年が舞台狭しと躍動する金沢ティーンズミュージカル(KTM)の第三回公演が行われた。演目は、KTMの中心的指導者の山科妃登美さんが脚本を書いたオリジナル作品「チェックメイト」だ。卒業旅行に旅立った女子中学生が、不可思議な列車に乗せられて、不可思議な出会いと体験を重ねる。その中で生きる目的や命の価値などを問いかけられていく。そして現実化した別れ・・。
こういったいのちとか生きるといった深遠なテーマを子どもたちは自己投入して見事に演じきった。子どもたち同志の討論もあったことだろう。ダンス、歌唱、セリフ、演技動作、どれも自然でかつダイナミックだ。一年間の鍛錬による技量とミュージカルを楽しんでいる気持ちが身体全体の表情になって出ていた。
市行政としての子どもの文化芸術活動には多種のメニューがある。恒久的な市主宰行事から、育成自立が求められる流れにあって、子どもたちの文化芸術活動をどう支えていくべきなのか、当事者を巻き込んで新たな答えが模索されてもいる。市が関与しつつも、主体は市民の側に移る。しかし文化がコストカットや競争原理による性急な淘汰の対象になることは決して望ましいことではない。多様なチャンネルを維持し、施策として最低限を支える。ヨーロッパでは工夫を凝らしながらも、文化に対する公共の責任という概念が普遍化していて、文化関連予算は日本とは桁が違う。これはドイツの諸都市でもそうだった。
私は、若いエネルギーと熱い大人たちの情熱によって、練り上げの途上にあるKTMの今後を期待感を持って見守っていく。
こういったいのちとか生きるといった深遠なテーマを子どもたちは自己投入して見事に演じきった。子どもたち同志の討論もあったことだろう。ダンス、歌唱、セリフ、演技動作、どれも自然でかつダイナミックだ。一年間の鍛錬による技量とミュージカルを楽しんでいる気持ちが身体全体の表情になって出ていた。
市行政としての子どもの文化芸術活動には多種のメニューがある。恒久的な市主宰行事から、育成自立が求められる流れにあって、子どもたちの文化芸術活動をどう支えていくべきなのか、当事者を巻き込んで新たな答えが模索されてもいる。市が関与しつつも、主体は市民の側に移る。しかし文化がコストカットや競争原理による性急な淘汰の対象になることは決して望ましいことではない。多様なチャンネルを維持し、施策として最低限を支える。ヨーロッパでは工夫を凝らしながらも、文化に対する公共の責任という概念が普遍化していて、文化関連予算は日本とは桁が違う。これはドイツの諸都市でもそうだった。
私は、若いエネルギーと熱い大人たちの情熱によって、練り上げの途上にあるKTMの今後を期待感を持って見守っていく。
お元気でしょうか?
先日は、金沢ティーンズミュージカル第3回公演にご来場いただきまして有難うございました。
オーディション時からの子供たちの成長ぶり、
自分でも驚くほどでした。
これからも金沢ティーンズミュージカルは、子供たちの絆を固め、一丸となって皆様に感動を与えられるよう精進していきます。
有難うございました。