里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

古木の紅白の梅

2022年04月11日 | 古木管理

我が家の古木の紅梅と白梅。
樹齢は正確ではないもののざっと百数十年。
樹勢は弱っており、維持に苦心しています。
これが白梅。


手前に育苗ハウスがあるため屋根越しに撮っています。


数日前が開花のピークでした。
今年は昨年より10日は遅れていますが、例年並か僅かの遅れといった程度。


昨年より花数は多いようです。


3年ほど前、タマカタカイガラムシという害虫が付き、思い切って剪定をしたため樹勢にも相当影響したはずです。
しかし、結果的にはそれが奏功し、昨年から害虫は確認していません。
花が楽しめるまでに復活してきたので良かったと思っています。


この白梅は実は僅かしか着かない花梅で、元々は花数が非常に多い梅です。
実取用の梅より開花が遅い。
老木化した幹と相俟って絵になります。


この状態が維持できれば、良しとします。
これが紅梅。


こちらも昨年より10日ほど遅れていますが、ほぼ例年並。
白梅より1週間~10日ほど遅れて咲きます。
この紅梅が満開の頃にソメイヨシノが咲き始めるので、梅としてはかなり遅い方。
今が、満開といったところでしょうか。


もっともこの紅梅は老化が著しく、花数は寂しい状態です。


幹に空洞があり、樹勢は弱くなる一方。


強い剪定は避け、新しい枝を極力伸ばすようにしていますが難しい。
この紅梅は花びらが八重で、濃い紅色です。


昔は花数も多く、見応えのある紅梅でした。
その復活は困難ですが、それでも紅白のコラボは良いものです。


これは家裏にある実取用の白加賀。


1週間ほど前がピークでした。
花数は物足りませんが、これでも昨年よりは多くなっています。


最初にタマカタカイガラムシが付いたのがこの梅で、思い切って枝を切り落としました。
復活の兆しは見えます。まだまともな実が成るとは思えませんが。


これは雑梅で品種不詳。


こちらは3月中にほぼ満開で、間もなく花収まりです。


実は小さいながら漬け梅にするのに手頃な梅です。


今年は昨年よりも花数が少なく、あまり期待できないでしょう。
こちらも古木なのでやむを得ません。


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