里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

蔓ありサヤインゲンの間引きと土入れ

2024年06月26日 | 畑:豆類

サヤインゲンは蔓なしと蔓ありを時期を変えて作っており、蔓なしサヤインゲンは収穫を始めました。
こちらが蔓ありサヤインゲン。


我が家郎党が平莢を好まないため全て丸莢(丸平莢)です。
畝作りからネット支柱立てまで準備は大分前に終わっていました。
種播きは6月10日。
畝間150㎝、株間30㎝。
ここ4年ほど「いちず」と言う品種を作ってきましたが、今年品種を変えました。
「いちず」は半蔓性に分類されることもあるようで、非常に成り込むのですが、その分長期収穫は難しい。
今年は再び従来の蔓性のケンタッキーワンダー系の品種に戻しました。
右が「ケンタッキー101」、左が以前作っていた「ケンタッキーカンサス」。


適温期なので普通に播き穴を開け3粒を直播きしました。
異常乾燥だったことから放置は出来ず何度か灌水しました。
まずまずの発芽です。気温が高いため生長は早い。
品種間に大差はないものの、若干ながら「ケンタッキー101」が発芽、生育とも揃いが良さそう。
こちらが「ケンタッキー101」。タキイ種苗では丸平莢と分類しています。


3本発芽した所は2本立てに間引きします。


間引きは引き抜かずに鋏でちょん切ります。


さらに根元に移植ベラで周囲の土を寄せ土入れしました。土寄せの替わり、おまじないのようなものです。


少しでも根張りを良くしようと思いやっていますが効果の程は分りません。
ほぼ2本立てになっています。1本立てが少々あるものの欠株はありません。


こちらがケンタッキーカンサス。


同様に間引きし、土入れをしました。


欠株はありませんが、1本立てがあります。


当地もようやく梅雨入りしたものの降水量はわずか。依然水分不足の状態が続いています。


昨年は猛暑で落花が甚だ目立ちました。今年はうまく成長してくれますか。
蔓なしサヤインゲンから蔓ありサヤインゲンへとスムーズに繋がることを目論んでいますが、どうでしょう。