里山悠々録

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干し柿づくり'22~今年の干し柿は間もなく終了

2023年02月27日 | 干し柿づくり

干し柿は、干し始めから3ヵ月以上が過ぎました。
昨年は蜂屋柿が大不作で、干し柿も残り僅か、昨年より大幅に早く終了となります。
昨年の今頃は沢山残っており、今年の数倍はあったでしょう。4月になってからも食べていました。
今残っているものは、殆ど小玉の干し柿です。
これは1月10日頃にポリ袋に入れ、気温の上がらない部屋で保管している干し柿。


空気に晒したまま放置すると硬くなるので、このような簡便な方法で保存しています。
白粉は満遍なく回っていますが、地肌が全く見えないと言うほどではないようです


年内にタッパーに入れ冷蔵庫で保管していた干し柿は全て消費済みです。
量が少ない場合、軟らかい干し柿を好む人は、そのようにして保管するのが簡便です。
より長期に同じ状態を保ちたい場合は冷凍するのが確実。
今年冷凍保存している干し柿は少量ですが、一寸取り出してみました。


右が年内のあんぽ柿を冷凍したもの、左が年明けのころ柿を冷凍したもの。
白粉の回り具合で区別がつきます。何れも結構大きな干し柿です。


干し柿は水分が少ないため冷凍してもカチンカチンにはならず、手で押すと弾力があります。
茶菓子として出ている干し柿。殆どが小玉です。


1個取ってみます。


割いてみます。


小玉の干し柿は硬くなりやすいのですが、比較的軟らかい。
今年は量は少ないながらも、小生好みのねっとりとヨウカン状の干し柿を味わうことが出来ました。
ちなみに遡って、これが年内のあんぽ柿。


これが年明けのころ柿。


現在のころ柿と比べると違いがよく分ります。
昨年は、3月になっても大玉のころ柿が茶菓子で出ていました。今年は小玉の干し柿で残り僅か。
若い頃はそれほど干し柿を食べたいとも思いませんでしたが、今では好物になっているから不思議です。



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